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Hail Hail
2005年12月31日(土)
7時起床。飲み過ぎで気持ち悪、調子悪、なんとか重い体を引きずり出かける準備をする。
7時50分朝食、フルスコティッシュを頼んだが、量はちょっと少なめ、二日酔いだけど完食。
8時15分に出発、空は今日もどんよりで降ったり止んだりしている。
歩いてクイーンズストリート駅到着、8時45分発のエジンバラウェイバリー行きに乗車。
9時32分ウェイバリー到着、すれ違いで特急が発車していったがもしかしたらアバディーン行きだったか。
駅の売店で水を購入、売店のオネーチャンが超絶可愛かった。スコットランドでモデルのような綺麗な大人の女性は非常に珍しい。
時刻表をにらめっこし、イングランドに戻ることも考えたが、予定通り北上しアバディーンへ。
10時10分発の特急に乗車すれば12時30分にアバディーン着なので14時キックオフの試合には十分間に合う。
駅構内で15番線ホームに行くが、そこに停まっている列車は車内の電気が点いていない。
おかしいなと思いもっと先へ行くとその列車の先に別の列車が停まっておりそれがアバディーン行きだった。
UKではよくある紛らわしい1つのホームにAとBがあったり、2本列車が停まっていたりのパターンのやつ。
列車は定刻通り発車、外は時折晴れ間ものぞかせ明るくなったと思えば霧がかかり視界が遮られたり、雨が降ってきたりとコロコロ変わる。さすがスコットランドの天気。
定刻通りにアバディーン着、スコットレールはイングランドの鉄道に比べて時間に正確。
駅のインフォで地図をもらい、ピットオドリーの位置を確認する。インフォの人は詳細はわからないけどキングスロードをまっすぐ行けば着くと教えてくれた。
地図を見ながら歩くこと30分、墓地の先、右手にスタジアムが見えてくる。
クラブショップ内でチケットを売っているのでまずはチケットを購入、買う時に学生かと聞かれたが社会人と答えたけど学生と答えたら学生料金で入れたのかな。チケット代£20。スカーフはオフィシャルショップではなく露店で購入。
チップスを食べたかったが、スタンドの前では行列ができていたので、諦めスタジアムに入場する。
ピッチレベルでの写真を撮り、スタンド裏の階段を登りアッパーへ。階段の壁にはアバディーンの愛称、シープ(羊)のイラストがありチームを鼓舞している。
相対するライバルのイラストは赤、青、白で書かれているので、レンジャースのことを指しているのであろう。
席はアッパーの中段ややゴールから左側。バックスタンドにはインヴァネスのファンが200人ぐらいだろうか詰め掛けている。アバディーンとインヴァネスは同じハイランドのクラブだが、ライバル関係はない。ハイランドと言っても距離が離れているし、何せクラブの規模と実績が違うのでアバディーンは相手にしていないのだろう。
試合はアウェーのインヴァネスのペース、アバディーンは中盤でボールがつながらずインヴァネスに奪われてしまう。
お互いにレベルの高いプレーではないのでダラダラとした展開、ただ比較的インヴァネスの方が小気味いい感じ。しかし、コーナーやセットプレイの見せ場は多少あるものの前半は0−0で終了。
ハーフタイム中に紅茶を買って戻ってきたら後半が始まっていた。
後半序盤ホームのアバディーンも奮闘し、シュートがポストに当たったりキーパーに阻まれたりで惜しいチャンスを作るが20分も経つとこのまま点の入らなさそうな展開に。
インヴァネスもプレイングマネージャーのクレイグブリュースターがポストプレイやパスを引き出す動きでリズムを作るがいかんせんゴールまで遠くチャンスまで持ち込めない。
そうこうしているうちにアディショナルタイム、横にはまだファンがいるが後ろの列が1列空いたので椅子を乗り越え後ろの列から退場しようとしたらさらにその後ろの列にいたアバディーンファンのにいちゃんと頭突きをしてしまう。
ゴッチーーン、いてて ソーリー、と言って謝る。
タイムアップの笛を聞きスタジアムを出る。すでに暗くなりかけた空の下歩いて駅まで戻る。
帰り道キルトを履いたファンを何人も見かける。今日は大晦日、各地でホグマニー(大晦日に行う年越しのパーティのこと)が行われるのでこのまま街に繰り出すみたいだ。
スコティッシュのキルトはスカートなのにスコットランド人がはくとかっこよく見えるのは何故なんだろう。
駅に戻る前にショッピングセンター内で買い物。昼を何も食べてないので車内で食べる用にGREGGSでサンドイッチを買いたかったが見つからず、バーガーキングは買うのに時間がかかりそうで、割高なWHSmithで購入。
16時40分発のクイーンストリート行きに乗車、エジンバラで乗り換えなくて良いので助かる。
車内ではグラスゴーに着くまで爆睡、20時過ぎにグラスゴー到着。
駅到着後もなぜか疲れが取れずぼーっとしながら、買い物や現金をおろしたりしてB&Bに戻る。
昨日の約束もあり、ベアズバーに行きたかったがどうも腰が重たく行く気になれない。
グラスゴーのホグマニーもきになるが、ニュートラルな場所ほど危険だったりするので、ちょっとリスキー。
(と思ってた)
そうこうしているうちに眠ってしまい気が付いたらなんと年をまたいでしまっていた!!
さすがに目が覚めたので年明け早々だったが洗濯をしたり携帯を充電したりして新年を祝った?
Happy New Year 2006!(当時)
次の日に続く。