Hail Hail
プレミアリーグの監督で一番レンジャーズが嫌いなニール・レノン率いるハイバーニアンが敵地アイブロックスで勝利!
金曜日に試合を終えたセルティックファンが注目し、全員がハイバーニアンとニール・レノンを応援したレンジャーズ x ハイバーニアン戦が行われました。
現在のハイバーニアンは監督のニール・レノンをはじめプチセルティックと言ってもおかしくなく、DFエフェ・アンブローズ、MFディラン・マクギオク、FW:アンソニー・ストークスの元セルティックプレイヤー3人も所属しています。
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主力のジェイソン・カミングスがノッティンガム・フォレストに移籍したものの、積極的な補強を行い、元ハイバーニアンのキャプテンでノリッジからスティーブン・ウィティカーやセントジョンストンでいぶし銀の活躍をしていたダニー・スワンソンなどを獲得、昇格組とは思えない戦力補強を行いました。
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3シーズンぶりにプレミアリーグに復帰したハイバーニアンが、レンジャーズ相手にどのようなパフォーマンスを見せるのか、さらにはレンジャーズ相手になると尋常ならざるぐらいに闘志を燃やすニール・レノンが、どのように選手をモチベートするのか、一方のレンジャーズはペドロ・カシーニャの元、昨シーズンの体たらくを少しでも覆すことができてるのか、注目の一戦をハイライトでどうぞ。(レンジャーズTVのコメンタリーなので、テンションの上げ下げもお楽しみください)
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前半からセットプレイからカルドーソのヘダーでレンジャーズが先制するも、ハイバーニアンのFW、今シーズン既に9ゴールを記録しているサイモン・マリーが個人技で同点に追いつきます。
そのあと、この試合を左右する出来事が起こります。中盤でボールを持ったレンジャーズFWドランズに、後ろからハイバーニアンのMFスリブカ?が引っ掛けます。
これに激昂したドランズと小競り合いを起こしますが、割って入ったはずのレンジャーズMF、ライアン・ジャック(前アバディーン)が、ヒブスの選手を抱え込んで倒してしまい、暴力行為で一発レッドで退場になってしまいます。
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数的有利となったハイバーニアンは、その後すぐにレンジャーズのゴール前のお粗末なプレイで逆転し、前半を1-2とリードで折り返します。
後半さらに先述したMFスリブカが、スローインからのボールをそのまま蹴り込み、3点目と突き放します。
4点目、5点目も見ながら期待したのですが、さすがにそこまでの地力の差はなく、後半ラスト10分には、DFのタバニアに1点差に詰め寄られるゴールを奪われ2-3とされますが、時既に遅し。
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ハイバーニアンは、これでセルティック、アバディーン、セントジョンストンと並び開幕2連勝を飾ります。
なんとハイバーニアンはレンジャーズ相手にこれで3-2での勝利、3連勝中です。(2015-2016チャンピオンシップ、2016スコティッシュカップ決勝、そして昨日のリーグ戦)
ついでにその2試合のリンクも貼っておきます。
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今シーズンはかなりやってくれそうな予感です。
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一方のレンジャーズ、、、は置いといて、セルティックファンはこの試合の結果にSNS上では、ニール・レノン祭りが絶賛開催中!でした。
レンジャーズの負けには、いち早く反応するセルティックファン、その負けをもたらしたのが、セルティックのレジェンド、ニール・レノン率いるハイバーニアンであることも、さらに盛り上げます。
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今シーズンはセルティックを中心に、アバディーン、ヒブス、セントジョンストンの現在上位4チームがリーグを引っ張っていくのでしょうね。レンジャーズは、、、カシーニャ監督の首がいつまでつながっているかにかかっているでしょうか。