Hail Hail

 

2016年12月28日(水) その3

 

ライトアップで輝くセルティックパーク。

 

午後5時になりそろそろセルティックパークへ移動しようということになり、まだ飲んでいるものと移動するグループに分かれる。

ホテルの前でタクシーを拾ってポールの家族と一緒にタクシーでセルティックパークへ。と言いたいところ、出発に時間がかかる。
ポールがなかなか出てこなかったりして15分以上かかった。

ようやく全員集まったのでセルティックパークへ15分、あたりは暗くなり、セルティックパークに近づくと照明で煌々と照らされている。

何度来てもいつ来ても最高なのが、ここセルティックパーク。アンフィールドでもオールドトラフォードでもなく、自分の中では世界最高のスタジアム。

グラスゴーの街中では着けないスカーフや帽子もここに来れば堂々と着用できる。

 

さらにここ数年、スタジアム周りも整備され、セルティックウェイや、今回初めて観ることになるチャンピオンズカップを持ったビリー・マクニールの像など、10数年前に比べてかなりの充実度になってきた。
早速到着後、セルティックウェイで記念撮影。メインスタジアムの正面玄関から一直線に伸びる形でセルティックウェイがあるので、スタジアムをバックに撮影出来る。さらにビリー・マクニールの像の前でもパチリ。

今回初めて見たビリー・マクニール像、彼が向いている方向の先にはアイブロックスがあると言われている。

ひとしきり撮影した後、スタジアム内にあるバー、「ケリデルスイーツ」へ。
ここでちょっとした問題発生。このケリデルスイーツは、試合日のみオープンとなり、試合のチケットを持っているファンは誰でも入れるのだが、ポールたちは全員チケットを持っているものの、自分だけ持っていなかった!
実はこの後、7時にチケットを用意してくれた超有名サポーターのポール・ザ・ティム(PTT)と会う約束をしていてその時にチケットを受け取る予定だったのだが、今はまだポールと会っていないので、チケットを持っていなかったのだ。

 

入り口にセキュリティがいてチケットを確認していたが、そこはなんとか事情を説明して入れてもらうことに。
話のわかってくれるセキュリティでよかった。

みんなと一緒に中にはいる。
バーの中はすごい人でごった返し、ステージではライブも行われている。

ポールたちは、ビールを買ってトイレ近くの一帶に場所をとって飲み始めてるので、ホール内をウロウロして知り合いを探す。
入り口近くにラスベガスであったジョンと再会。彼と一緒にいるお孫さんにも挨拶。ちょっとびっくりしてた様子。

他に探すと、いつもセルティックのチケットを分けてくれる、マーティンに遭遇。PTTからのチケットの多くも実はこのマーティンが手配してくれていることが多い。

マーティンから今日のチケットをPTTに渡してくれと、カードを2枚渡される。
どうやらシーズンチケットだけど、今まで見たことのない黄色のカードだった。

ラスベガスで会ったジョンと

 

スコットランド人マリサポとしても有名になっちゃったジェイミー

他にはハンブルグであったマークの兄貴のグレンが来ているはずなのだが、見当たらない。そんなこんなでウロウロしていると、30日に会う予定にしていた横浜マリノスサポのジェイミーが、ここにきているというメッセージをもらう。

どこにいるだろうと探しているとドリンクを注文する列の中に、ジェイミーを発見!彼とは半年ぶりに再会。この前あったのは横浜のHUBだった。
なんか半年前に比べて横幅が、成長した感じ。ジェイミーは父親と父親の友人と一緒に来ていた。

ジェイミーがビールを購入すると、一旦父親の方に行って挨拶し、ポールを紹介しに行く。ポールとジェイミーは初対面。今後またジェイミーも日本に来ることがあるだろうと思って紹介する。ひとしきり日本の話題で盛り上がる。

ところが急にポールのお父さんの調子が悪くなったということで、ポールがお父さんを連れてホテルに一度戻るという。ちょっと心配。

ジェイミーも一緒に来ている父親のところに戻るので、そろそろ待ち合わせの時間ということもあり、みんなと別れてケリデルスイーツの外に出る。

スタジアムの前は試合前のいつもの雰囲気、あたり一面セルティックファンだらけに、普段見ない景色にテンションが上がっていく。

いろいろな方向から歩いてくるファンをかき分けて待ち合わせのスーパーストアへ。

 

ちょっとの間外で待っていたが、店の中に去年PTTと一緒に会ったチャーリーらしき姿が。孫と一緒に買い物をしているようで、挨拶をしに店の中へ。

声をかけると、すぐに気づいてくれて嬉しい再会。
さらに店の中にはPTTの姿も。

いつも世話になっているPTT、今回も2試合分のチケットを中心に助けてもらう。

ポール(PTT)とチャーリー、カメラを下にして写しちゃダメですね。

特に買い物するわけでもなく店内にいたようなので、店を出ることにするが、みんなに顔が知られているPTTは、普段は認められない入り口から外に出ようとする。セキュリティがちょっと注意するが、まあ彼ならばと顔パスで出られるが、さすがに自分はそこまでじゃなく、何も買ってないけど、きちんと出口からでる。

外で再合流して、一緒に来ているチャーリーの家族と挨拶。他にも会える人がいないか探すものの、時間も迫ってきたのでPTTからチケットを受け取り、チャーリーたちとは別れてスタンドへ移動する。

PTTから渡されたのは、レンジャーズ戦のチケット。

31日のレンジャーズ戦のチケット。下部にIzaguirreの文字が。。未確認だけどもしかしたら選手分のチケットってこと?

先ほど、ケリデルスイーツの中でマーティンから渡されたカードを一枚PTTに渡す。

どうやらこのカードは、今シーズンからUK初の試みで施行された、「セーフスタンディング」(レールシーティング)エリアのシーズンチケットだった。

 

これはさすがに超レア!間違いなく一般には回らないチケット。試合中ずっと立ちっぱなしジャンプしっぱなしはちょっと辛いけど。

 

PTTにはいつも世話になりっぱなし、2011年の時も最後までチケット探しに協力してくれたし、ダンファームリンに行くバスに乗せてくれたし、2013年は、これも最難関と言われたユベントス戦のチケットを親子分2枚確保してくれた。

2015年も最終戦のチケットはもちろん、家族関係者しか入場できないユースカップの決勝のチケットも。
彼は今一番有名なセルティックダフト(セルティック狂と日本語で言うのが正しいか)最近では、若い子や子供達の憧れのサポーターにもなっているらしい。

 

彼にせめてもと思い今回はバッジをプレゼント。
一つは自分でも持っていなかった10周年のスペシャルバージョン。これは6月にパースに行った時にバッジ製作者のトニーからもらったもの。それまでそのバージョンの存在は知らなかった。

 

ケリデルスイートからオフィシャルスーパーストアへ歩く道すがら撮ったセルティックパークの試合前の雰囲気

 

 

その4へ続く(ちょっと長いね)