Hail Hail

2008年1月2日(水)

 

6時半起床。

まずシャワーを浴びてスッキリする。
7時半に朝食、8時にはチェックアウトしたかったので、早めに食べてチェックアウト。

8時??分マンチェスターピカデリー → リバプールライムストリート 9時??分
駅到着後バス停に行き、職員にアンフィールド行きのバスを教えてもらう。

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やってきましたアンフィールド、おなじみのKOP End

17番のバスでアンフィールドへ、このバスは、遠回りして住宅街を通っていく。
約20分で到着しチケットオフィスへ。

カウンターのオバちゃんは非常に綺麗な発音の英語をし

ゃべるので聞き取りやすい。
3枚連番は、負荷、現在当日券の販売は20枚程度、昨日マンチェスターまで一緒だった仲間が来たいと言っていたので、彼らと連絡が取れれば3枚購入しようかとも思っていたが、移動中なのか連絡取れず。
とりあえず自分の分だけ確保。

したのだが、あまりのことも考え、もし彼らが来なくても日本人でチケット持ってない人がいたら譲ればいいやと、3枚結局購入。

無事チケット確保後、外観の写真を撮っていると一人の日本人にあったので声をかけてみる。
今回初海外で初UK、リバプールの試合を見にアンフィールドから30分ぐらいのB&Bに泊まっているらしい。

彼と話していると一人のリバプールファンがチケットいらないか、と声をかけてくる。が、こちらは必要なしというと他のファンと交渉を始めていた。

その日本人の彼がライムストリート駅に行きたいというので、一緒にバスで行くことに。
昨日はマンチェスター、今日はリバプールと連戦で観戦予定なのだが、ほとんど英語が話せないという。
とか言いながら結局来ればなんとかなるもんだ。

バスで駅まで戻り、駅前で彼と別れる。

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リバプールライムストリート駅

ライムストリート駅で果たして今日は試合観戦後、夜行でグラスゴーに戻ることは可能だろうか、リバプール発の夜行はないとしてもプレストンかクルーで乗り換えていけないかなど調べてみるがめぼしい情報は得られない。

翌朝だと、6時45分の始発に乗れば、10時20分にグラスゴーセントラル着なので、10時半待ち合わせで行くスタジアムツアーにはなんとか間に合うかも。

ようやく仲間と連絡が取れリバプール到着は12時ぐらいになるとのこと。昨日はマンチェスターまで来てたので、ホテルをグラスゴーにとっているため、日帰りでグラスゴーに戻りまた今日リバプールに来るという、なかなか経済的に負担のかかる旅をしている。

彼らが到着する時間になるまで、今晩の宿を探しに行く。

2年前に泊まった駅近くのリージェントホテルはNo Vacancy、坂を上りYMCAの先のB&Bが連なっている区画の一軒に行くと、シングルダブルとも£25でOKなのでシングルだけブッキング。ダブルは彼らが来てからにする。

まだ午前中でチェックインはできないので、荷物だけを置かせてもらい外へ。今日のリバプールは非常に寒い!

三たび駅へ舞い戻り彼らの到着を待つが駅の中にいても寒さがしみる。
ベンチに座っている方が寒さを感じるので、WHSmithの中で立ち読み等をしながら時間を潰す。
が、特に買いたいものもないのでブラブラするのにも飽きて駅構内でマンウォッチングして過ごす。

12時20分ごろようやく二人がリバプール到着。

で、再会早々どうする?って聞くと、試合は見ないでリバプール観光だけして日帰りするかも、と言い出すので、ありえない!と説得開始。
チケットは取れている、宿も取れる、明日の朝に戻ればスタジアムツアーも間に合う。

なのにどうして!と、せっかくリバプールまで来て試合を見ないで帰るなんて!

と、半分ぐらいいいかけたが、彼らの気持ちもわかるので、とりあえず再度グラスゴーへ戻るルートと時刻表を調べてみる。
先ほど調べたのと結局同じ結果で、翌早朝に帰れば間に合うというのも確認してようやく今夜は試合観戦&リバプール泊を決心してくれた。

一緒に先ほどのB&Bに行き三人ともチェックイン。まだ清掃中だが部屋には入れるということで、荷物を置きに部屋へ。10分後にロビーで待ち合わせと言って別れる。
部屋の鍵を開けようと思い鍵を入れるが回らない、なんどやってもうまくいかないのでおかしいなと思っていると、清掃中のスタッフのオネーチャン(結構可愛い)から、「鍵は開いていると思うよ」と言われドアノブを回すと普通に入れた。。。(照)

ロビーで彼らと合流してシティセンターへ。
ブラブラしながらリバプール・エバートンのショップが併設しているストアを見て回る。
何も買わずに店を出て、早めにアンフィールドに行きたいというのでバス停へ。

バス停で、サッカー観戦ガイドを持っている日本人の若者二人組を発見したので、17番のバスで行けるよと教えてあげる。

15時すぎに再びアンフィールド到着。

外観の写真を撮ってから時間もあるので3人で歩いてお隣のグディソンパークへ。
隣と言ってもスタンリーパークを超えていくので15分ぐらいかかる。

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アンフィールドとグディソンパークを隔てるように立地するスタンリーパーク。一時期は新スタジアムをここに建てる計画もあった。

