Hail Hail
レンジャーズ、キルマーノックに引き分けてついにカイシーニャ監督を解任!
ついに、セルティックの送り込んだ、傭兵、「エージェント・ペドロ」が役目を終えレンジャーズを解任されました。
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解任の決定的な理由となったのが先週末の、リーグカップ準決勝マザウェル戦での敗戦と昨日行われたキルマーノック戦の結果を受けてのものです。
まずは、先週末のハンプデンパークで行われたマザウェルとのリーグカップ準決勝のハイライトをどうぞ。
今まででしたら、圧倒的に攻めるレンジャーズ、守るマザウェル、と言う展開なのですが、今のレンジャーズにはそこまでの実力と威圧感はなく、逆に今シーズン好調のマザウェルに度々攻め込まれます。
レンジャーズの攻めはいい形も作るのですが、決め手に欠き、攻撃力の低さを感じさせます。
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まあ、昨シーズンも今シーズンも頼みの綱が39歳のケニー・ミラーというんですから底が知れますね。
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一方のマザウェルは加入後から過去2シーズン15ゴールを挙げ、今シーズン早くも5ゴールを挙げるイングランド人FWモルトがこの試合でも魅せてくれます。
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ゴール前の混戦にいち早く反応し、先制ゴールを決め、さらに後半には芸術的なループで2得点で、レンジャーズの息の根を止め、マザウェルの決勝進出に貢献しました。
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この試合の敗戦で、カイシーニャのレンジャーズのキャリアは首の皮一枚つながっている状況にまで追いやられました。
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そして迎えた昨日のリーグ戦キルマーノック戦。
ホームだし、相手は降格候補で前節まで”最下位”のキルマーノックだし、と誰もが余裕で勝てるであろうと思われる試合がカイシーニャ最後の試合となりました。
大爆笑間違いなしのキルマーノック戦ハイライトをご覧ください。
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レンジャーズのホームアイブロックスで行われたこの試合、開幕当初は連日満員が続いていたスタジアムも空席が目立ちます。
レンジャーズはホームの利を生かし攻め込みますが、単発な攻撃と決定力不足でなかなか得点が奪えません。
ようやく先制したのが前半終了間際、どフリーでボールを受けたホルトが決め、1-0で折り返します。
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ドラマが起こったのは試合終了間際でした。元レンジャーズのカーク・ブロードフット(有名な中村俊輔がスワーブのかかったミドルシュートのゴールを決めたオールドファームで、幻の2得点目をハンドボールで消して退場になった選手。)が、GKパスミスを拾おうとレンジャーズのエレラをエリア内で倒してしまい、レンジャーズにPKのチャンス。
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このPKの前に元レンジャーズのブロードフットと現在レンジャーズのジャックが言い合いを始め、ジャックがブロードフットの足を蹴ります。
当初、言い合いをした二人にイエローが出ましたが、副審との協議の結果暴力行為によってジャックはレッドカードに変わり退場。
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このPKをなんとGKに止められ、キルマーノックは試合終了最後のプレイで、なんと同点に追いつきます、この得点を決めたのも、”元レンジャーズ”のクリス・バーク(この選手はクリスの名前からわかる通りカソリックでセルティックファン)でした。
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最下位相手に勝ち点を落とし、好調マザウェルにも3位の座を明け渡し、4位に転落したレンジャーズ。
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皮一枚つながっていたカイシーニャの首はクリスマスを待たずに切られてしまいました。
就任26試合での解任は、あの、”名将ww” ポール・ルグエン(31試合)以上の最速解任、最短就任期間となります。
セルティックファンとしては非常に優秀なスパイ(エージェント)を一人失いましたねww
これで、2012年の新レンジャーズ創立以来、アリー・マコイスト、スチュアート・マッコール(暫定)、マーク・ワーバートン、そしてペドロ・カイシーニャと4人の監督が去りました。
この解任のニュースを受けて、セルティックファンの間では絶賛、解任祭りが開催中です!
まずは、ブラックジョークが効いている、オンラインベットのパディー・パワーのツイート。
”カイシーニャの有名な実績”
・アイブロックスでのセルティック相手の記録的敗戦(1−5)
・郵便局員のチーム、プログレス・ニーダーコーンのヨーロッパでの大会初勝利に貢献
・26年ぶりにアイブロックスでアバディーンに負けた監督
・彼のコメントは完全にお粗末
そして元セルティックのレンジェンド、ジョンハートソンのツイート
”ペドロ・カイシーニャ解任、残念!セルティックにとっては素晴らしい仕事をしてたのに!”
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後任や暫定監督が誰になるのかはまだ全く情報が入ってきていませんが、今シーズンも彼らのシーズンは早くも優勝争い云々より、いかにチームを立て直すかになってきました。
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セルティックファンとしては強いレンジャーズが戻ってきてほしいんですけどねー。
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嘘です。いや、少しはその気持ちは有るんですけど、本音はこれからもいかに笑わしてくれる迷走が続いてくれるか、の方が嬉しいし、楽しいですね。
スコットランドの地盤沈下、レベル低迷は2強じゃ無くなったこと、とよく言われますが、それはセルティックのせいでは全くありません。
90年代セルティックが低迷してレンジャーズが9連覇していた時はそんなことは一言も言われてませんでした。
(多分)
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それもこれも、90年代から、”セルティックが(選手獲得に)5ポンド払うなら、うちは10ポンド出す(2倍払う)という当時のオーナー、サー デビッド・マレイーが過剰投資で選手を獲得していたことで、税金の未払いや不正を行って、2012年に破産、消滅したのは、他ならぬレンジャーズ自身の問題です。
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今シーズンもスコットランドで一番選手獲得にお金を使い、(セルティックの完全移籍はヌチャム、ヘイズ、ベンユーの3人だけ、ロバーツもエドワルドもレンタルだし、主力は全員残留)戦力を一新したのにもかかわらず、このざまは言い訳できませんよね。
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今シーズンはこれからもセルティックファンが格好のネタにできるような話題をいろいろと振りまいてくれそうですね。