中村俊輔のいたチーム、とだけ思ってませんか? 最高のファンとコミュニティを持つセルティックの魅力を紹介

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パブ Pubs

パブとビールとフットボール  Wee nice Football Pubs

※wee とはスコットランド訛りで「小さい」とか「少し」=Littleと同義語

セルティックに限らずどのフットボールクラブでもサポーターや地元の人が集まる「パブ」が必ずある。このクラブにとって代名詞のような有名パブから、一見オーセンティックの普通のパブなんだけどコアなサポーターが愛するパブ、はたまたローカルの人しか来ないパブまで。フットボール観戦と現地宿泊とセットでチェックして楽しみたいところである。

観戦旅行中は移動と観戦の繰り返しで、実はあまりパブに入ることが多くはないのだけど、その中で行ってきた、もしくは近くを通ったパブを画像で紹介します。
観戦旅行される際に参考にしてもらえれば、とも思うし、自分も今後また観戦旅行する際に意識して特徴なりを観察して画像に収めてこようと思うので。

フットボールパブに行く時の基本的な注意点
 特定のクラブのパブに行く時はニュートラルな格好か、そのクラブのグッズ(スカーフ等)を身につけて入店すること。ニュートラルの格好でも「Home Funs Only」の場合は入り口でセキュリティに止められる可能性がある。アウェーの格好をしてる現地のファンが紛れ込んでるのを何度も見たことがあるが、お互いにライバル関係がなければ問題はあまり起きないが、お勧めはしない。ニュートラルなパブはどの都市、もしくは街の中心地、郊外かによるが、ベルファストやグラスゴーのニュートラルなパブでは「No Football Colors」の店が多くフットボールクラブのスカーフ、ジャケット、帽子など、身につけての入店はお断りなので注意してほしい。(それ以前にベルファストとグラスゴーではトラブル防止のためセルティックのカラーは街中でも身に付けないほうがいい)

・グラスゴーのパブ
・ロンドンのパブ
・リバプールのパブ
・UK以外のセルティックパブ
・その他のフットボールクラブのパブ

グラスゴーのパブ Pubs in Glasgow

グラスゴーのパブは大きく3つに分かれる。いや実際には4つかな。
一つはセルティックパブ、もう一つはレンジャースパブ、さらにはセントラルエリアにあるニュートラルパブ、最後にホテルにあるラウンジ兼パブである。
グラスゴーに訪問する際、ほとんどがセルティックパブに行くのだが、レンジャースパブ以外には行ったことがある。これらの違いは、明らかなのだがフットボールカラー(セルティックの緑、レンジャースの青)を身にまとって入れるかどうかである。セルティックパブではレンジャースの青はご法度だし、逆もまた然り、ニュートラルに至ってはどちらも入店お断りである。唯一ホテル内にあるパブはどちらがダメというようには決めていないが、だいたいどちらかのサポーターが占拠するのであまり入りみだれることはないのではと思う。

セルティックファンの集まるパブでいくらセルティックファンがフレンドリーと言っても、携行品の管理はきちんとすること、何かのトラブルが起こった時自分の身は自分で守ること、帰り道、帰り方をきちんと把握しておくことなど、海外旅行していて当たり前のことを踏まえておいて欲しいが、あまり過敏に警戒しても全く楽しくないので、おごってくれることに断らない、言葉はわからなくても積極的にコミュニケーションをとる、とにかく一緒に楽しむことが大事。

Bairds Bar , Gallowgate ベアーズバー。(2013年に閉店)

度重なる店内でのトラブルによりすでに閉店してしまったパブであるが、セルティックパブの代名詞的存在だった。2,000年には時の監督代行だったケニーダルグリッシュ(最悪の監督だったジョンバーンズの後を受けて)がセルティックパークでなくここで就任会見を行ったことでも有名。グラスゴーに行ったらほぼ毎回訪れていた大好きなパブで色々な出会いがあったが、残念ながら完全閉店。店内に飾られていた一番古いバナーもオークションに出されてしまった。ベアーズバーのある通りのギャロウゲートは2005年?の法律改正による店内全面禁煙を受けて店をたたんだところも多く現在はそれほど多くのパブがあるわけではない。

Bar 67, HOOPS Bar,Weemans Bar Gallowgate バーシックスティセブン

そんな中ベアーズバーと同じ通りのギャロウゲートで有名ライブハウスバロウランドの向かいに位置し、セルティックがヨーロッパチャンピオンになった年を名前に付けたBar67は元気に営業中。店の壁面にはグラフィティ(壁画が描かれており、歴代の選手監督が登場する。同じ通りには、隣にHOOPS BARフープスバー、ウィーマンズバーなども並び、それぞれセルティックパブとして現在も営業中。

地図

 

ToolBooth Bar, London Road トゥールブースバー

ギャロウゲートとセルティックパークを挟んでほぼ平行に走っているロンドンロードの端にあるパブ。造りはオーセンティックなアイリッシュパブだが、れっきとしたセルティックパブ。面した道路が大きいのでサポーターを乗せるコーチの停留所兼集合場所にもなっている。

地図

Failte, City Centre フォルシェ (2015年6月閉店)

セントラルステーションから徒歩5分以内に行けるセルティックパブ。シティセンター内にあるので、ギャロウゲートのパブのように過度なセルティックの装飾は店内に施されていないが、スタッフも集まる客も全てセルティックファン。試合後にはギャロウゲートのパブ同様大混雑する。あまり綺麗な店内とは言えないが2008年渡英当時から行くたびに訪問している便利なパブ。残念なことに前回5月訪問時の後に6月閉店してしまった。
地図

 

