Hail Hail
2016年3月11日(金) その1
7時起床。
このホテルは朝食なしなので、昨日リーパーバーンで買っておいたオレンジジュースとケバブで朝食。
朝食しながらWebをチェックし、その後準備をして9時ごろ出発。
駅で、まずは1日乗り放題のパスを購入。€6ぐらい。
昨日、空港からザンクトパウリ駅まで改札も検札もなかったので、自分が買った切符があってるかよくわからなかったが、1日乗り放題にすればもし何か言われても大丈夫だろう。
U3でまずはセントラル駅へ。
2,3駅過ぎたところで、制服を着た集団が2〜3人のグループで何組かに分かれて乗車してくる。
どうやら鉄道職員で検札に来たらしい。切符を買っといてよかったぁ。
そうか、ドイツでは駅の検札がない代わりに抜き打ち的に検札する職員が乗り込んでくるんだねー。
無賃乗車をする人はその職員が乗ってこないところや乗ってきてもすぐ降りれるようにするんじゃないかと思う。
その時切符を買っていないとどうなるのかはわからないが、今回は事なきを得た。
15分ほどでセントラル駅近くの駅で降り、ハンブルグのセントラル駅へ。
しばらく駅構内をぶらぶらし、見学。
食料品を売ってたり、雑貨のお店も多いが花屋さんとかも結構あって雰囲気はいい。
駅の他に見るものといえば市庁舎があるらしいので、駅のそばから目抜き通りがあって歩いても行けるようだが、U-barnで行ってみる。
駅を降りて階段を上がると市庁舎の直ぐそばに出た。外観はなかな
か荘厳な雰囲気。写メを撮ろうとするが、かなり離れたところからでないと最上部まで写らない。
写真を撮っているとドイツ人観光客の若者のグループが、正面玄関の方に行くのでついて行ってみることに。
そしたら無料で玄関ホールの中に入れた。
ホールの中は暖房が効いていて暖かい、奥へはツアーの入場券を買わないと入れないみたいなので玄関ホールだけプラプラ回って見学。
ふと見ると受付近くに訪問者向けのゲストブックというか分厚いノートがあって、各々いろんな言語で書いてあったのだが、そういえば今日は東日本大震災からちょうど5年だねーと思い出し、滅多に書かないのだが、記念に色々書いてきた。
市庁舎を出て敷地外に出ると、近くのビルの向こうに大聖堂ぽい建物があるので行ってみる。
どうやらセントピータース教会の建物らしい。さらにもうすこし向こうにもとんがった屋根の建物が見えるので、歩きながら外観の写真を撮る。奥にあった建物はセントヤコブ教会だった。
その後、ハンブルガーSVのスタジアムに行こうと思って地図で行き方を確認、S3で一本で行けるらしいので、S-Barnの駅へ向かう。通りを歩いていると2人組の男女に声をかけられる。
何かと思ったら、近くのレストランがオープンしたのでキャンペーンしているそうだ、グミっぽいお菓子をどうぞと言われ2種類のお菓子をもらったが、ちょっとこぼしてしまう。一種類はグミで美味しかったが、たくさんもらったアメちゃんぽいお菓子はトイレの芳香剤ぽくて食べられず。。。
その通りを抜けると運河(外アルスター湖の端っこ?)に出て運河の写メを撮りながら駅へと向かう。さすがに運河沿いは開けてていい雰囲気、遠くにはセントラル駅から発車する鉄道が走っているのも見える。
しかし、風が冷たい冷たい、運河沿いは吹き抜けになってるので、風が強く凍えるぐらいの寒さ。
写メを何枚か撮った後に駅に逃げ込むように入ると、ちょうどS3の列車が入ってきたが、間違えて見送ってしまう。そのあと来るまで10分以上待つことに。
一本、別の路線の列車をやり過ごし、再度来たS3の列車に乗車。10分ちょっと走っていると地上に出てRiGの路線と並行して走る。
20分ぐらいでArena駅に到着。ハンブルガーSVのスタジアムはここから専用歩道を1.5kmぐらい歩く。
