ハッピーバースデー ジョンハートソン！

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Hail Hail

今日4月5日はセルティックのレジェンド、「ビッグ　バッド ジョン」こと、元ウェールズ代表ストライカー、現在はTVのコメンタリーやコラムニストとしても活躍中のジョンハートソンが「元気に」41回目の誕生日を迎えました！

Happy Birthday John Hartson!

ジョンハートソンは1975年ウェールズのスウォンジー生まれ。少年時代は今の姿からは想像もつかないほど、すらっとした金髪美少年ストライカーとしてルートンタウンと契約。

ルートンデビュー時代のハートソン。笑顔が初々しい。

その後、アーセナル、ウェストハム、ウィンブルドンとロンドンのクラブを渡り歩き、2001年にコヴェントリーからセルティックに加入しました。

向こうっ気の強さが作用して、ウェールズ代表時代は同僚で現在はハリウッドスターのビニージョーンズと殴り合いの喧嘩をし、ウェストハム時代には練習中にムカついたチームメートのイスラエル代表ベルコビッチの頭を蹴り飛ばすなどのやんちゃな一面も見られましたが、
セルティックではその闘争心がレンジャースに対して向けてくれたことで、一躍セルティックファンの心をつかみ、ラーション、サットンと共に人気を得ました。

彼のハイライトはオールドファームのゴールはもちろんの事、2003 UEFA CUP、準準決勝のリバプール戦で、チームを準決勝進出確定させたスーパーゴールです。アンフィールドで決めたこのゴールは今でもセルティックファンの心の中に刻み込まれています。

セルティックのキャリア後はウェストブロムに移籍しましたが、あまり出場機会を得られず2008年に引退、しかしその後UK国内に衝撃が走りました。

2009に睾丸癌を発症し、大手術＆長期間の闘病を強いられ、一時は脳や肺への癌の転移が見つかり生命の危機とさえ報道されました。この時、セルティックファンをはじめとしてアーセナル、ウェストハム、ルートン、そして子供の時からのファンであるスウォンジーシティやウェールズ代表のサポーターが彼の手術の成功を祈り、彼らの家族（当時幼い3人の娘がいました）に向けてチャリティ募金を行いました。

その後、類まれなる体力と気力により癌の根治に成功し、長期間のリハビリを経て今ではマスメディアでの仕事やチャリティマッチでプレーするほど回復し、さらにもう一人お子さんにも恵まれました。

セルティックのタトゥーを見せてにっこり

さらに自分の手術と長い闘病に対して多くの寄付とサポートが寄せられたことで、リハビリ後に自分と同じように癌や病気と闘っている人たちのために「ザ ジョンハートソン基金」を設立し、チャリティ活動を積極的に行っています。

ザ ジョンハートソン基金

彼は子供の頃から応援しているスウォンジーシティのサポーターですが、彼の右肩には現役中だったか引退してからかはわかりませんが、セルティックのクレストのタトゥーが入っています。これは彼のキャリアのベストがセルティックであり、セルティックと彼がいかに相思相愛だったかをよく表しています。

彼のプレイを応援していた一人としてこれからも彼の健康と活躍を願わずにはいられません。

John Hartson is Gladiator