Hail Hail
2015年5月21日(木) その3
一通り終わってスタジアムを後にして、ジョンやトミーと駐車場へ。
ジョン?トミー?(どちらか覚えてないけど)がおもむろに車からビッグイヤー(チャンピオンズカップの優勝トロフィー)のレプリカを取り出す。(。。。なぜ持ってるんだろう?)それを持たしてもらって駐車場で記念撮影。
近くにいた少年ファンともパチリ。
その後トミーの車に乗せてもらい、ホステルまで送ってくれた。
別れ際にホステル近くのクライド川沿いにある銅像「ラ・パショナリア」について教えてくれた。
ラ・パショナリアは、フランコ独裁政権に苦しむスペインにグラスゴーをはじめとするUK各地からボランティアでレジスタンスに参加したことに感謝の意を表し贈られた像であるということ。スペインと同じくカソリック教徒が多いグラスゴーからは特に多くのボランティアが参加し、50人以上が戦死したらしい。
セルティックがFCバルセロナやアスレチックビルバオ、ビジャレアルなどの独立色の強い地域のチームと非常に強い連帯をしているのは、フレンドリーさや宗教、境遇が似ていることも大きく影響しているが、実際に一緒に戦ったことでフットボールだけで語れない、強固な結びつきがあるんだということを知って深く感動を覚えた。
なぁーーんて、書いたけど、もちろんあとで調べてわかったことなんだよねー。でも、トミーから教えてもらえなかったら、調べもしなかったから、超いいきっかけになったなー。教えてくれたトミーに感謝。
短い時間だったけどとても有意義なことを教えてもらった。
ラ・パショナリアの銅像でトミーと別れ、ホステルへ、、、
入らず、( ̄▽ ̄)
シティセンター方向へ歩く。
お腹すいてるし、今日あんまり飲んでないしねー。
向かう先は今回2度も入れなかった、セルティックパブ「Failte」へ。
中には客が4、5人と寂しい限り。ビールを飲みながらしばらく携帯いじったり、周りを観察したりして過ごす。スキンヘッドのマッチョな店員の兄ちゃんと女性の店員の二人がカウンターにいる。
2杯目はマグナーズ。
何がきっかけかは忘れてしまったが、女性の店員は仕事を終えて帰宅。スキンヘッドの店員も掃除をしたり片付けをしたりしてる中で、彼と話し始める。
彼の名はマーク。
もちろん本人も自分でいうぐらいのダイハードセルティックファン。ヘンリクラーションが一番のアイドルだとか、中村俊輔の話、今日の試合の結果や日曜日にもセルティックパークで試合観戦予定などの話をして盛り上がる。
ちょっと見た目は怖そうだったけど、話してみるとちょーーーいい奴。
ついつい話し込んでしまい、閉店の時間をオーバーしてしまう。最後に自分の名刺を渡し、店の壁に貼り付けてもらい、2ショットの写メをセルフィ使って撮り、再会を約束する。
またまた最後にいい出会いがあった。
その後はまっすぐホステルに戻り、シャワーを浴びて就寝。
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