Hail Hail

 

2016年12月28日(水) その4

 

ターンスタイルのゲートをくぐって、コンコースからスタンドに入る。そういえば昨年の観戦もセクション112とグリーンブリゲードの直ぐ近く。
2試合連続となる。ゲートをくぐった後にポールにカードを渡す。(セーフスタンディングエリアは全てシーズンチケットで、特別な黄色いカードが渡される)カードの写真を撮っておけばよかった!

有名なセクション111、セルティックのウルトラス、「グリーンブリゲード」のエリア。今シーズンからレールシーティングエリアになった。

初めてのセーフスタンディング。シートの出っ張りがない分、かなり前後にも余裕がある。立っている人の後ろをすり抜ける事が可能。シートと一緒で当然一人一人場所が決まっているが比較的移動は自由にできる。

試合開始前に、バナーを貼り付けられる場所を探して紐で結んでくるが、先に貼られている他のバナーが邪魔で、きっちり貼れず、だらっとした感じになってしまった。まあコーナー側なので、テレビにちょっとは映るかな。
(ダイジェストをごらんください)

通常、シートはしまわれたまま。出っ張りがないのでスペース広々

 

スタジアムは8割の入り、セーフスタンディングエリアも、テレビで見ているといつも満員のように見えるが、この試合に限ってはそうでもない。意外に空席もあって、自由に動ける。
コールリーダー用の場所もちゃんと確保されているのがよく見えるが、個人的にはあのピッチに背を向けてる、コールリーダー、という輩があんまり好きではない。むしろ嫌いかも。

それより、オールドスクールな自然発生的なチャントの方が好きなのだが、ウルトラスのグリーンブリゲードも10周年でそれなりに認知もされているので、今後もこの形式は続けられるのだろう。
セーフスタンディングエリアでも、一緒になって飛び跳ねているファンもいれば、結構じっと見ているファンも多いので強制ではない。そんな中ハドルをしたり、We Love You Celtic の時に肩を組んで右へ左へジャンプしながら歌う時は、半ば強制的に参加させられる。

結構、応援しながらの観戦って、試合が集中して見れないんだよなー。

 

・セーフスタンディング(レールシーティング)についての見解

個人的には、イングランドの古いスタジアムでテラス(立ち見席)やドルトムント、サンパウリのスタンディングも経験しているけど、全然安全だと思う。
1989年にヒルズボロの悲劇が起きたのは、興奮したファンが暴れたのではなく間違いなくファンの詰め込みすぎであって、今のようにチケッティングも管理されゲートもバーコード読み取りで(昨日のことを思うと涙だけど)余計な人数を入れないようにできているのであれば、今後イングランドでも導入する価値はあると思う。

暴れるファンは席があろうがなかろうが暴れるし、立ち上がって応援したいファンは、アナウンスでいくら注意されようが後ろから文句を言われようが立ち上がるので、だったら堂々と立って応援させてあげた方がいい。

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ナイトゲーム観戦は5年ぶり。スタンド内はそれほど寒くはない。平日の夜なのに結構な観客数でいい雰囲気

この試合は、次のレンジャーズ戦に向けての試金石となる一戦、怪我から復帰のシンクレアを再び先発させ、中盤にクリスティを起用、1トップはグリフィス。

 

この旅でのフットボール観戦は、とことんついてないことを表すかのように、スヴィアチェンコの1点目も前半終了間際のアームストロングの追加点も見逃す。
1点目は,トイレに立ったところで入れられ出口に立っていたセキュリティスタッフのおばちゃんに、バッチリ見たわよ!と自慢されてしまう。。。

 

前半終了間際、トイレから戻ってきたら、2点目のゴールが決まり2-0でハーフタイムへ。

PTTが後半はどうするか聞いてきたので、ハーフタイム中に友達を探したいと思ってるんだけどと答えたけど、うまく伝わらず、PTTは、別のスタンドに移動するから一緒に行こうという。
前半だけで、レールスタンディングエリアを後にして、反対側のジョックステインスタンドへ移動。

移動している途中に、会う約束をしていたが捕まえられなかった元東京CSCのマーティンを探したが見つからず。代わりに別のFBの友達から声をかけられた。

 

