Hail Hail

 

2016年6月9日(金) その1

 

ビールを飲んだためトイレに2度ほど行ったが、後はぐっすり。さすがに横になると熟睡度が違う。
気がつくともう到着1時間前。

朝食はクロワッサンとチーズ、ヨーグルトとコンチネンタルブレックファースト。

 

タイは日本と時差2時間だが、オーストラリアとは1時間なので、午前7時すぎにパース到着。
着陸寸前にはなんと虹がかかっていた! ばっちり見れてなんか良い予感がする。

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パース空港着陸時に見えた虹。 スマホ電源オフにしないとだけど、この時だけは許して。

飛行機は無事空港に着陸し、人数も少ないのであっさり飛行機を降りれた。

オーストラリアは事前にビザの申告が必要だが、入国審査は自動でパスポートと写真認証だけであっさり終わる。
ちょっと心配していた荷物も比較的すぐに出てきた。

到着口を出ると、トイレの近くにシャワールームがあったが、まだ時間外みたいで使えないので、トイレで顔を洗ってスッキリする。

空港からパース市街地へは電車が走っていないのでバスに乗ることに。外はあいにくのどんより空で雨が降っている。「傘を持ってきてよかった!!」
と、キャリーから早速傘を取り出すが、なんと骨が一本折れていた! おそらく荷物運搬のさいに衝撃で折れたのかも。

バスを待っている間は濡れないので傘は差さずにバス停で待つ。自分で言うのもなんだが結構晴れ男なんだけどなー、などと思いながら。
一緒に待っていたイングランド訛りで電話している男性にここはターミナルいくつ?と聞かれたので「あーー確か、1」と答える。あっている自信あまりなかったけどあってたみたい。

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バス降りたとこ。近代的なビルと古い建物が混在している。

バスは8時すぎに来たので乗車、バス停名がわからないのでシティセンターあたりに行きたいというと片道4.5ドル。
どのぐらいで着くのか、距離的な感覚は全くわからないが、スマホでWifi接続しGPSで現在地が見られて非常に助かる。今までだと、地図を頼りか不安に駆られて適当な場所で降りてしまうところだったのに。

バスは閑静な住宅地を抜けて走る、ちょうど通勤時間帯だが、満員となるほど混んではいない。
外は結構雨が降ってきている。やはりここはUKじゃなくてオーストラリアなのは、傘を持ってきている人が多いこと。最近ではグラスゴーやロンドンでも傘を持ってる人も多くなってきたけど。

バスは、2度ほど橋を渡って30分強で、パース市内中心地へ。逐次スマホのGPSで場所を確認しながらホテルにほど近いバス停で降りようとチェック。だいたい直線距離で数分のところのバス停で降車。
外は傘がないとちょっと辛い本降り。

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今回泊まったホテル。「ペニンシュラ?」と友人が聞き間違えて聞いたので「そうそう」と答えておいた。

ちょうどバス停近くにはカンガルーのオブジェがあったので目印なるかも。
なだらかな坂を登って5分ほどで今回泊まるホテルにチェックイン。
朝なのでチェックインは午後で荷物だけ置かせてくれるのかと思ったらあっさりチェックインできたので、エレベーターで6階に上がり部屋へと入る。

建物はあまり新しさは感じないし、2機あるエレベーターのうち、1機はリプレース中だが、部屋の中は結構綺麗。シャワールームも清潔感はある。
早速、旅の汚れを落とすべくシャワーを浴びてスッキリし、出かける準備をして10時すぎに出発。

結構気温が低そうだったので、念のためヒートテックを持ってきたので着ててよかった。
街の中は結構厚手のジャケットを着て冬の装いをしている人も多いが、一方でポロシャツや薄着をしている人もいるので季節感はバラバラ。そこまで寒くはないと思うんだけど。

