Hail Hail
3月6日(土)
(注)2004年当時、1£=約200円換算でお読みください。
まだ夜も明けぬ4時20分シェフィールドのコーチステーション到着。
前回旅行時にシェフィールドユナイテッドの試合で訪れた時は列車だったので、コーチステーションにきたのは初めて。鉄道駅との位置関係や距離がわからなく、ちょっと不安を覚えたが稀有に終わる。
5時近くになってコーチステーションを出て5分で鉄道駅に到着。駅の窓口は5時からオープン。
オープンと共に、窓口でブリットレールパスのバリデーションをしてもらおうとパスを駅員のおばちゃんに出すと、一言。
「パスのバリデーションはできないのよ~」
_φ( ̄ー ̄ )
ぬわにぃ~~~~???
!(◎_◎;)
おばちゃんが言うには、バリデーションの時に押されるスタンプがあるのだが、それはマネージャーが持っていて、そのマネージャーはなんと、朝8時まで来ないって!!!(>人<;)
がーーーん・・・超ショック( ;´Д`)
でも、夜通しシェフィールドまで来て、8時まで時間を潰してもいられないので、仕方なくマンチェスターピカデリーまでの片道チケットを買おうと思って金額を聞くと、£11.90!ヽ(;▽;)ノ
せっかく宿代を浮かせたり、ブリットレールパスのバリデーションを遅らせたりしてセーブしていたのが水の泡。・゜・(ノД`)・゜・。これならコーチもシェフィールドじゃなくマンチェスター行きに乗ればよかった。。。
それでも、早めにマンチェスターへ行きたいので、しょうがなく切符を購入。
ホームでマンチェスター行きの列車を待っていると若いおねーちゃんに話しかけられる♡
非常に短い発音で話しかけられるので聞き取れずポカンとしていたら、「こいつ通じねーよー」みたいな顔されて行っちゃった。。。
「One Cig please」と言われたのだがCig が何かとわからずにポカンとしてしまったのだが、「シガレット」の「シグ」だった。
そうか、煙草だったのか。。。
列車は約1時間でマンチェスターピカデリーに到着。車内はガラガラ。
先ほどいたシェフィールドのコーチステーションにはなんとコインロッカーがあり、もしかしたらマンチェスターのコーチステーションにもあるかもと思ってコーチステーションに行ってみたが、残念ながらシャワーもコインロッカーも設置なし。
構内には数人がヒーター付きのベンチに横になって夜を明かしていた。
再び鉄道駅に戻って7時になるのを待ち、荷物預かりに荷物を預ける。駅近くのショップで朝ごはんを購入し、構内のベンチで食事しながら一息。まだまだ時間は早いがトラムでオールドトラフォードへ向かう。
トラム駅そばのクリケットのグラウンドを遠目から見学し、スタジアムへ向かう。
マンチェスターユナイテッドのサポーターが集まるパブやショップを横目に歩いていると、パブのそばに立っていた、いかにもなダフ屋から声をかけられる。
前回同様リターンチケットを探しにきたのだが無視するのももったいないので冷やかし気味に「How much?」と聞いてみる。
すると、
「60」
と言ってくるので、
「no」
「50」
「No」
「じゃあいくらならいいんだ」
それでも払う気はなかったが、
「うーん、40ぐらいかなー」
「じゃあ、40でいいよ」
「でも、リターンチケットもあるかもしれないしぃ・・」
「£35でいいから頼むから買ってくれないか、今日は早く仕事終わらせて、6ネーションズラグビーが見たいんだよ!」
そうか、このダフ屋はラグビーファンなんだ。FA Cupよりも6Nationsが大事なのね。定価が£31なので、プラス£4なら許容範囲とOKして商談成立する。試合開始4時間前で早くもチケットゲット。
めっちゃ時間が余ってしまったので、暇つぶしにまずは昨年10時間待ったチケットオフィスへ行ってみると、先ほどトラムで見かけた日本人が並んでいる。
今日はもう並ぶ必要はないので、スタジアムを後にして、もう一つのマンチェスタのクラブ、マンチェスターシティの新ホームスタジアム、シティオブマンチェスター(現エティハドスタジアム)を見学に行くことにする。
さらにできれば旧スタジアムのメインロード跡地にも行けたらいいな。
ピカデリーに戻ってバスに乗るが、ここでプチ失敗、どうせまた戻ってくるのだからリターンチケット(この場合往復切符)を買えばよかったのにシングルを買ってしまった。
シティオブマンチェスターはバスで10分ちょっとで到着。スタジアムの周りは駐車場やら陸上トラックやら体育館などがあり、コモンウェルスゲームズのメインスタジアムだっただけのことはある。スタジアムをぐるっと一周し、写真を何枚か撮って引き返すことに。
10時半ごろ再びオールドトラフォードに戻ってくる。先ほどとは違い、マッチデーの雰囲気になってきた。
あちらこちらからファンが続々と集まってくる。1年振りの現地観戦で、応援しているチームではなくともやはり心躍るものがある。前回は全くと言っていいほど試合前の雰囲気を楽しむことはなかったので、今回はゆっくりスタジアム周りを歩きながら、集まってくるファンを見学。
さすがにマンチェスターユナイテッド、UK国内はもとより世界中から観戦に訪れている。スコットランド、アイルランド、ドイツ、中国、日本、etc…ライバル関係はないので、今回対戦するフルアムのファンもちらほら見かける。
特にメガストアでグッズを買う気もないので、だんだん手持ち無沙汰になり試合開始1時間前にはさっさとスタジアムに入場することにした。
その2へ続く。
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