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Hail Hail

2005年12月30日(金)

 

5時頃一度目がさめるもウトウトと二度寝すると起きたらなんと9時になっていた!
しまった寝坊したとダッシュで着替えて地下の食堂へ急ぐ。

なんとかギリギリ朝食にありつけた。ただしスクランブルエッグはなくなっていてパン2枚では満腹にならず。

部屋に戻るとセルティックサポーターズクラブの仲間から国際電話。英語の内容に半分ぐらいしかキャッチできなかったが、クラブのメアドを教えてもらい、現地で会う予定の仲間から連絡がメールであったか聞くがないみたい。

電話を切った後急いで荷物を整理して出発。チェックアウトは結局10時になってしまった。
外は雨、傘をさしてキングスクロスへ。

ブリットレールパスを駅でバリデーションし、エジンバラ行きを確認。30分ごとに列車はあるので、窓口で予約を取ろうと思い尋ねるとその場で乗ってしまった方が早いよと言われたので、予約は取らずに10:30発のアバディーン行きに乗車。

車内は意外にもほぼ満席で空いている席を見つけるのも一苦労。席の上に挿してある予約カードがなければ座れるし、あっても区間外なら座れる。なんとか1席確保して座る。

列車は定刻通り出発し、ピーターバラ、ドンカスター、ヨーク、ダーリントン、ニューカッスルと順調に走行。ニューカッスル到着は13:30とここまで3時間で到着。外は雪景色で車内ではずーっと日記を書いていた。

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駅から見たオールドタウン。空が幻想的

エジンバラウェイバリーには15:00に到着。駅を降りてオールドタウン側で宿を探す。

駅近くの高級ホテルは素通りし、安いB&Bがありそうな区画を探して歩く。エジンバラ大学の先まで歩くがこれが大失敗。目星をつけていたところが全然見つからない。バックパックを担いでの宿探しなので30分も歩くとヘトヘト。

諦めてヘイマーケット側で探そうとバスに乗り駅の方に向かうが、ニュータウンの真ん中で降りてしまい迷子になる。なんとかコンビニで場所を聞きヘイマーケット駅になんとかたどり着く。
駅の直ぐ近くにホステルがあるので、今晩の空きを聞くと空きがあるが、6人部屋のドーム(ドミトリー)でなんと、一人£46!!!

さすが年末のエジンバラ。明日大晦日に行われるホグマニーに世界中から観光客が押し寄せるので、これだけ値段が高いのだろう。ホステルで1泊1万円はありえないので、エジンバラ宿泊は諦めてグラスゴーへ向かう。

ヘイマーケット17:15発、グラスゴークイーンストリート駅18:00着。約2年ぶりのグラスゴー、駅降りてすぐにレンフルーストリートへ向かう。
通りに到着して端にあるB&Bから順々に聞いていく。

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レンフルーストリートでオススメなレニーマッキントッシュホテル。

1軒目は£42/泊で、30日は空いているけど31日は埋まっているためNo。2軒目はレセプションが開いていなくてパス。3軒目のレニーマッキントッシュホテルは£30で連泊可能なので、ここにチェックイン。
マスターのおっちゃんは話好きで部屋やサービスについて色々細かく説明してくれる。自分が日本人だというと、中村俊輔の話題でひとしきり10分以上会話した。
部屋はちょっと照明が暗いのとヒーターがベッドから少し離れているが、それ以外は申し分なし!
部屋で一服してぼーっとしていたら時間が19:30になっていたので、気合を入れ直しグラスゴーの中心地へ出発。

まだ位置関係がおぼつかないながらも歩きながらいろいろ思い出し、30分以上かけてセルティックパークへ続く「ギャロウゲート」という通りに出る。事前情報だとニュートラルのお店ではリスクがあるので、セルティックのファンが集まる地域まで来た。
そしてこの時が3度目のグラスゴーにして初めての訪問となる 「Bairds Bar」(ベアズバー)。
店内一面の装飾に圧倒されながら、ギネスを頼む、£2、安い!

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店内にはあらゆるグッズが立錐の余地なく張られている

店内の写真を撮りながら飲んでいるとセルティックファンに声をかけられ仲良くなる。まず仲良くなったのがトニーとバラの二人、トニーは酔うとからみ酒になり、スコットランドとアイルランドの関係を熱く語り、日本人選手が入ってきてから中村俊輔目的で来る日本人観光客が増えたが、100年以上誇るセルティックの歴史をもっと知るべきだと語ってい(個人的にも本当にそう思う)

今回の目的のアウェーのハーツ戦のチケットについて聞いてみたがほとんど無理だろうという意見。2位のハーツとの直接対決だしアウェーのチケットは4,500枚しか流通されなくて、シーズンチケットホルダーでもアウェーに行ったことのあるファン優先で回ってくるので難しいだろうとのことだった。

他にもちょっとぽっちゃり目の若者のトーマスは、今度仕事で中国、香港、そして日本に来るそうだ。彼と話しているとトニーが絡んできてトーマスをいじるので、他へ移動し、今度はカウンターに座っている小柄のおばちゃんと話す。

彼女の名前はマーガレット。なんとレンジャースのエリアであるゴヴァンに住んでいるセルティックファン。ヨーロッパのアウェーも含めほとんどの試合に行くコアなファンでいろいろな思い出話をしてくれる。この日着て行ったストリップのバックが29 マローニーなのを見せると、彼女の娘が二人いてその二人ともマローニーのファンだと言っていた。

その後、何人かの若いセルティックファンとフレンドリーに絡まれ、彼らとハートソンのチャントを歌ったりして過ごしていたが、マーガレットがすぐ近くの店でライブがあるからそこに行くことを誘ってくれたので一緒に行くことに。
(おそらくwee mans bar)

店には50人ほどの客がいてその中にはトニーとバラも来ていた。カウンターで、グラスゴーに来ていたドルトムントファンと話したり、マーガレットが紹介してくれた夫婦の奥さんの方とダンスをさせられたり、セルティックのチャントを歌ったりして大いに満喫した。

バーは0時に閉まったのでそこで演奏していたバンドのメンバーやマーガレットと明日また会う約束をし、さっき紹介された夫婦と共に別のバーへ行ったが、さすがに酔いと疲れでヘロヘロだったので、彼らを店に残し、タクシーを捕まえホテルへ帰ることにした。

ホテル到着は1時過ぎで、部屋に戻ったらヒーターがつけっぱなしだった。
現地のセルティックファンとの初交流は、トラブルもなく非常に楽しくていい経験ができた。

2時ごろ就寝

次の日へ続く