Hail Hail

12月23日(日)   その3

リバプールライムストリート駅にたどり着き、次のロンドン行きの列車を確認すると7時10分発があるのでそれに乗ることにする。

 

これは到着時に撮ったリバプールライムストリート駅、 帰りは余裕なくて写真なしなので。

駅にあるショップで新聞と水を購入し、バーガーキングでハンバーガーを買い改札へ向かう。検札後、列車に乗り込み空いてる席を見つけて座席確保。これでロンドンまでは体を休めることができる。

列車は定刻通り発車して、行きとは違う通常の路線で走行するようだが、ロンドンユーストン到着予定がなんと12時!!! ほんとこの路線いつもならたったの2時間半で行ける距離なのに、行きは6時間、帰りは5時間ってマジ信じられない。

12時にロンドンユーストンに着いたとして、Tubeは?バスは?CABは?事前に調べられないので着いてからどうするか考えるしかない。もちろんホテルまで歩いて行くなんてちょっと不可能なぐらい離れている。

車内では本読んだり、CD聞いたり日記書いたり。列車は各駅停車のようにしょっちゅう駅に停まる。行きのようにずーっと停まることはなかったのが救いだけど。そうこうしているうちにウトウト寝てしまい、気がつくと間もなくロンドンユーストンに到着、時間は当初の予定より少し早く11時50分過ぎだった。

駅に到着して列車から降りてまずは、ハマースミスラインが通っているユーストンスクエア駅に行ってみるが、11時30分に終電が終わっていた。。。(この時なぜキングスクロスにいってピカデリーラインを調べなかったのかは、多分思いつかなかったんだと思われる)

こうなったら、ナイトバスかCABか、しかしナイトバスは未経験なのでハマースミスまでの路線があるか不明。料金もパスが使えるか不明。
ユーストンスクエア駅近くの大通りを歩いていると、1台のダブルデッカーが!

よく見ると行き先表示がハマースミスになっていて路線番号が10となっている。大チャンス到来!!!(゜∀ ゜)と、急いで乗ろうとするもバスは反対車線を信号待ちで停車中。

重い足を引きずって反対車線に渡るも、あと一歩のところで、バスは無情にも発車してしまった。。。。

ああ、残念。(-_-;)

それでもハマースミスに行くバスがあるとわかっただけでちょっとホッとして、近くのバス停で次のバスを待つことにする。

バス停で待っているとアフリカ系の男性が話しかけてくる、どうやら近くのホテルを探しているようだ。ごめん、知らないんだ。というとOKと言って去っていった。その後しばらく待つだろうな、と思ったら意外とあっさりバスはやってきた。

どうやらこのことで気づいたのだが、ハマースミスはロンドン市内でもなかなかの拠点らしく、いろいろなバスが停まるみたいだ。

そんなこともつゆ知らず、ヒースロー空港から近い方が何かといいだろうと思ってホテルを予約していたが、かえって幸いしたようだ。バスは途中ピカデリーサーカスやトラファルガー広場を通り、クリスマスイルミネーションに飾られたロンドン市内をそこそこのスピードで走り抜けていく。

 

あまりにも画像がないので、7年後ぐらいのバスからの画像をどおぞ。

昼間は渋滞しているがさすがに深夜は交通量少なく快調にハマースミスへと向かっている。乗車して30分ほどでハマースミス到着!無事帰ってこれた!!!ヽ(;▽;)ノ ホテルに到着したのは午前1時ちょっと前ぐらい。

こんなに行き当たりばったり、無計画な日帰り旅だったのになんとかなるもんだ。朝からいろいろなことで不安がよぎり、せっかく来たのに試合も見れなくなる可能性もありながら、いろいろな幸運と人に助けられて、ギリギリのところでなんとかなって目的は達せられた。

と、結局は至福の1日であったと振り返りながらロンドン最後の夜を過ごす。残っているワインを飲みつつ明日の帰国の準備もしつつ風呂に入って気がつけばもう午前3時。足は2日目から痛いし、手書きで日記をひたすら書いてたから手首も痛い。満身創痍な5日間だったけど、大きなトラブルもなく旅を終えることができそうだ。

と思いながら就寝。