Hail Hail

 

2008年12月30日 (火)

 

8時?起床、朝食はダイニングルームで。この時期なのに結構他にも客がいた。
人気のB&Bなのかも。

ゆっくり準備して9時半すぎにチェックアウト、なかなか快適なB&Bだった。
プレストンまで近いしランカシャーで試合を見る時は、マンチェスターかブラックプールがいいかも。

10時??分 ブラックプールノース → 10時?? プレストン
プレストン → マンチェスターピカデリー → リーズ → ヨーク

列車を乗り継ぎヨークまで3時間ちょっとぐらい。13時すぎにヨーク着。

今日の試合は夜なので、それまで時間があるということでヨークに来てみた。

送迎用のカートも機関車風

送迎用のカートも機関車風

ヨークといえばヨークミンスター(大聖堂)とそう、「鉄道博物館」である。
日本の開通当時に使用されていた0系新幹線が展示されていることでも有名で、19世紀の古い機関車なども多数展示されている鉄道好きにはたまらない場所。

まずは、駅から降りると、城壁がぐるっと取り囲んでいる。城壁をくぐらず駅沿いに歩いてトンネルをくぐり反対側へ、左手の坂を登った駅舎の反対側すぐに鉄道博物館がある。

UKの観光スポット、城とか大聖堂とか、は有料なんだけど、さすが教育大国、大英博物館もそうだけど博物館は入場が「無料」なのである。しかも、ここから先は有料!ということもなく展示物は全て無料で見られる。

エントランスを入ってすぐに、いきなり キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
まさに「機関車トーマス」の世界!それも実物!

王室戴冠時の特別列車

王室戴冠時の特別列車

口あんぐり開けて飽きるまで、いやいやいくら見ても飽きないんだけど、一両一両食い入るように見つめる。

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もうこのグランドホールの展示車両だけでお腹いっぱいな感じ、歴史的な蒸気機関車から、蒸気機関車で最高スピードを出した機関車、最初のディーゼル車や電車もあり、その中に鉄道歴史上燦然と輝く我らが新幹線も飾られている。
鉄道発祥の地においてアジアの車両で唯一このホールに飾られていることに同じ国から来たものとして誇りに感じずにはいられない。

新幹線の置かれた場所にはパネルがあり、イングランドはロンドンキングスクロスから、ベリックアポンツイードまで新幹線型の高速鉄道を施設する計画があるらしい。その際、鉄道施設と使用車両には日本の新幹線タイプを日本の企業と一緒にJVで進めるそうだ。(2008年現在)

新幹線と並ぶ高速列車と言えばTGV

新幹線と並ぶ高速列車と言えばTGV

このコーナーだけで1時間以上かけて見ていたため他の展示コーナーは泣く泣くパス。次回はもっと早く来て1日かけてゆっくり見学したい。

ショップを経由して外に出て再度駅の方に戻り今度は城壁をくぐってシティセンターへ。

街を流れる川を渡ったかなり先に、どうやっても全貌が見えないほどのでかい建築物が姿を表す。
イングランドの中でも非常にこじんまりとしていて可愛らしい街並みを抜けていくと、巨大なヨークミンスター(大聖堂)登場。

どっからカメラを構えても広角じゃない限りフレームに収まらないほど巨大。

調べたところ北ヨーロッパ最大のゴシック様式建築物らしい。ぐるっと一周してみたが、あまりにも巨大すぎてどっから見てもよく分からないし、どこから撮っても建物がうまく撮せない。。。。しかも1周するだけでも10分以上はかかる。

ヨークミンスター正面、でかすぎて写真に収まらない

ヨークミンスター正面、でかすぎて写真に収まらない

ぐるっと回ってから、中に入ると時間もかかりそうなので駅に戻ることに。

正面を映した動画をどうぞ。

ヨークはかなり観光地として気に入った。近くに泊まりながらゆっくり見学していきたい街である。

駅に戻り遅めの昼食を買って南へ下る。

15時?? ヨーク → 16時?? ドンカスター。

ヨークシャーでの宿泊拠点にしているドンカスターへ。歩いて街からちょっと離れたB&Bエリアへ行き、宿を確保。
ソーンロード沿いのタウンフィールズホテル、一泊£35ぐらいだったか。ホテルのオーナーは感じのいいおばちゃん。
ホテルの調度品、備品がかなりこだわってる感じ。好きな人にたまらないんだろうな。

