Hail Hail
12月20日(木) その2
渡英前に旅行代理店経由でリバプール x アーセナルのチケットを手に入れていたが、試合日は日曜日。
今になれば当たり前だが、その後、試合は土曜日にもあることを知り、ロンドン近郊で試合が見れないかと思っていたのだが、チケットの確保はおろか、何の試合があるかも現時点ではわかっていない。。。(今読むとイタい事書いてあるけど、ネットで調べる。なんてこのころ当たり前ではなかった)
さらには、どうやってチケットを買えばいいかもわからない、という、「教えて君」状態だけど、誰に聞いたらいいかわからなかった。
そこで、たぶん歩き方で得た情報から、ピカデリーサーカス周辺にはチケットショップがあり、映画や舞台やミュージカルの他にそこではフットボールのチケットも扱っている、というのを知り、土曜日の試合のチケットを確保しようと目論んでいたのであった。(直接スタジアム行けばいいじゃん、というツッコミはなしね)( *’▽’)ノ ということで、地下鉄を乗るために買ったパスはバスも乗れるので、初!ダブルデッカーに乗ってピカデリーサーカスへ。
何故か楽しみにしていたダブルデッカーなのに、うっかり1階席に乗ってしまったのはご愛嬌。(階段は乗降口付近にしかないタイプ)バスは途中、ハロッズ、王立芸術院、日本大使館を通りながらピカデリーへ。ロンドン市内中心地に近づくとどんどん道はくねくね曲がり、迷路のよう。しかも一方通行ばかり。
近づけば近づくほど渋滞が酷くなり、歩いた方が早いのではと判断してバスを降りて歩いてピカデリーに向かう。ピカデリー付近にあった「ジャパンセンター」(今は移転したみたい)で、箸を購入。その後、ピカデリーサーカスを東にまっすぐ進むと、トラファルガー広場(だと当時は思っていたが、本当はレスタースクエア)に出る。
ここは、公園内がちょっとしたテーマパークのようになっていて、いろんな子供向けの後ランクションがオープンスペースで並んでいる。(おそらくクリスマスシーズンの移動遊園地。その後年末になると各都市でよく見かけた)
それらを見ながら歩いていると周辺にチケットショップを発見!!
通り沿いに何軒か並んでいるので順に見ていくと、一軒の店でイングランドの国際親善試合のチケットを売っているとフライヤーが貼ってあったので、これは売っているだろうと思い早速中に入ってみる。店の中にはカウンターに中東系の若い男性店員が一人とその奥の仕切りの向こうに白人の男性が一人いた。
カウンターにいるニーちゃんに話しかけ、チケットが欲しいんだけど、的なことを伝えると、「試合は?」と聞かれる。どの試合があるのかチェックしてなかったので、なんでもいい、みたいなことを伝えると、
「チェルシー x ボルトン」(旅行記記述通り、とまたここでもチェルシー)というので、即答でOK (これも旅行記記述通り、あー恥ずかしす)試合日も22日の土曜日なのでばっちりでラッキー
(と当時は思った)と思って、
ほぼ定価の倍!の50ポンド(当時1ポンド170円だったので、8,500円)をさらっと支払った。
店員が言うには、チケットは店になく他の場所から届けられるまで時間がかかるので14時から17時の間に店に来てくれ、と言われる。店を出る前に引換証となるレシートを受け取り外へ出る。
初めての場所で店の場所がわからなくなるのを恐れて、遠くには行かずピカデリーを散策する。付近にはアジア系の観光客が目につく。自分が日本人観光客なのに、他の日本人観光客を見ると、ヤダネー、日本人観光客はいつも群れてて、みたいな、(このころは結構すねてイタイ奴でした。)
歩いてピカデリーサーカス駅へ。
階段を降りた円形状の改札口周りでは凄い人。クリスマスボランティアの聖歌隊がチャリティ目的で
賛美歌を合唱中、なかなか綺麗な歌声だった。その後、音楽の街ロンドンらしく、HMV、タワーレコードと
当時は道を挟んで構えていた2大レコードショップを見て歩く。
HMVでかかっていた、The Clash の名曲「Should I stay or Should I go」には、「おお~~~、今俺はロンドンでクラッシュ聞いてる~~」と感動もひとしおだった。
The Clash とは
ザ・クラッシュ ロンドンコーリング(CD)
スカやレゲエも取り入れた後期はあんまり聞いてないけど、やはりファーストからサードまでは死ぬほど聞いたなー。
これはジャケットも有名な3rdアルバム。
時間は昼を過ぎて、歩きすぎでお腹も空いたので、昼食をどうしようかと思案。ファーストフードも考えたが、普段あんまり食べないので、日本食レストランぽい店へ。基本寿司屋ぽいのだが、ラーメンもある。店員は日本語をしゃべれない。
迷った挙句ラーメンとウーロン茶を注文。
味はまあまあだが、1杯5ポンド!!は高い!(原文まま)中心地にあるからねーとは思いつつも納得いかず。その後、キングスロード沿いにある、有名なライブハウス「100Club」のある場所に行き、建物の写真をとる。パンクのファッションをした人もちらほら見かけ、あらためてロンドンを実感する。と、そろそろ14時になったので、チケットショップに戻ってみることにする。途中、チャイナタウンを通ったりしながら再び店へ到着。
すると今度は、先ほど店の奥にいた白人の店員が出てきて、まだ、チケットが届いていないのでもう30分ほど待ってくれ、と言われる。
訝しく思いつつも、仕方なく時間を潰すことに。
今度はピカデリーにある、6階建ぐらいのゲームセンターがあったので、そこに入ってみる。ここは一旦最上階までエレベータで上がり、そこから入場して降りてくるという順路になっていた。
中にはボーリング場やビリヤード、映画館やパブなど、複合施設になっていて、色々なゲームもあるが、コインゲームは全て本物の硬貨を使用していた。ロンドンの家電製品は日本製よりも韓国製を多く見かけるが、ビデオゲームはほぼ日本製で、うち9割がSEGAだった。(SEGAは当時アーセナルの胸スポンサー)
ゲームセンターは一周しただけで特に何かでは遊ばず、外に出る。
長くなったのでその3へ続く。
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