Hail Hail

セルティックファンのお気に入り、DFエミリオ・イザギレがサウジアラビアへ完全移籍

 

一番最初は2005年でした。

その年に買ったアウェーのストリップ、バックプリントには19 PETROVと入れたのは、当時セルティックのダイナモとして縦横無尽の活躍をしていた、MFスティリアン・ペトロフがお気に入りだったため。

しかし、このストリップを買った翌シーズン、ペトロフはアストンヴィラへ移籍してしまいました。

 

続いて、セルティックの試合を生で初めて見てその試合でゴールを決めたのが非常に印象に残っていた、MFショーン・マローニー、彼のバックプリントを入れたホームストリップを買ったのは,その翌シーズンの2006-2007シーズンでした。

そしたらまた!ペトロフを追いかけるように、マローニーもアストンヴィラへ移籍!ただ、彼は1シーズンでセルティックに戻ってきましたが。

 

他には、エイダン・マクギーディや、ヤン・ベネゴールヘッセリンク、ロビー・キーンなどもバックプリントで入れたストリップを購入していましたが、自分がバックプリントを入れた選手は翌シーズンに移籍してしまう!というジンクスを感じざるをえなかったため、あまりバックプリントを入れなかったり、ここ数年は、LISBON LIONS 67 や、CHAMPIONS 67 など、選手の名前ではないメッセージを入れたり、全く入れなかったりしていました。

 

そんな中、久々にバックプリントを入れた選手がいます。

最近買った、2016-17シーズンのピンクの3rdストリップです。

これ。

 

このバックプリントには何を入れたかというと。。。。

 

3番エミリオ・イザギレ

 

・・・はい、そうです。

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僕がバックプリントを入れてしまったせいなのか、はわかりませんが、2010年から7年間、セルティックの左サイドバックを牽引してきた、エミリオ・イザギレが、サウジアラビアのアル・フェイファに2年契約の完全移籍が成立しました。

 

一昨シーズン(2015-2016)の終了時点で、アメリカへの移籍がほぼ確定で、セルティックのキャリアに終止符を打つものと思われてましたが、急転直下、もう1シーズンプレイすることになり、ポジションはキーラン・ティアニーに奪われサブが多くなりましたが、ティアニーが年末に3ヶ月故障で欠場した時には、ティアニー以上の活躍をして、健在ぶりを示しました。

さらに、今シーズンも当初はもう一年契約を延長すると見られていましたが、7年住んだグラスゴーに別れを告げ、中東に新天地を求めることになりました。

 

エミリオといえば、2010年にホンジュラスのモターグアから加入し、初年度から左サイドバックで活躍、2010-2011シーズンにはリーグ並びに選手会の最優秀選手に輝くほどの活躍を見せましたが、翌シーズン序盤に大怪我を負い、しばらくパフォーマンスが復活せず、苦しんだ時期もありました。

しかしその後はコンスタントな活躍を続け、セルティックの6連覇はもとより、チャンピオンズリーグでの活躍にも貢献し、新星キーラン・ティアニーの良いお手本になるなど、セルティックにとってなくてはならない存在になっていました。

また、日頃からセルティックを「家族」と公言してやまないほど、ファンを大切にすることでも有名で、グラスゴーの街中でも、空港でも、プレイベートの時でも、セルティックファンからの呼びかけには必ず真摯に向き合うほどで、セルティックファンのほとんどが、彼のファンになりました。

 

そのことが、彼のチャント、Emilio Izaguerre Celtic loves more than you will know という歌詞にも込められています。

 

 

また、個人的にもエミリオとは、No1. セルティックファンのポール(Paul The Tim)を介して紹介してもらい、2014年のホンジュラス代表が名古屋で日本代表との試合のため来日した際は、なんと本人から試合のチケットを譲ってくれ、名古屋のホテルで会うことができたのです。

 

試合当日にもかかわらず、ホテルのロビーであってくれたエミリオ。2014年10月

 

そしてさらに、旅行記にも書いていますが、

大事な2つの出会い(UK10) vol.22

 

奇跡の再会引き寄せました (UK10) vol.23

 

イギリス初のセーフスタンディングを初体験(UK11 vol.11)

 

一昨年、さらに昨年末にグラスゴーへ旅行した際、再会を果たし、濃密ではないものの、彼も自分のことを覚えていてくれてほんのひと時でしたが、嬉しい思い出となりました。

今回の決定は自分にとって、家族にとってもベストな選択をしたと本人は語ってますが、その言葉通りとなる様、新たな生活とキャリアの成功を祈念したいと思います。

All the Best Emilio!

Hail Hail