ベッドに天井がついてるのは初めての経験

ベッドに天井がついてるのは初めての経験

荷物を置いて、17時ごろ出発。
17時??分 ドンカスター → 18時?? ハル

なんと2年前はチャンピオンシップで戦っていたチームが初昇格を決めてプレミアリーグで見れるようになるとは。
2年前もスタジアム新設でチケットは売り切れ続出だったのだが、プレミア昇格を決めてさらに厳しくなった。

日本にいた時に、前回ヨークシャーダービーを日本から見に来ていて、今回も友人含めプレミアでの試合を見たいのでなんとかならないか、とクラブにメールしてみたところ、返事が返ってきてなんと3枚確保してくれた!らしい。

チケットのコピーも何もないので、メールの返信だけをプリントアウトしてメールの内容を信じてきてみたのだが果たしてチケットはゲットできるのだろうか。
一緒に見るかもちゃんは現在ハルに向かっていて宿を確保してからスタジアムに来るそう。来てもギリギリらしい。

駅到着後、前回同様の道を通りスタジアムへ。半信半疑ながらチケットコレクトポイントに行ってみると、なんと無事にチケット確保できていた。All Ticketだったのになんとかなるもんだ。メールだけのやり取りなのにクラブ側は誠実に対応してくれて感謝。

あとは、かもちゃんが来るだけなのだが、試合開始近くになってもこない。
ようやく連絡が入ったが、日本で予約しておいたホテルは駅から遠く、チェックインした後もタクシーで向かわないといけない距離らしい。

これで、キックオフは間に合わない。。。

それでも開始5分ぐらいでタクシーを飛ばしてやってきたので、急いでスタジアムへ入る。
席はコーナー側、運よく取れたチケット、文句は言うまい。

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気温も寒いが試合内容はもっと寒い!

試合は、ここまで好調のアストンヴィラが優位に進めるかと思ったが、前節大敗しているハルシティ相手に攻めあぐねている。見るところなく前半は0-0で終了。
この夜は試合観戦には辛すぎるほど寒く、ホッカイロをしていても震えが止まらない。上空に寒気団でも来ているかのよう。

あまりにも寒いのでハーフタイム中はコンコースの中に避難。

後半も、動きの鈍い両チームで観戦の集中力も散漫気味。昼間の観光の疲れも出てきて見ていても楽しくない。
決定的なチャンスも訪れずそのまま後半もアディショナルタイムに移ろうかというところ、明日はバーミンガムまで移動してダブリン行きの飛行機に乗らなきゃいけない自分と、今夜はハルに泊まり明日はゆっくり近くのリーズ・ブラッドフォード空港からダブリンに飛べばいいかもちゃん。

ドンカスターへ戻る列車のことも考え、アディショナルタイムになった頃、「俺先に出るよ、また明日ダブリンでね」と言って席を離れスタンドを出ようとしたところ、、、

「ゴーーール!!!!」

なんと、この試合唯一の得点であるアストンヴィラの決勝点が決まった!

慌ててスタンドに戻るも、もちろんリプレイなどあるわけもなく、
しくったぁ、見逃したぁ〜〜〜 (ノ_<)

せっかくハルまで来て試合を見ているのに最後まで見ずに得点シーンを見逃すなんて、、(´Д` )
しかも、試合後のスタッツ(試合データ)を見るとゴールが決まったシュートがこの試合で唯一の枠内シュートだったもんだから、いかにがっくり度が大きいか想像いただけるだろう。(=つまらない試合、ということも言えるのだが)

そのまま試合終了し、再び急いで駅まで戻りドンカスター行きの列車に乗る。試合開始が20時とナイトゲームにしては15分遅いので列車に間に合うドキドキしたが、乗車でき0時前にはドンカスターに戻ってきた。

駅について深夜営業しているコンビニに行き、食料を買ってホテルへ戻る。
ホテルで軽く食事をしてシャワーを浴びて就寝。

次の日に続く。