Hail Hail

 

3週間ぶりの公式戦で格下相手に余裕の快勝で5回戦進出!

 

 

両チームともジョックステインの出身クラブ

セルティック、そしてスコットランド史上最高の監督、ジョック・ステインが選手時代、初めてのフルタイム契約としてプレイしたのがアルビオン・ローバーズでした。さらにウェールズのラネリで1年過ごした後にセルティックでプレイしました。

毎年、両チームの間では フレンドシップカップが行われるほど交流のあるクラブなのです。
ジョックステインのアルビオンローバーズ時代の物語はこちら

第3章  あるローバーズの選手  その1

第3章  あるローバーズの選手  その2

第3章  あるローバーズの選手  その3

 

さてさて、肝心の試合の方ですが、この試合はアルビオンローバーズのホームスタジアムのキャパが小さいので、近隣のエアドリーにあるエクセルシオールスタジアムで行われました。
しかし、ここもハミルトンのニューダグラスパークと一緒で、人工芝のピッチなんです。
ちょっと選手にはプレイしにくそうです。

 

この試合の先発メンバーはこちら。

 

GK:ゴードン、DF:ガンボア、ルスティグ、ボヤタ、ティアニー

MF:ブラウン、アームストロング、ビトン、フォレスト、シンクレア、FW:デンベレ
サブ:デブリース、シムノビッチ、イザギレ、クリスティ、マクレガー、ロバーツ

先発に10月のリーグカップ準決勝レンジャーズ戦以来の復帰となるティアニーが戻ってきたことが大きいです。
スヴィアチェンコはサスペンション、ベンチにも入っていないグリフィスは怪我とのこと。

それではハイライトをどうぞ。


試合を通してパートタイマー(セミプロ)相手に物足りない内容でしたが、きっちり5回戦進出。
ゴール前にガッチリ固める相手に対しての攻め手がもう少し欲しいところですね。

先制ゴールのシンクレア。今の彼のプレイを見るだけで、セルティックの試合は見る価値があります。イングランド代表に選ばれてもおかしくないレベル。

後半途中で交代しましたが、久々の先発出場を果たしたキーラン・ティアニー。積極的な攻め上がりを見せてました。

シンクレアの先制点のようにやはりボックスの外から狙ったり、セットプレイの精度をもっと上げる必要があると思いますが、後半の2得点に絡んだパトリック・ロバーツのように個の突破も有効な手立てです。

前半もっとフォレストに同じようなプレイを期待したかったのですが、彼はスペースがないと持ち前のスピードが生かされませんねー。

これによって、セルティックは5回戦に進出したのですが、この試合の後に行われた5回戦のドロー(抽選会)に、スペシャルゲストが登場しました。

セルティックファンの2人のレジェンド、ロッドスチュワートとジェイくん

 

そう、御大ロッドスチュワートが、ドローのゲストに呼ばれ、昨シーズンの優勝チーム監督で元セルティックのアラン・スタッブスと共に、抽選を行ったのですが、その時の様子がこちら。

これはセルティックの3番を引き当てた時のロッド。

この時、ロッドは試合中にワインを飲んで、いい感じで酔っ払ってたそうです!爆

リアクションでかいし、抽選終わってもまた引こうとするし、アナウンサーの握手には応じないしとやりたい放題ですが、これに対しセルティックファンは大爆笑。このぐらいの緩さがなんともスコットランドぽくていいです。(普段のドローはもっと淡々として盛り上がりはあまりないのですが)

そして、ロッドとスタビーが引いた5回戦の組み合わせがこちら。(2月の11日、12日に試合開催)


ダンファームリン x ハミルトン
レイスローバーズ or ハーツ x ハイバーニアン
セントジョンストン x パーティックシスル
エアユナイテッド or クイーンズパーク x スターリングアルビオン or クライド
イーストファイフ x セントミレン
ロスカウンティ x アバディーン
セルティック x インヴァネス
レンジャーズ x モートン

まだ決まってないけど5回戦でカップホルダーのハイバーニアンは、エジンバラダービーでハーツと激突の予定。セルティックも、カップ戦では意外に相性が悪いインヴァネスと。アバディーンも難関アウェーでのロスカウンティ戦。

なぜか、レンジャーズだけは優遇されホームでモートンという恵まれた組み合わせ。

ですが、今シーズンはぜひ2001年以来の国内3冠を手中に収めたいです。

MON THE HOOPS!!!