ジョックステインスタンドのアッパー(2階席に移動し、空いてる席へ)いつもこのように移動しながら見てるのかは聞かなかったが、後半はじっくり試合を観戦。

67分のライトアップも2台のスマホを使って点灯用と撮影用で使い分け。ばっちり堪能できた。(今シーズンは1967年の欧州制覇から50周年なので、毎試合67分にスマホライト点灯と、「Chmapions67」のチャントを歌うことにしている。
動画を撮ったんですが、なんか動きがせわしなくて見づらいかも。

 

後半は自分側にセルティックが攻めるもなかなか点には結びつかず、交代選手で活性化を図ったが、ゴールをこじ開けることはできなかった。
デンベレやシンクレアなどの今シーズン加入選手の動きを見れて満足。

この試合のハイライトをここでどうぞ。
(動画の7秒目から9秒ぐらい画面の上部に、44秒、45秒ぐらいに画面左上にそれぞれ、東京CSCの日の丸フラッグが写ってます)

 

試合終了後は、PTTからエミリオ(イザギレ)に会いにいこうと言われていたので、ファンが全員スタンドからはけるまで待つことに。その間もPTTはいろんなファンに声をかけられている。

 

この時、あるファンが忘れていったチケットの半券を見つける。

この試合はシーズンチケットのカードで入場しているので、チケットの半券が手に入れられないところだったが、運良くゲットできた。

 

ほぼほぼファンが退場していった中で、また久しぶりの再会を果たす。昨年のハンプデンパークでのユースカップ決勝で会い、帰りのユーロホステルまで車で送ってくれたトミーだった。
残念ながら写真を撮るのを忘れたが、最近仕事を定年で引退したお祝いで、今日はVIPルームからの観戦だったようだ。二言三言話をして握手して別れる。

 

スタジアムを出る前にトイレに行き、戻ってきてPTTと一緒に外へ。
ただ、この後、PTTを見失ってしまう。
あれ、もういつも出待ちをしている正面玄関前に行ったのかな。と思って行ってみてもPTTらしき姿はない。

じゃあ、と思いケリデルスイートの中に入ってみると(今度は拾ったチケットを見せて入場)ケリデルスイートの中にもPTTの姿は見当たらない。

じゃあやっぱり外なのか、と思って階段を降りて入り口に向かうと、ここでまた感動のダブル再会。

 

一人は、ヨーロッパ制覇のメンバーの一人で、サブのGKだったレジェンドのジョン・ファロン、そしてもう一人は、セルティックファンでは知らない人はいない、セルティックのマスコット的存在、ジェイ・ビーティー君とお父さんのマーティンだった。

ジョンはもちろんの事マーティンも以前あったことを覚えていてくれて、ジェイ君とも再度挨拶。ハグで再会を喜んだ。

ここで予想外の出来事だったため、写真も撮らず、バッジもわたし忘れるという失態をやらかす。

特にジェイ君とは前回撮った写真がイマイチだったためもう一度撮りたかったのだが、すっかり忘れてしまった。。。

 

ジョンやジェイくんと別れて再びPTTを探すとどこからともなく参上、その間に何人か選手が出てきていたが、エミリオの姿はまだだった。

 

そのあと、ビトン、続いてフォレストのあとにエミリオ登場!ビトン、フォレストとも写真を撮ったあと、3人で記念撮影。「ナイストゥシーユーマイフレンド」と、エミリオも覚えていてくれた様子。去年の奇跡的な再会は本当に凄かった。
また会えて嬉しいよと再会を喜んだ。

まさか再会できるとは思ってなかったエミリオ。半年残ってくれてよかったよ。真ん中はポール

個人的にお気に入りの選手、フォレスト。もう一皮むけて欠かせなウィンガーになってほしい。

その後もPTTは残っている様子だったが、辺りはすっかり寂しくなってきてるのでPTTとここで別れることに。31日には会えるかどうかわからないけど、いつもありがとうと言って別れる。


勝手知ったるギャロゲートを歩いて戻り、途中、「Hoops Bar」に入ってみると、FBで友達になっているアランと初対面。一人で飲んでいるようだったが、ちょこっと話をした。

さらにハンブルグであったダニーとも再会。
さすがにこの時間では疲れていたのであまりビールを飲む気にはなれず、ちょこっとアランと話しあと、別れてホテルに戻ることにした。

今年もアーガイルストリートにありました。トナカイのイルミネーション

23時ごろホテル到着、オートホテルではポールたちがまだ飲んでいるだろうが合流はせず、シャワーを浴びて早めの就寝。試合後の飲みまでの体力が残ってないのが少し心残り。しかしもう10年前ではない。

 

次の日へ続く