Hail Hail

 

 

100年前の記録を塗り替える国内63試合無敗の新記録達成!(UK最高記録)

 

セルティック初代監督、ウィリー・メイリーの記録を塗り替える国内公式戦63試合無敗を達成したブレンダン・ロジャース

 

63はセルティックの次期キャプテン、キーラン・ティアニーの背番号と同じ。これは新記録の暗示だったのかしら。

 

ちょうど100年前の1916-1917シーズンに、セルティック初代監督ウィリー・メイリーが打ち立てたブリティッシュレコードの国内公式戦62試合無敗記録を、ついにブレンダン・ロジャースが塗り替えました。
ヨーロッパでは、ルーマニアのステアウア・ブカレストが104試合というとてつもない記録があるのですが、セルティックはそもそも62試合の記録で、ホームネーションで最高記録保持クラブだったのですが、それを自ら塗り替えました。

ちなみに初代監督ウィリー・メイリーはなんと43年間もセルティックの監督を務めた人でもあります。

 


さて、その歴史的記録を打ち立てた記念のセントジョンストン戦、歴史を作り上げたメンバーはこちら。

GK:ゴードン、DF:ルスティグ、ビトン、ボヤタ
MF:ブラウン、マクレガー(ロギッチ)、アームストロング(ヌチャム)、フォレスト(ヘイズ)、ティアニー
FW:デンベレ、シンクレア

サブ:デブリース、ガンボア、アイヤー、エドアルド


この試合明らかにティアニーのポジションが前目でしたので、システム的には3-5-2と言っていいのではないでしょうか、シンクレアも左サイドではなく中央の1トップの下に入ってプレーしていました。


それではハイライトをどうぞ。

 

試合開始前にはリメンブランスデー追悼の黙祷が捧げられました。この日に対して反対の立場を表明しているセルティックファンは、たまに黙祷に反対して意図的に騒いだりしますが、この日は静かな一分間でした。


さて、試合はチャンピオンズリーグや連戦の疲れもなんのその、ここのところ調子が上がらないセントジョンストン相手に果敢に攻め立てます。

フォレストの突破やデンベレのポストを生かして攻め立てますが、先制点はセットプレーからでした。
コーナーキックで相手マークを逃れたシンクレアがフリーでニアサイドにダッシュ、アームストロングのグラウンダーのボールを強烈にゴールマウスに突き刺し、1-0とします。

先制点のシンクレアと後半に2点目を取ったデンベレ、二人が近くでプレーするといい展開が生まれますね。


後半は、カウンターからデンベレ、オウンゴール、そして途中から入ったヌチャムのゴールで、危なげなく4-0の完勝でした。

 


この勝利により、国内63試合無敗記録が樹立されたのですが、実はブレンダン・ロジャース一人でこの記録を打ち立てたのではありません。実際はブレンダン・ロジャースが監督になってからは62試合無敗なのです。

ということは歴史的記録の最初の一歩を踏み出したのは、前監督のロニー・デイラの最終戦、2016年5月15日のリーグ最終戦のマザウェル戦(7-0)が、1試合目になります。
その前節では昨日対戦したセントジョンストンに1-2で破れています。


足掛け3シーズン、18ヶ月間、2人の監督によって成し遂げられた偉大な記録は今後も破られることはまずないでしょう。しかもまだ継続中です。
どこまで続けられるのか、果たして記録が途切れるのはいつになるのか、偉大な歴史に立ち会えたことに喜びを感じつつ、今後も応援していきたいと思います。


MON THE HOOPS!