Hail Hail

 

2016年12月30日(金) その1

 

6時半頃起床。

シャワーを浴びて着替える。7時ではまだ暗いけど早めにグラスゴーに戻りたいので、7時半にチェックアウト。

朝のバーミンガム。路面は濡れてるけど雨は降ってない。

朝はそんなに寒くない。まだ動き出してないバーミンガムの駅前を携帯で写しながら駅へ。
8時15分発のグラスゴーセントラル行きがあるのでそれでグラスゴーに戻ることにする。おとといまでの大規模エンジニアリングは終わってるようだ。

時間は9時過ぎだけど遠くに朝焼けが。

列車は一路北上、午前中にはグラスゴーに着く予定。午後に会う予定のイアインにメールをしておく。
今日はエジンバラでハーツとアバディーンの試合があるが、友人との会合優先で試合はパス。

列車は順調に運行し、11時すぎにはグラスゴーセントラル到着。

今回はようやく順調にグラスゴー到着しました。

宿泊先は駅の東側にあるアートホテル、28日の日は1階のバーに立ち寄っただけだが、今回はチェックインして3泊の予定。

まだチェックイン時間にはなっていないので荷物だけフロントに預けて出発するが、一度忘れ物を取りに戻ってくる。14時以降にチェックイン可能。

待ち合わせまでブキャナンストリートをぶらぶら。

そういえばスーベニアショップで何か買ったことない。

何となくちょっと残念なミッキーとミニー。ネズミの国はイギリスにはないからね。

これから会うイアインとアマンダは2年近く前に出会ったスコットランド人、ウェールズ人ミュージシャンの友人ポールのライブで初めて会った。(バーンズナイトのイベント)
イアインはガチのレンジャーズ/チェルシーファンだが、おじいさんはアイリッシュで、自身の友達にもセルティックファンはたくさんいてアイリッシュミュージックが好き。超ナイスガイなのでレンジャーズファンだが仲良くなった。(見た目もバリプロテスタントのごつい感じより、アイリッシュ/カソリックぽい顔立ち)

今年の9月に日本を離れスコットランドに帰郷したが、9月のさよならパーティに参加できなかったので、スコットランドに行く時は会おうと約束していた。

この日彼らはエジンバラでライブを見て一泊するので、その事前にお茶でも飲もうということになっていた。
指定されていたカフェNEROに行ってみたところ、別の店とわかりほとんど飲んでない紅茶を置いて店を出る。
セントラルステーションを挟んで対称的な場所に2店舗もあり、指定されていたのは駅の反対側の店だった。

すでに二人は店内にいてグラスゴーでの再会を皆で喜ぶ。
普段コーヒーを飲まないのでスタバも他の喫茶店も入ることはないので知らなかったのだが、この店には「緑茶」が飲めるというので緑茶を頼む。

アイルランドのダブリンでもロサンジェルスでも海外に行って飲む緑茶には砂糖が入っていてとても飲めたものではないが、カフェネロの緑茶は味はともあれ本当の日本茶?と言っていいのかどうかわからないが間違いなく緑茶(煎茶)だった。
これなら嬉しい。今後もここの緑茶には世話になることだろう。
3人でお茶をしながら近況を話し合う。彼らは日本にいるときはスコットランドが恋しくなり、スコットランドに戻ってみると日本が恋しくなるという。

東京の話、スコットランドの話、フットボールの話でひとしきり盛り上がり、車でエジンバラまでいくというので1時間、もいなかったかな、最後にみんなで写真を撮って別れた。
二人ともとても気持ちの良い人たち、日本に長くいたこともあり、物腰も柔らかいし、日本人向けの英語を話してくれるので理解しやすい。

こっちに来るとやはりネイティブな表現とスピードではついていけないので、多少スピードを落としてもらうとか、グラスウェイジアンの訛りを使わずに話してくれると非常にありがたい。

イアインとアマンダ。めちゃくちゃナイスでジェントルな2人。

またすぐに、というわけにはいかないけど、FB等でも繋がってるので、しばらく会えなくても近況は連絡しあえるのが大きい。

二人が去った後もしばらくお茶を飲んでから、店を出る。

 

昼飯を食べようと、駅近くに中華のビュッフェを発見したので入って、野菜を中心にいろいろ食べる。これで食べ放題で7.5ポンドはリーズナブル。また利用しよう。店を出た後は、ブキャナンストリートでストリートパフォーマーを見たり、FBライブで動画をアップしたりしてみる。
続いてセントイーノックに行き、ワンデーリターンのチケットを購入。

銀座線のモデルにもなったグラスゴーの地下鉄が今年で120周年ということもあり、地下鉄に乗ってケルビンブリッジへ、と思ったが進行方向を間違える。

グラスゴーの地下鉄はロンドンよりさらにかわいい。

外回り線で行く方が早いのに内回り線に乗ってしまった。

このままでは、悪の巣窟、レンジャーズの地元でもあるゴヴァン、そしてスタジアム近くのアイブロックスを通る。ゴヴァン、アイブロックス駅では、あー、やっぱりな感じの残念な人たちが乗降車してきた。

10分で着くところを倍の20分かかってケルビンブリッジに到着。たまたま乗った地下鉄が、120週年の歴史を車内で紹介していたのでそれらを見ながら乗っていた。

山手線と一緒でシンプルにぐるっと市内を一周する。

ケルビンブリッジの駅を降りると川が流れている。
川沿いに歩いて、大きな通りに出て坂を登っていく。名前からファーヒルとある通り、グラスゴーの第3のクラブ、パーティックシスルのホーム、ファーヒルスタジアムはなだらかな坂の中腹にある。歩いて20分弱。

ゴール裏側の壁に描かれたムーラル(壁画)シスル(アザミ)はスコットランドの国花です。

久しぶりの新規スタジアム見学、スコットランドで試合以外に訪れたスタジアムは初めて。メインスタンドから一方のゴール裏に行くと中に入れそうなので行ってみる。

ゴール裏から回り込むように歩くとバックスタンド側に出るがゲートが開いていて中に入ってみる。こじんまりとしたスタジアム。

このぐらいの1万人前後のスタジアムがけっこう好き。侵入できた側のゴール裏にはスタンドがなく、3面しかなかったが、こういう中途半端感もたまらないものがある。

オールドスクールなスタンドに萌え

ピッチには入らないけど、潜入成功!(^o^)/

しばらく写真を撮って、ピッチ全体を眺めて悦に浸り、スタジアムを後にする。
一応念のために反対側のゴール裏にも行ってみるがこちらは侵入できそうにもないので諦める。

その2へ続く。