歩道の脇の壁には、ハンブルガーSVの栄光を讃えるグラフィティ(落書き)があり、1983年のチャンピオンズカップやブンデスリーガ優勝トロフィーのものもある。
なだらかなスロープを登り陸橋を越えると右手目前にスタジアムが姿を表す。
周りは開発中のところもあるが、総合公園の中のスタジアムという雰囲気、Jリーグのスタジアムの環境に似ている。スタジアムの隣にもう一つスポーツアリーナがある。こちらもまだ新しそう。
フォルクスパルクシュタディオンは、 1998年に改修され、現在は57,000人のキャパシティを誇る。見た目はコンパクトにした横浜国際競技場な感じか。小高い丘のようになっていて周りから階段を上がってスタジアムへアクセスするところもよく似ていると思う。
サンパウリがセルティックと仲がいいとともに、ハンブルガーSVはレンジャースと仲がいい。2014年のヨーロッパリーグの時に対戦したが、このフォルクスパルクシュタディオンで対戦した時は、ゴール裏でユニオンジャックのディスプレイをして、レンジャースへのシンパシーとセルティックへのアンチテーゼを表され不快な思いをした。
半分冗談ではあるが、ハンブルガーSVに対するアンチテーゼのパフォーマンスとして、自撮りでハンブルガーSVのクレストに対して中指とセルティックのスカーフを突きつける写メを撮るww
平日の午前で周りはファンも全くいないため堂々とできる行為w
その後スタジアム周りを見学、さすがに厳重なセキュリティで忍び込む隙はない。格子の間に手を伸ばしスタンドの写メを撮ってみるがイマイチ。
スタジアムを半周ぐらいしたところで、正面ゲートに出る。
正面ゲートには、銅像があったので見てみるとどうも知らない名前、とりあえず記念に撮ってみたが、後で調べたらハンブルガーSVで長く整体師を務めた人がマスコットとなってたらしい。その人の死後建てられたものらしい。
通常、名監督とか名選手ならわかるが整体師って。。。
銅像の左手にドアが開いている。ドアの向こう左手には事務所のような部屋があるが、あまり人気がなさそうなので、こっそり入ってみる。そうするとなんとスタンドへ続きそうな階段があったので登ってみたのだが、残念、踊り場に出たらその上にはシャッターが閉まっていて先へは行けず。
またこっそり戻り、今度はその隣がクラブショップらしいので入ってみる。
うーん、レンジャースやチェルシーを思わす青のクッズで埋まる店内に気分が悪くなるが、とりあえず買う気もないのに店内をプラプラしていると、なんと、店内の窓からスタンドが丸見え!!!
超ラッキー、と買い物そっちのけで写メを撮りまくる。
いやーーー、嫌いなクラブなので言いたかないけど、「素晴らしいスタジアムだわぁ〜」(感心)
スタジアムマニアにはたまらない、このコンパクトさで50,000人以上の収容人数はあえていうなら豊田スタジアムに近い感じがする。
しかもドイツのスタジアムの素晴らしいところが、テラス(立ち見席)を現代スタジアムでも用意してあるところ。テラスだけで20,000人収容できるドルトムントのSpion KOPが一番有名だが、このスタジアムもゴール裏かなりの割合をテラスに割いている。
これは今後イングランドやスコットランドでも復活させて欲しいところ。
スタジアムに見惚れてたら、スタンド内に職員に連れられて何やら集団が。おそらくスタジアムツアーだろう。
一通り見て満足し、何か買おうか買うまいか迷うふりをしながら、店の外へ。これで訪問目的は達成。
今度は正面ゲート側から駅に戻ることに。歩いて20ふんで駅到着。
時間はお昼近くなので、そろそろザンクトパウリに戻ることにする。駅のホームに行ったらすぐに列車が来たので乗車し、乗り換えてザンクトパウリ駅へ。
その2へ続く
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