The Brazen Head, Cathcart Road ザ ブレイズンヘッド

ダブリンにある世界最古のパブと同じ名前のセルティックパブ。ずーっとグラスゴーにあることを知らなかったが、先日初訪問。なかなか広い店内はセルティック一色のデコレーション。クライド川を越えたところにあるのだが、徒歩圏でシティセンターに戻ることができるのも嬉しい。日本で1,500円はするベルヘイヴェンベストもたったの500円で飲める。(2015当時)

Yates’s ,Sauchiehall Street イエイツ

おそらく、O’Neillsに次ぐ?ぐらいのチェーン店形式のパブ。だいたいUKの主だった都市には1店舗ぐらいはあるだろう。ニュートラルなパブなので、フットボールカラーはご法度だが、その分普通の人にも入りやすいパブ。
セントラル、クイーンズストリート駅からはともに少し距離があるので、近くにホテルを取っている時に利用するといいかも。(店内写真のみ)

地図

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ロンドンのパブ Pubs in London

ロンドンはそれこそそこらじゅうにパブがあり、美味しいビールを飲みフットボールを見るだけならわざわざ数の多くないセルティックパブを探すことはないが、セルティックの試合をパブでみたいとなるなら別。

毎週のようにロンドンからセルティックパークへ通うファンも中にはいるが、多くはやはりパブで応援している。一つのパブで少なくとも40~50人、多いところで200人以上が集まると聞く。ある意味今のセルティックパークで見るよりも盛り上がるかもしれない。ロンドン滞在時は多くがブリットレールのキングスクロス、セントパンクラス、ユーストン周辺に泊まることが多いので、そこからあまり遠くないパブを紹介する。

Cock Tavern, Kings Cross  コックタバーン

ロンドンNo1CSCのホームパブでもあるコックタバーン。試合のない時に何度も行っているが、普段はそれほど客は多くない。バーラウンジの奥はプールバーになっていてそこでセルティックの試合放映が行われる。また、2006-2007シーズンのプレシーズンでチェルシーと対戦した時はこのパブが集合場所になっており相当数のファンが詰めかけたが、チェルシー、ミルウォール等のフーリガンが襲撃計画を立てたため、警察にパブをロックアウトされスタジアムに行けなかったという出来事もあった。(試合の時はメンバーシップが必要と思われるので要確認)
ユーストン駅から歩いて3分
地図

 

Sheephaven Bay Camden シープヘイヴンベイ

前述のコックタバーンよりさらにちょっと北、最寄り駅でいうとモーニングトンクレセントだが、カムデンタウンまで行って戻ってくるか、ユーストンからでも歩いていける。Comden Bhoys カムデンボーイズのホームパブだが、もちろんセルティック以外の試合も放映するので、調子に乗ってセクタリアンソングやIRAのチャントを発すると出禁になるので要注意。バーカウンターを中心に3つのラウンジがあるという構造的にちょっと入り組んだ形になっている。ユーストン徒歩15分。カムデンタウンからも10分ぐらい。
地図

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リバプールのパブ Pubs in Liverpool

次に爽快するのはアンフィールドに近接するリバプールFCのパブである。たまたま他のクラブに比べてパブに入っていたので、画像を撮っていた。試合前はもちろんファンでごった返し立錐の余地もなく、まるでテラスだった頃のKOP Endのよう。ドリンクを買いに行くだけで一苦労だ。アンフィールド周辺はクラブショップとパブ以外に立ち寄るところがないので、早めにチケットゲットできてショップで買い物を済ませたなら、パブに立ち寄ってみてほしい。

The Albert ジ アルバート

リバプールといえばこのパブ、港湾都市リバプールの象徴的な施設、アルバートドックから名前をとった店の中は、世界的クラブであるリバプールFCの名に違わず世界中のクラブのスカーフが飾られている。試合当日は早くからファンが集まり、キックオフが近づくにつれて店内の盛り上がりもヒートアップしてくる。混雑で長居するのは難しいが、試合前に必ず立ち寄りたいパブ。
地図

The Park ザ パーク

ジ アルバートとは道の反対側バス停のそばにあるのがこのザ パーク。こちらも試合前になるとファンでごった返し、チャントの大合唱となる。この店の面白いところが店が縦に長くて入り口が2つ、手前と奥にあり、確か試合当日だと奥側からしか入れず入場規制を行ってたと思う。出口は逆にスタジアムに近い手前側から出るという方式を取っている。比較的内装はこちらの方が落ち着いている。
地図(Google Mapでポイントできないが、バス停の並び。いけば一目瞭然でわかるはず)

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UK以外のセルティックパブ  Celtic pub outside from UK

Cheers Bar Sydney Australia チアーズバー

2011年セルティックのオーストラリアプレシーズンツアーの際に訪問。試合前日には当時監督のニールレノンも店に訪れたらしいが、試合当日着の弾丸だったため会えず。前情報なく入ってみたところ地上2階、地下1階あり、気がつかなかったのだが地下ではライブも行われていた。シドニーシティCSCのパブであると同時にリバプールのパブでもあるのでリバプールの試合の時も大混雑する。
地図

 

Fiddlers Green San Francisco USA フィドラーズグリーン

サンフランシスコ国際空港駅から一駅徒歩10分で行けるアイリッシュパブ。サンフランシスコCSCのホームパブでもある。オーナー夫婦はアイリッシュでドニゴール出身。短時間滞在だったが非常によくしてくれた。ビールはもちろんの事料理が格別に美味しい。サンフランシスコ滞在時やトランジットで時間がある時など、また訪れたいパブの一つである。
地図

 

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その他のフットボールクラブのパブ

入る機会がなかったが、スタジアム近くの有名なパブ

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アイルランドのパブ、ギネスストアハウス

最後にざっとご紹介

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