Hail Hail
2004年3月5日(金)
(注)2004年当時、1£=約200円換算でお読みください。
出発前夜はオール。
準備やら風呂やらこれからしばらく部屋を空けるので、掃除やらで時間が経ち気がついたら出発時間近く。真っ暗な中、いそいで駅に向かい、ぎりぎり始発電車に乗り込む。
成田エクスプレスの始発もまだなので、日暮里まで行き、京成線を乗り継ぎ成田空港へ。初めて乗った京成線、聞きなれない名前の駅が多い。7時ちょうどに成田空港到着。
大韓航空のカウンターでチェックイン開始を待つが、2時間前になっても始まらず、20分ほど遅れる。
しかも、仁川行き、ロンドンヒースロー行きともに通路側になってしまいがっかり。
(このころは窓側の席が取りたかった)
9時半成田発、11時45分仁川着。
初めての韓国、トランジットでの滞在時間は2時間ほど。外は雪が降って寒そう、降りは大したことはないが滑走路周りはうっすら雪化粧。
多少トランジットまでに時間があったのでターミナル内をぶらぶら、歩いている人を見ながらあの人は日本人、あの人は韓国人かな、と連想してみる。
今回が初のトランジットだったが、無事に搭乗し13時半仁川発。
今回は過去2回のイギリス系航空会社ではなく、コストパフォーマンスを重視し大韓航空をチョイスしたところ、、、
機内はなんと、
死ぬほど暇!!!( ;´Д`)
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なんと、国際線なのに座席ごとのモニターがない!!!( ;´Д`)
通路上に申し訳程度の数台のモニタがあるだけ、11時間もなにしてりゃいいのよ!!唯一ラッキーだったのは3席中真ん中が空いていたので、ちょっとスペースがかくほできたことぐらい。
仁川からのルートは直航便とは多少かわり、中国上空を横断したあとロシアに入るルート、せめて上空からの景色でもというところだが通路側じゃみれないよねー。。。
通路にあるモニタでやってる映画を見て時間を過ぎるのをひたすら待つ。。。
よーーーーーやく、現地時間15時ごろオランダに入り、残り1時間ほどでブリテン島上空にたどり着く。
ヒースローには定刻近くに来たのだが、着陸許可が降りず、上空を1周旋回させられたあとに着陸。3度目のUKに上陸した。
早めに機内から出て入国審査へ。
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ここで、早くも第1の失敗!(>人<;)
入国審査カード(イミグレ)にホテルの名前と住所を書き忘れる!というか覚えてこなかったので書けない!
まあ、なんとかなるかなと思ったのが甘かった。
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初回はホテル固定、前回は非常にあっさり入れたので、油断していたら係官がインド系の女性で非常にしつこく詰問された。( ;´Д`)
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過去泊まったホテルでもいいから、きちんと入国審査証には書いておこう。。。(´Д` )
別室に連れて行かれなくてよかった。
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こってり詰問されたからか荷物はあっさり出てきてピックアップし、ターミナルの外で無事到着した安堵とともに一服(このころは喫煙者だった)
Tubeの駅に行きピカデリーラインに乗車。シングルチケット買っても1日乗車券を買ってもあまり値段が変わらないので、ちょいちょい途中下車するかもしれないと1日乗車券を購入する。(£5.2)
まずは、ロンドン中心地手前のサウスイーリング駅ヘ。
駅を降りて駅前の道をまっすぐ坂を降りる方向に20分ほど歩くと4機の照明塔が見えて来る。交差する大きな道路を越えてさらに進むと右手にスタジアムが。事前にukfootballgrounds.comというサイト(現在消滅?)で調査したら駅から徒歩10分って書いてあったのに、倍以上かかった。
ついたスタジアムは日本でほとんど知られていないブレントフォードFC(2015-16シーズン、チャンピオンシップ=2部)のスタジアム、グリフィンパーク。
スタジアム周りを半周するも、周りは住宅に囲まれ中々付け入る隙がない。
入り口にはでっかい錠前が付けられておりよじ登るのも不可能。唯一見つけたのがメインスタンドの脇にある駐車場に塀があり、そこによじ登ればスタジアムの中が見れそう。
しかし塀の最上部にはどろっとしたタールが塗られており触れないので、日本から持ってきていたサッカー雑誌を破ってタールの上に敷いて、手をかけよじ登った!
