Hail Hail
ベルギーのセルティックサポーターが、観光で来日したのであってきました。
ちょっと前の今月初旬のことでした。
Facebookで繋がっているもののあったことがない、セルティックファンが、来日するとのことでいろいろとメッセージでやり取りをしていたんです。
なんでこの12月の頭の時期なんだろ?と思いながらちょいちょい連絡を取り合っていたのですが、
どうやら彼は来日に際しJリーグのチャンピオンシップ決勝が見たいとのことだったので、
浦和サポーターの友人にお願いして、チケットを譲っていただきました。
譲ってもらったチケットが自分のところに届いたので来日を機に、都内で待ち合わせしてチケットの受け渡しがてら、居酒屋で軽く?食事をしました。
出会ったのは、トム、とトーマス(どっちも同じ名前やん)の二人。もともと連絡を取り合っていたのはトムの方でした。
なんかメッセージでやり取りしている時も時折、英語じゃない単語を書かれて???と思ってましたが、会ってみてスコティッシュではないことを確信。
彼らは、と言ってもセルティックファンなのはトムの方だけで、トーマスはフットボールにあまり興味がないトムの友人でオランダ語圏のベルギー人でした。
ヨーロッパ大陸でも人気のセルティックですが、スペインやオランダ、ドイツにファン、サポーターが多いのは知っていましたが、ベルギーのサポーターと知り合うのははじめてでした。
ちなみにベルギー国内では、5大チーム(アンデルレヒト、スタンダールリエージュ、クラブ・ブルージュ、ゲンク、ゲント)の中でゲントのサポーターだそうです。
その日は軽く、と思いながら結局遅くまで都内で飲んでたのですが、
ここからが本題。
以降は僕の個人的な感想なんですが、気になったのはそのJリーグチャンピオンシップのチケットについてなんです。
その1チケットも国際化してほしい!
Jリーグにしても、日本代表にしても、ここ10年ぐらいでかなり海外からも注目を集めています。僕の海外の友人は多くがセルティックサポーターですが、それ以上にフットボール好きは世界中にいます。
僕の知る限りですが、フットボールファンの多くが、どこへ旅をしようと自分たちの興味のあるもの、生活習慣に馴染んでいるものは、旅先でも行いたいものです。
日本人がどこへ行っても日本食が恋しくなる人が多いように、海外のフットボールファンはフットボールが気になります。
もちろんそれは自分の応援しているクラブや代表はもちろん、旅先のリーグやクラブもなんです。
日本在住の外国籍の方なら日本語にも多少慣れ、不安もそれほどないでしょうが、普段日本語に全く接していない旅行者にとって、「日本語でしか表記されてない観戦チケット」ほど、困るものはないと思います。
まあ確かにヨーロッパの他の国でも現地語(ドイツならドイツ語)でチケットはゲート番号、席番などは記載されていますが、英語ができる人ならなんとなくでもわかります。さらにはスタジアムではスタッフに英語で話しかければ多くの場合は解決します。(喋れないスタッフも確かにいますが)
ところが日本ではどうでしょうか。まず、「カテゴリー」「ゲート」「メイン」「バック」など数字のヒントはあるものの、これらの単語は皆目見当もつきません。
しかもスタジアムのブロック図やカテゴリー分布図などもないため、チケットだけを見てどこに行けばいいか、
は全くわからない仕様になっています。
せめて、Gate, Block,Row, Seatの英語表記、試合名、対戦相手の英語表記ぐらいはあってもいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
昨年と今年ドイツのドルトムントとハンブルグに訪れましたが、ドイツ語全くわからなかったので、非常にストレスを感じる旅行でした。(楽しくなかったというわけじゃなく)
慣れればなんてことはないのですが、地下鉄乗るのも一苦労、特に駅名がよく分からない、乗り継ぎがよく分からない、レストランで注文するのもよく分からない、何てことがありました。
こういう時やはり英語のメニューだとか英語の駅名表記があればすぐにわかるのですが、これが全く言語文化が違う日本語だと、さらに分からないんじゃないかなと思います。
2020年に向けて、居酒屋やレストランでも英語メニューを揃えたり中国語のメニューがあったりしていますが、スポーツ観戦でももっと英語を意識した工夫をしていってほしいなーと感じた次第でした。
その2 昔から見慣れてはいるけど、プレイガイド発行のチケットはデザインがしょぼい
注:もちろん、シーズンチケットや、招待券、当日券などではテンプレを採用しているクラブがあるのは知ってます。日本人向けの話ではなく海外から来た観戦者目線での話ということで。
実は個人的に、試合に限らずコンサートのチケットなどの半券をコレクション(捨てられないだけ?)してるんです。一番古いのはウン10年前の学生時代に行ったコンサートのチケットでした。
当然、多くの人がチケットの発券はコンビニだったりしますので画一的なプレイガイドのテンプレートデザインなのは重々承知の上なんですが、チケット半券コレクターからすると、ちょっと寂しいですよね。
海外観戦、およびワールドカップで観戦したチケットの半券をここで 紹介していますが、クラブがチケッティングをオペレーションしているので、デザイン秀逸だと思いませんか。(中にはあれれ?なものもありますが)
特に僕のようなチケットをコレクションしているものにとっては、チケットの半券だけでその時の思い出が蘇ったりします。これが画一的な文字情報だけだとその思い出も半減してしまうのです。
コストはかかることですが、チケッティング、チケットデザイン一つで観戦価値を上げることがもっとできるんじゃないかなと、彼らに渡したチケットを見て思ったのでした。
ちなみに彼らの試合観戦後の感想はまだ聞いていません。
なぜなら、浦和レッズがあのような形で、優勝をさらわれてしまったので。。。
ただ、やはり現地に住んでいるファンやサポーターと関われたのは、非常に思い出に残る体験だったんじゃないでしょうか。
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