Hail Hail

 

旅行記を書き終えての備忘録、その2

気づきその2 後悔、失敗、無駄遣いは後日格好のブログネタに変わるけど鮮度が大事!

13日早朝の歴史的敗戦のショックから立ち直れてませんが、先日のその1に続いて書き留めたいと思います。

タイトルにある通りなんですけど、旅行をしていると数々の後悔、失敗、無駄遣いな出来事が多々起こります。さらには、運良くひどい被害には会いませんでしたが、海外を旅するとやはりすりや盗難、暴力などの犯罪行為に巻き込まれる可能性もあります。

当然、起こった直後や被害の大きさに応じて物理的、精神的な被害を被りますが、断言しますけど、

そういう出来事や、数々の絶対的ピンチ、困難な状況ほど、ブログネタとしては非常に美味しいのです。

一番書き起こしていて辛いのが、この3つ。(画像的には見栄えするんですけど)

1日中列車に乗り鉄でUK国内中をぐるぐる回ってる日
リーグ戦の2試合観戦で両方共余裕の当日券、しかも終わった後は宿にまっすぐ?戻って宿泊。
・都市観光と観戦セット エジンバラ行ってブラックプール行ってヨーク行って とか。

端から見ると一番安定して試合も無事観戦し、無難な落着いた旅行の1日なのですが、書いてて読んでて一番面白くないんです。汗

その一方で個人的には今読み返しても書いてても一番面白かったのが、

グラスゴー空港で昨日ちょっとしか会えなかったエミリオとばったり。

グラスゴー空港で昨日ちょっとしか会えなかったエミリオとばったり。

・ミルウォールでのスタジアム探しとミルウォールファンとの出会い その1 その2 その3

他人の不幸は蜜の味? 友人かもちゃんのオールドファーム後のベルファスト地獄紀行

二日酔いでロンドン行き飛行機乗り過ごす!取り直した別便でエミリオと奇跡の再会

他にもブリストルで万引き扱いとかバーンズリーやプレストンで偽チケット、子供チケットで入場とか、ベルファストで借りたレンタカーバックできず、さらに助けてもらった地元の人のスマホがなぜか車内に!とか、あげれば色々あるけど、とにかく何にもしないで観光スポット回ってる日記よりはるかに自己満足ですが、美味しい経験をいっぱいしたなー、という思いです。

ここで面白いのがフットボール旅行なのに話の主役はフットボールの試合や選手のプレーじゃないんですんよね。

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これも思い出に残るベルファストでトヨタ車なのにギアの入れ方分からず立ち往生事件。SNSでは超ウケた。

だから旅行記として成立するのじゃないかと思います。このサイト自体がセルティック一色にしましたし、旅行記でのタイトルも観戦旅行が主題になってますが、サッカーやセルティック知らなくても楽しんでいただけるんじゃないかなとは思います。

で、さらにもう一つ、これは反省もこめてなのですが、やはり情報は鮮度が命!

 

第一弾の旅行記が2001年の12月の話、当時はSNSはもちろんの事Wifiやゴーグルさえほとんどない状況。
インターネットはネットカフェに行かないと使えないし、電話回線を使ったダイヤルアップで通信速度はKBの時代でした。

個人的にも2009年の7回目ぐらいごろまでには何度も旅行記をブログに出そう、という考えもアイデアもあったのですが、なかなか継続的に更新できなかったのとたとえ書いてもコメントや批判やいろんな指摘を受けるのに結構ビビってました。笑

2011年ぐらいまでは情報インフラの改善が進んでいても情報量の爆発的増加は今ほどではありませんでしたが、2011ぐらい以降からSNSや無料ブログを中心として公開される情報量が爆発的に増えたし、インフラのさらなる改善で文字や画像やさらには動画までリアルタイムに近い形で現地から更新できるようになったのです。

これはどういうことかというと「なう」の情報が現在流れている大半を占めるので、現在のインフラ前提での情報以外の価値が急激に下がってしまった感覚があります。

だからネタとしては面白いんですが、過去の日記を現在に公開しても、当時は面白いネタになりえたであろう、道に迷ったり、時間や方向を間違えたり場所を聞くために人に尋ねて失敗した、というネタが、今なら「なんでグーグルマップ見ないの?」「Wifiでネットで調べれば一発じゃん」となって終了!してしまう状況になってしまってるのです。

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SNSを通してサンフランシスコで教えてもらった日本食やさん。これこそリアルタイム性で享受された情報

人とのコミュニケーションや山勘に頼らなくてもリアルタイムで更新したり、何なら現地で聞かなくてもSNSで普段付き合いのある友人たちにコメントを求めることも簡単にできていまいます。

過去の旅行記の出来事を読んでも、時代が違うので旅行記で重要な「リアルさ」が欠けてしまった。情報として価値が下がってしまったのは、やはり公開する「時期とタイミング」も大事なんだなーと思いました。

だからと言って今の時代にそぐわないからと言って出すのを憚るという意味ではないですけど。

一番最初の旅行記でさえ情報は陳腐していますが、当時の雰囲気や自分の思いのようなものは表現できてるかはわかりませんが、旅行記を通して伝えられるんじゃないかと思います。

まあ、やはりネタの鮮度は大事ですね。