なんとかタールには触らず登ることができてスタジアム内部を見ることができたが、時間は夕方6時過ぎ、あたりは暗くなっているので、フラッシュが届かず暗い写真しか撮れなかった。
写真を撮った後はそそくさと退散!
駅へ戻る途中にパブの前を通ったが、週末金曜日早くも赤ら顔のおっさん達が、飲んで騒いでいた。
出発前に風呂に入ったのだが、次に確実に身体を洗えそうなのは、さらに1日後になりそうなので、どこかシャワーが浴びれるところはないかとロンドンのターミナルを散策する。
パディントンに行こうと思ったがTubeが遅延!仕方なくユーストンに行ってみたが、ユーストンにはトイレにシャワーがなかった。隣のキングスクロス駅にいってみたらシャワーが8番線のプラットフォーム脇にあるというので行ってみると、階段下にいた受付の職員に何か言われる。
なにやら聞き取れないが、上に行けみたいなことを言われたので、上に行ってみるとまた別の職員にシャワーを使いたいと言うと、下に行けと言われる。。。(; ̄ェ ̄)はぁ?と思ったが、思い返してみると、荷物を置いてこい的なことをいわれたのに気づいた。
荷物を置いてこないとシャワー浴びれないのか。。。
なんだかめんどくさくなり、あきらめることにした。
キングスクロス駅ではもう一つ確認したいことがあり立ち寄ったのだが、それはブリットレールパスのバリデーションがロンドンのターミナル以外の駅でもできるか、ということ。
これから行くシェフィールドでバリデーションできるか聞いたら問題なくできるとのことで安心する。
その後、ヴィクトリア駅に移動しマックで£0.99バーガーを2個買い、水を別途購入して駅構内のベンチで食事していると、すぐ近くでなにやら騒ぎが、、、見るとエスカレーターを上がった2階のパブで喧嘩が勃発!!!( ̄◇ ̄;)
4~5人の若者が店を出てきて猛然とエスカレーターをダッシュで降りていく、その中の一人がけっつまずいて、転倒したところを後から来た数人の若者が、ボコボコにする!こけたやつは立ち上がり逃げ回るが、おいかけっこに発展し、そこへセキュリティがやってくる!
ほどなくして騒ぎは収まったが、その数十秒の出来事に気づいた野次馬が一瞬で100人ぐらい集まってきていた!!!( ̄◇ ̄;)
ロンドンの人たちは喧嘩好きなのか???
ヴィクトリア駅のトイレで顔を洗い歯を磨いてスッキリする。その後時間があるのでベンチに座って旅行記を書くが、駅構内とはいえまだ3月、座っているのが辛くなる寒さ。(>_<)
しかしながら、こっちの人たちはアフォかと思うぐらい薄着でオープンテラスでビールを飲んで談笑している。
寒さに耐えられなくなり少し早いがコーチステションへ移動する。歩くこと5分、コーチステーション到着、こっちの方が鉄道駅より暖かい。今夜乗るシェフィールド行き、終点はその先のハダーズフィールド。そう、到着初日の夜は夜行バスでの移動予定にしていたのであった。
バス到着前に早めに列に並び、左側窓側の席を確保するも、後ろの席の客が午前2時ぐらいまで、シャカシャカヘッドフォンからの音漏れがうるさくて眠れない!(>人<;)やっとそいつが静かになった、と思ったら、ノッティンガムで酔っ払いのガキ(どう見ても20歳未満)が乗ってきて騒いでいる。(-_-;)
前回のマンチェスター→エジンバラ間は非常に静かで快適だったが、今回は最悪。寒さをしのげただけマシだけど。
たまーにウトウトするも時差ぼけもあり、あまり眠れずに、早朝の4時20分シェフィールドのコーチステーションに到着した。
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