Hail Hail

12月23日(日)    その2

さあいよいよアンフィールドへ。

 

なんとか間に合った!このクレストを見るとしびれるぜー。

アーセナルファンと別れた後、急いでスタジアムの写真を撮り、クラブショップへ。ここでは結構大奮発、マグカップやらスカーフやら買いまくる。マッチデープログラムもマストで購入したかったのだが、プログラムを買う列が長くて、そのまま並んでいたらキックオフに間に合わなかったので、泣く泣く諦めた。

混雑しているレジで会計をすませるともうキックオフ10分前!

フラッシュが弱くて暗いけどビルシャンクリー(元監督)の銅像

急いでゲートに向かう。

ターンスタイルを抜けて最寄りのゲートへ、係員に場所を教えてもらいゲートをくぐってスタンドへ。もう、そこは、夢にまで見た?アンフィールドのピッチが!!!


この時の感動ったら!!! 
と言いたいとこだが、実はあんまり記憶に残ってない(; ̄ェ ̄)
ぐらい、興奮していたらしい。ヽ(;▽;)ノ

うおおおおおおおお、きたああああああ

席はバックスタンド1階席のコーナー付近という、まああまり人気のない席。それでもすぐ近くには、リバプールの歴史上数々の素晴らしい応援と雰囲気、そして世界的にも有名なゴール裏「KOP End」(コップエンド)が見える。

これがKOP End。びっしりファンで埋め尽くされている

KOP Endは、80年代はテラス(立ち見席)でそれこそものすごい数のサポーターで埋め尽くされていたが、現在は椅子席で入場者数も制限されている。しかし殆どのファンは試合中座ることをせず立って応援し続けるのである。一方のアーセナルファンは反対側のゴール裏1/3ぐらいを占めていて、自分の席からは遥か遠くに見える。

そうこうしているうちに選手入場とともに場内には「You’ll Never Walk Alone」が流れる。

自分も先ほど購入したスカーフを掲げて一緒に歌った。ああ感無量。

両チームともほぼベストメンバーで、リバプールはキャラガー、ジェラードの生え抜きも先発し、オーウェン、へスキーの2トップ、一方のアーセナルはピレス、リュングベリ、カヌ、アンリ、とほぼベストの布陣。

試合は前半にアーセナルのファンブロンクホルストがダイビングで一発レッドカードを受けて早くも10対11の試合となるも、アーセナルは逆にプレッシャーを強め、前半終了間際にPKを獲得し、ピレスが決めて先制する。

ファンブロンクホルスト一発レッド!ファンは手を振ってお別れ~。Cheerio Cheerio Cheerio

前半はなんとアウェイのアーセナルがリードでハーフタイムへ。

後半、リバプールはへスキーに替えて、大好きな選手のヤリ・リトマネンを投入。さらにマカリスターに替えてスミチェルを投入して攻撃のテコ入れを図る。後半はしばらく拮抗していたが、リバプールがなかなかペースを掴めないでいる。そんな中、パスミスを奪われ、ものすごいスピードのカウンターからリュングベリに決められ、なんと2失点!!!(>人<;)

静まり返るアンフィールド。。。

まだ、後半始まったばかりなのに。。。

その後、なんとかリトマネンが1点返すもその後は試合は動かず、後半35分を過ぎると気の早いリバプールファンがぞろぞろと帰り出す。40分ごろ前の列に座っていたサンタ帽子を被っているおっさんに「Have an enjoy, Merry X’mas」と声をかけられる。

結局前日の試合と同じくホームが負け、スコアも一緒の1-2で試合終了。見応えのある試合だったが、ホームが負けると盛り上がりに欠けた試合だった。

ハーフタイムにフラッグを振る少年。

試合終了とともに他のファンの流れに任せて外へ出る。

そーいえば試合中結構雨が降ってた時もあったことを思い出す。でも、ぜんぜん濡れなかった。雨の多いイングランド、客席のこともかんがえられた設計になっているんだと感心。

6時を過ぎて外はもう真っ暗。まだまだ夕方だけど、これからなんとロンドンまで帰らなきゃ行けない。しかも、どうやって帰ればいいのか皆目見当もつかない!!!だって行きはタクシーだったし(>人<;)

スタジアムを出て左手にバスがたくさん停まっているのでまずはそこに行ってみるが、乗り合いのバスかどうか分からなかったので、別の方法を探す。やはりここは行きと同じ方向に進もう、とアンフィールドの前の通りを坂を下る方向で歩き始め、途中でタクシーを捕まえる作戦に切り替える。

20分歩いてもタクシーは捕まらず、大きな通りに出る。

なんとなく方向はあってそうなので、そのままどんどん痛い足をこらえながら歩いていく。今日のリバプールはそれほど寒さを感じないのが救い。リバプールといえど、街灯の数が少なく日本より暗く感じる。それで道に迷って、寒いとか雨とかだと心折れるが、雨も止んでるし、駅に戻るということだけを考えて歩いているので不安感は今のことろ感じてない。

反対車線にはちょいちょい空車のタクシーが通るのだが、捕まえられないし、歩いてる方向のタクシーはすべて満車。そこで思い切って反対車線に渡りタクシーを停める作戦に切り替える。程なくすると1台のタクシーが停まってくれ、駅を告げるとちょっとびっくりされたが、OKしてくれ、Uターンして駅へと向かってくれた。

これでなんとかリバプールライムストリート駅に到着。時間は7時前だったので、1時間かからず戻ってこれた。

長いのでその3へ続く。

New Balance Liverpool FC Men’s Short Sleeve Home Jersey-Red 2015-16/サッカーユニフォーム リヴァプールFC ホーム用 背番号なし
この時は僕もリーボックのレプリカを着て観戦しました。今はセルティックと同じニューバランス。