外周をぐるっと回りながらチケットオフィスなどを覗き、エバートンのレジェンド、ディキシー・ディーンの銅像を見学する。再びアンフィールドに戻り、スタジアムショップでお買い物。自分は買うものはないが二人がレプリカやらいろいろグッズを購入。

特に買うものがないのでブラブラ見学しているとギリシャから来たリバプールファンに質問される。
限定のサイン付きブックレットを指差し、ここで描かれているサインは本物か?プリントか?と聞かれたので、多分プリントじゃないの?と答えとくとやっぱりと思ったようで、その後も暇だったのでなんかいろいろと話していた。

その後は近くのイートインのお店で腹ごしらえ。マッシュポテト、フィシュケーク、チップスなどでそれぞれ腹を満たし、パブへ。
パブで3人で飲んでいるとさっきのギリシャ人がやってきて一緒に飲もうというので、飲みながら話す。

ドイツのドルトムントで仕事をしていて今日がイングランド滞在最終日らしい。日本の素晴らしさをいろいろと言ってくれて、そうかそうかと聞いていたが、そのうち話の方向性が怪しくなり出し、なんで日本はアメリカの言いなりなんだとか、アメリカに占領されたのになんでアメリカの文化を真似るんだ、とか議論をふっかけてくるのでいい加減にめんどくさくなり、「お前はここに何しに来たんだ? リバプールの試合を楽しみに来たんじゃないのか?」
「今ここでそんなシリアスな議論をする必要があるのか?」と言い返すと、ハッと我に返ったようで、謝って自分たちから離れていった。

ちょっと3人ともテンションが下がったので別の店で飲みなおすことに。
外ではパイプバンドが演奏していた。

 

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店内、パブで混んでいる時は上を見上げていると飽きない。

リバプールのパブでは一番有名な「Albert House」へ。
店の中はものすごい人で息をするのも苦しいぐらいの混雑振り。

なんとかカウンターにたどり着きパイントをカウンター近くで飲みながら雰囲気を楽しむ。店内はグラスゴーのベアーズバーも負けないぐらい数々のスカーフ、フラッグがそこかしこに貼られている。

さすがに身動き取れないほどの混雑っぷりで、おかわりを買いに行けそうもないので、3人のみ終わったら退散、、、しようにも後から後からファンが入ってきてなかなか外に出られない。

15分ぐらいかけてじわじわ進み、やっと店の外に出られた。

まだキックオフまで1時間あるが二人は早くスタジアムに入りたいというので、お互いのシートが別スタンドのため、再集合の場所と時間だけ念入りに確認して別れる。

自分の席はセンテナリー(バックスタンド)のコーナー側。6年前の初観戦の時とほぼ同じ場所。今回の方がさらに前目の席。ピッチレベルでの写真を撮り(6年前は、写ルンですだったなー。)、コンコース内で紅茶を買って、壁沿いにあるシートに座り暖をとる。

試合開始前になり再びスタンドへ。お約束のYou’ll Never Walk Alone、今回は一緒には歌わず動画を撮影する。

試合は、トーレス、キューウェルの2TOP、ジェラード、マスチェラーノ、シャビアロンソ、ペナントと豪華な中盤。
フィナン、アッガー、キャラガー、アルベロア、でGKはレイナ。クラウチ、カイトはサブ。
この日のKOPは比較的静か、ベニテスとアロンソのチャントをずーっと繰り返してる。まるでJリーグの応援のよう。

違うのは、この時オーナーと監督の確執があったので、KOPのファンは監督に忠誠を表すためにずっと歌っているらしい。チャントをファンの主張として使うところがイングランドらしいし、ライブ感がある。

ジェラードの後ろ姿、何気に彼が17番をつけてた時からお気に入り

ジェラードの後ろ姿、何気に彼が17番をつけてた時からお気に入り

チームは2週間前にポーツマスを6-0で粉砕した時とは別物の低調なパフォーマンス、相変わらずリーグでは不安定でピリッとしない。一応、ノースウェストのダービー扱いされているウィガンのレベルにお付き合いしている感じ。

前半は見どころなく0-0で折り返す。

後半は開始10分にようやくリバプールが先制、決めたのはエース、トーレス。
しかも自分の近いエンドで決めてくれたので見ごたえがあった。

その後もジェラードのミドルなどで惜しいチャンスを作るが、決めきれず。 そうこうしているうちになんとウィガンが同点に追いついた。 同点ゴールを決めたのは、リバプールを出されたヘスキー、ではなく、元ニューカッスルのDFブランブル!

なんとブランブルのゴールをまた観れるとは。4年前のUEFA CUP マジョルカ戦で見た以来のゴール。

ホームで勝利を収めたいリバプールは、ボロニン、カイト、クラウチと攻撃の札3枚を切るが、勝ち越しゴールは奪えず。今回の観戦試合4試合目の引き分けに終わる。

試合後少しコンコースで時間をつぶした後、待ち合わせ場所であるシャンクリーの銅像でしばらく待つ。
待つこと10分ちょっと、二人と無事合流しタクシーで帰ろうかと探すがなかなか見つけられない。

そうこうしていると行きに乗ってきた17番のバスを見つけたので運良く乗車、しばらく渋滞でノロノロ運転も23時前にはライムストリート駅に到着。しばし歩いてB&Bに帰着。

明日は6時4分の始発に間に合うように5時40分にロビーまちあわせして解散。
0時前に就寝。

次の日に続く。