Hail Hail
2011年12月28日(水) その1
5時45分起床。
前日は出発準備やらで2時半に就寝。睡眠時間3時間だけどこれから始まる旅の興奮であまり眠くない。
着替えて再度パッキングし、朝シャワーを浴びる。
戸締りを確認して6時半に家を出発。
バスで行こうかとも思ったが小銭がないし、紙幣を崩したくなかったので歩いて駅まで行くことに。
ところがこれが早くも大失敗!
駅到着直前に電車が来てしまい次の電車で行くことにしたが、ところが次の電車は10分近く来ない!!
さらに先発の各停は2個先で急行の通過待ち!でも、抜いていく急行に乗ったら間に合わない!
このままでは、成田エクスプレスに間に合わない、と焦る。
しかも駅と駅の間が1kmもあり、その1kmをキャリーを持ってダッシュしないといけない。
とにかく先発の各停に乗り、次の駅で隣を走る別線の電車に飛び乗り通過待ちなく乗り換え駅へ。
もう、そのあとは、ひたすらダッシュ!!!
改札もダッシュ、エスカレーターもキャリーを持って登っていく。
さらにJRの改札を抜け、長〜〜いホームと連絡通路をひたすらダッシュ!!!
前を走る同じくキャリーを持ってダッシュしている女性を追い抜いてさらに動く歩道も息を切らしながらダッシュ!!
最近こんな走ることなんてしてないからすぐ息が上がるがそんなことなんて言ってられず、ホームへつながるエスカレーターもヒイコラ登っていく。
さらに最悪なことに、なんとかホームに辿りついたと思ったら、停車している成田エクスプレスは、はるか向こう!!!東京駅で連結するまで短い車両なんだった!
もう、なんとか駅員に気づいてもらってドアを閉められないよう手を振ってアピールしながらもう足も上がらないけど最後の気力を振り絞ってダッシュし、なんとか乗車!!!
と、同時にプシューっとドアが閉まったのであった。。。
せっかくこれからの長時間移動に備えてシャワーを朝浴びて出てきたのに、これが一気に台無しだよ全く。
でも、まあ間に合ったのでホッとした。
東京駅での連結作業で5分停車したので朝食を買って食べる。
車内で日記を書きながら過ごし、8時30分に成田空港到着。今回は手前の第2ターミナル。
まずはチェックイン前にレンタルWifiに行って初めて海外用ルーターをレンタル。果たしてどれだけ使えるのだろうか。
続いてエスカレーターで3階に行きBAのカウンターへ。カウンター前ではすでに10人ぐらいが列をなして並んでいる。
受付してくれたのは、まだ初々しさが残る新人さんらしき女性スタッフ。
そして、その彼女から発せられた言葉に、天使、いや女神降臨というものがこの世にあるのかと実感したのであった。
「本日お客様がご登場の便は、オーバーブッキングのため、ビジネスクラスにアップグレードされますが、いかがなさいますか?」
キタ━━━━(゚∀゚)━
天国モードでの12時間半のフライト確定にニヤケが止まらない。
あまりヨーロッパ便では評判のよろしくないBAだけど、なぜか色々相性がいいみたい。
前回利用時には、まさかのオーバーブッキングで帰国できず で1日延泊+£446もらってきたし。
さらにロンドン→グラスゴー便は前から3列目! これは降りるとき時間がかからなくて便利だと、両方ともホクホクの展開。
手荷物検査を通り、出国審査をパス。Duty Freeでチケットを譲ってくれるセルティックファンのペドロ(HN)に、お土産用で煙草を1カートン買っていく。(このころからもう卒煙済み)
トイレ等用事を済ましてゲートに行くと、チケットに書いて有る「Club World」と同じ文字がFirst Classと並んで表示されている。それを見るだけでもワクワク。
優先入場で、並ばずにカウンターを通り、いつもの右側じゃなく左側の通路で機内へ。
当然4席独占せずとも横になって寝れる。アメニティは一通り揃ってるし専用スリッパもあるし、当然USB、電源つき、隣の人とは仕切りで全く見えないようになってるし至れり尽くせりで、顔がにやけてしまう。(゚∀゚)
ウェルカムドリンクはスパークリングワインが出るし、メニューにはどれがいいのかわからないけどワインリストまである。CAの年齢層は高めなのが気になるが、それを補って余りあるぐらいの快適さ。(゚∀゚)
エコノミー満席のため離陸まで時間がかかるが、それも全く気にならない。(゚∀゚)
さらに滑走路混雑のため離陸にも時間がかかるがそれも気にならない。(゚∀゚)
食前酒には、シャルドネ?シャブリ?の白ワイン、食事は牛フィレのステーキ、デザート付きと味はともかくとしてさすがエコノミーには出ない料理が出てくる。
食事後は映画鑑賞するが、今ひとつ面白い映画がないので結構飽きる。
機内で調子に乗ってアルコールを取りすぎたので目が痛い。
機内では気圧の関係で酔ってもすぐ冷めてしまうので、いくら飲んでも酔わない分アルコールの影響がすぐに出る。
フルフラットに近く足を伸ばして寝れるのだがいまいち寝つきが良くない。1~2時間ほどウトウトしたのみ。
その後は、おきまりの現在地マップをズーーーッと眺めている。
飛行機は出発の遅れを多少取り戻したが、気流とアゲインストで飛ぶため予定より20分遅れで15時20分にロンドンヒースローに着陸した。
行きの12時間がこんなに快適だったのは、大韓航空で4席独占した時以来か。
到着が最近新しくできたターミナル5で、他のターミナルへはトラムで移動しないといけない。
そこから10分さらに歩いてイミグレーションの入国審査場へ。
入国審査はスムーズでトランジットの手荷物検査も問題なし。
グラスゴー便は16時半発の飛行機だが、出発ゲートにようやく着いたのは16時チョット前だった。
運良くゲート近くにパブがあったので、UK発パイントを注文、スピットファイア£3.5 .
Wifiを立ち上げ、SNSのチェックをしながら飲む。うーん美味い!
16時15分には、ゲートがオープンし、搭乗開始。
さあ、これからが本番、果たして試合には間に合うのだろうか。
その2へ続く。
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