Hail Hail

 

マンチェスターユナイテッドが£10M(約15億円)でDFキーラン・ティアニーにオファー

 

 

バイエルンミュンヘンも補強リストにDFキーラン・ティアニーをリストアップ

 

残念ですが、今冬の移籍も来年もキーラン・ティアニーはセルティックでプレイし続けます!(断言)

 

 

今冬の移籍期間でも、セルティック/スコットランドの誇るワンダーボーイに対する話題は事欠きません。
練習中の足首の負傷で2か月以上も、戦線離脱していたDFキーラン・ティアニー(19)ですが、現在はすっかり完治し、今週末のスコティッシュカップ、アルビオンローバーズ戦に向けて、ドバイでのキャンプをこなし、現在はレノックスタウン(セルティックの練習施設)に戻ってきています。

 

そんなティアニーにはイングランドを始めとするヨーロッパの各クラブから熱視線が注がれていますが、日本でもマンチェスターユナイテッドやバイエルンミュンヘンと誰でも知っているビッグクラブが狙っっているというニュースが流れて注目が集まっていますが、、、

 

ここに断言します!

両クラブのファンの皆さん、残念ですが、キーラン・ティアニーは移籍しませんので悪しからず。( ̄▽ ̄)

 

以前の記事にも、移籍しない理由を書きましたが、

キーラン・ティアニーはNOT FOR SALE!

彼は根っからのセルティックサポーターであり、彼の夢はセルティックのキャプテン/レジェンドになることです。
さらに彼は、普段はスコットランドの純朴な若者で、友人と遊び、家族と過ごすことを何よりも大事にしています。
まだ19歳であることも彼は真摯に受け止めており、イングランドやドイツに行って大金を稼ぐことよりも、自分の心のクラブで成長することを何よりも望んでいるからです。

と、いう発言をことあるごとにしています。

 

それだけではありません。

 

さらなる理由その1 ブレンダンロジャース体制のもとセルティックの強化方針が本気

 

現在リーグ無敗を誇り、リーグカップも制覇、リーグ6連覇、国内3冠へ向けて視界良好なブレンダンロジャース体制

セルティックは2006-2007シーズンや2007-2008、2012-2013シーズン以来のチャンピオンズリーグでの躍進を本気で狙ってきています。
ブレイクしたムサ・デンベレや、トム・ロギッチ、その才能を再び発揮しだしたスコットシンクレアなど、戦力補強、若返り、さらにはローテーションできるほどの人材確保を積極的に行っています。

その中でもちろんキーラン・ティアニーは中心選手として位置付けていますので、選手からの求心力も厚くファンからの絶大なる信頼を得ている、監督のブレンダンロジャースがティアニーの移籍に首を縦に振ることはありません。

 

さらなる理由 その2 セルティックファンからの絶大なる愛情を受けている

 

セルティックは自分のDNA。家族や伝統に長年受け継がれていく。

 

 

 

セルティックというクラブは、ヨーロッパのクラブの中でも少し特殊なクラブなのです。クラブ自体はオープンで、国籍、人種、宗教でさえも問わず、受け入れますし、ファンも応援しますが、自分たちのクラブでもっとも愛する存在は「セルティックマン」であるかどうかです。

このセルティックマンというのはどういう定義かというと、家族、親戚、先祖含めて代々セルティックを応援しているグラスゴー、並びに西スコットランド、及びアイルランドにいるサポーターのことを指します。
例えば、中村俊輔が在籍していた時に監督だった、ゴードン・ストラカンは、エジンバラの出身で彼自身はハイバーニアンのファンです。また、現在セルティックのキャプテンであるスコット・ブラウンもエジンバラの出身でハイバーニアンのユース出身、少年時代はレンジャーズのファンだと言われています。

彼らはセルティックの選手、監督になった時、サポーターは応援しますが、ストラカンよりも少年時代からセルティックファンだった、ブレンダン・ロジャースやニール・レノンが、セルティックファンは自分たちの身内としてさらに熱い声援を送るのです。

レノックスタウンでの練習後のキーラン・ティアニー、真冬でも半袖短パンなのはキーランとブラウンだけ!

旅行記でも書いていますが、多くのセルティックファンの友人から話を聞いていると、彼らの家族、親戚の中のコミュニティとセルティックは非常に強く結びついています。
セルティックが、「More than a Football Club」(フットボールクラブ以上の存在)というのは、地域、家庭、血筋にまで密接に関わっているからなのが、彼らと接していると如実に分かります。

そんな密接なコミュニティの中から排出されたキーラン・ティアニーもまた同じメンタリティとアイデンティティを持っているので、セルティックファンからの寵愛はものすごく、彼自身もそれを感じながらプレイし続けているのです。

さらなる理由 その3 アイブロックスで本人に会った時、どこへも行かないって言ってた

(嘘)

先日の大晦日のオールドファームで、キーラン・ティアニーは、リハビリ中のためベンチ外でした。
後ほど旅行記にも書きますが、試合の行われたアイブロックススタジアムに観戦に訪れた時に、ゴール裏2階席の2列目だったのですが、なんとその前の列にはキーラン・ティアニー、MF リアム・ヘンダーソン、MF ライアン・クリスティの若手3選手が、同じく観戦に来ていたのです!

アイブロックスに来ていたキーラン・ティアニー

ハーフタイム中に、キーランに声をかけ2ショットを撮ってもらったのですが、その時に「僕はどこへも行かないよ」と言ってたような。。。(これは嘘です)

 

それよりも、後半、スコットシンクレアが挙げたセルティックの決勝点が決まった時は、自分も我を忘れて飛び上がってましたが、キーランも完全に1ファンに戻って、大興奮して大騒ぎしていました。(本当)

 

さらには試合終了後、1階席のファンがキーランを見つけて、彼のチャントを大合唱するぐらいに彼はファンから愛されています。

・・・

 

セルティックファンなら絶対に許せないモウリーニョ(彼は2003年のUEFA CUP決勝で延長の末セルティックを倒したFCポルトの監督)に選手を放出することはありえませんし、(万が一クラブが許可したらファンは間違いなく執行部を糾弾し役員の退陣を要求するでしょう)ドイツだろうがスペインだろうがファンは納得しません。

残念ながらサッカーシミュレーションゲームのように、簡単に選手の入れ替えができるわけではありませんので悪しからず。

 

セルティックに対する情熱はお金では買えないものなのです。