Hail Hail

 

CL ハポエルヴィアシェバ戦でパレスチナ国旗を掲示したことで、ヨルダン川西岸地域に住むパレスチナの人々から連帯に感謝する動画が送られる。

 

チームと、アウェーに駆けつけるファンは現在、明日(日本時間水曜早朝)に行われる決戦の第二戦を前に、イスラエルに向かっています。

日本でも一部、報道されているようですが、先週行われたチャンピオンズリーグ予備予選プレイオフの第一戦で、セルティックのウルトラス「グリーンブリゲード」を中心とした一部のセルティックファンが、イスラエルの相手チームと対戦することで、占領下にあるパレスチナの人々への連帯を示したパレスチナ国旗を試合前、試合中に掲げました。

これに対しては、セルティックファンの間でも、意見が分かれていて反対意見(この場合の反対意見はパレスチナに対する連帯に反対なのではなく、CLの試合中にUEFAが禁止している政治的示威行為をしたことに反対)、賛成意見に分かれています。

UEFAもこれに対してまだ公式な見解を示していませんが、制裁金、もしくはスタンドの閉鎖、一部ファンの立ち入り禁止などの措置が考えられます。

本ブログでは、賛成、反対のどちらの立場でもないのですが、単純にUEFAの規約に違反した行為だからダメ、とは考えていません。

そんなことよりも、先日の投稿でもお伝えしたように、この行為に対して感謝のメッセージが多数寄せられたこと、他のヨーロッパのビッグチームではなくセルティックに興味を持ってもらえて好意的に受け取ってくれたこと、はセルティックのファンとして、読んでいて嬉しく思います、感動します。

そして、また、実際に自治地区で暮らすパレスチナの人々から、グリーンブリゲードとセルティックファンにこんな素敵なビデオメッセージが送られてきたので、御紹介します。

 

ラジーセンター、ベツレヘムのアイダ難民キャンプにある、青少年クリエイティブセンターからの感謝メッセージ

どちらの立場にしろ、どういう主張にしろ、自分の好きなクラブを好きになってもらえて、一連の連帯行為に感謝してくれる。これは、1ファンとしては嬉しいことでありがたいことだと個人的には思います。

「規約を破ったのだから、それは悪い行為で、制裁も当たり前だ」と受け取りがちになるかもしれませんが、それだけじゃない側面も見てもらえたらと思います。

スクリーンショット 2016-08-22 15.47.19さらに、グリーンブリゲードは、現地時間明日行われる第二戦を前にして、パレスチナの医療組織、MAP,(Medical Aid Palestine)と先ほどのRajee Cntreに向けた、15,000£(約200万円弱)→今は30,000£に上方修正、目標のチャリティ、寄付支援活動、#matchfineforpalestine キャンペーンを開始しています。

収益額は50対50で双方の組織に寄付されます。

寄付募集のページはこちら
https://www.gofundme.com/matchfinepalestine

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