ホテルを出るとシティセンターのアーケードなので、まずは様子見でぶらぶら歩く。
街中は新しい建物と古いものと混在している感じ。アジア系のレストランもかなり多い。

街路樹はさすがに季節感があり落ち葉や紅葉が見られ、日本とは季節が逆なんだと感じさせる。

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今回3日間お世話に成ったロージー、オグレイディ。いやーパースを代表する素晴らしいパブですよ、本当に。

アーケード内で頼まれていたものを買いパース駅へ。駅はそんなに大きくない感じ、パースから近郊の町へ行く列車が走っているみたい。
駅の向こう側にあるノースブリッジエリアへ。

これから3日間行くであろう、パースセルティックサポーターズクラブのホームパブ「ロージー、オグレイディ」へ場所の確認をしに行く。

オーストラリアは日本と同じ左側通行なので、交差点を横断するのも楽でいい。ただ、歩行者用信号の青になる順番がよく分からないし、青の時間がやけに短い。

駅沿いの大きな通りを渡って最初のブロック、ラッセルスクエアという公園のそばにパブはあった。
まだオープンしていないので中は分からないが、かなり大きそうなパブ。
店の外の窓には、今日から行われるイベント「Huddle Down Under」のチラシも貼られていた。

そのままノースブリッジの通りをまっすぐ歩いて行くとまたもや別のアイリッシュパブがある。
どうやらこの通りは、パースの歓楽街のようで、パブやレストランや風俗店までもあった。

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授業中の子供達。結構みんな熱心に取り組んでいる。

イタリアンレストランや寿司屋、バー、パブ、焼肉屋や中華などを見ながら歩いていると、通りの端に出てその先には美術館と博物館があった。

博物館は有料みたいだが、美術館は無料なので行ってみる。

雨はだいぶ小降りにはなってきたがビーチに行く感じではない天気なので、雨宿りも含めてしばらく美術館で前衛的な作品や伝統的な絵画などを見て過ごす。中では小学生が課外授業を行っていた。

小一時間ほど美術館に滞在し、博物館も見ようかな、と思ったら有料なので諦めて昼食を取りに行くことに。

オーストラリアに来たら、やはり、オージービーフとシーフードは欠かせないと思い、事前に教えて貰った情報によると「チリマッスル」というムール貝のチリトマト煮が有名らしいので、早速食べてみようかと有名店を探してみると、パース市内では、ノースブリッジ内にあるらしい。

美術館を出た後、駅の方に戻ってきてたので、再度引き返し、ノースブリッジへ。

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6月なんだけど、ここは南半球、さすがに季節は秋なんです。

ウェブで調べたイタリアンの店は、まだ客足が遅いのか店の中ガラガラ。向かい側もイタリアンだったので、店の外にあるメニューを眺めていたら店員の女性の声をかけられ、つい中に入ってしまった。

メニューを見てると、唖然!「・・・全部高い!」
それほど、かしこまった店ではないのだが、全部一品、$20~$30は当たり前、いくらオーストラリアドルが米ドルより交換レートが安くても、メインとサブとドリンクで軽く70~80はかかっちゃいそうな感じ。

ただ、2品頼むとアイルランドやイングランド、グラスゴーでも度々やらかす「頼みすぎ」になるのは目に見えている。

チリマッスルだけの昼食、というのもなんだかなー、と思い別の機会に譲ることにしてシーフードピザを頼む。ちなみにボトルのミネラルウォーター1本$4.5。

そういえば、5年前にシドニーに行った時もなんだこの物価の高さは、とびっくりしたのだが、同じかさらに高いぐらいな感じがする。果たしてこれは錯覚なのか???

焼きあがってきたピザは、マジ無理なラージサイズ。味は結構いけるので、やはりついつい食べ過ぎてしまう。
かなり無理して完食、全部で$25、だと思い、$30をチェックに挟んで店員に渡す。

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これ一枚を一人ではさすがにきついです。

 

で、お釣りは$5ぐらいだろうと思って、戻ってきたチェックを見るとなんと$10とコインがレシートと挟まっている。オヤッと思ったがお釣りを受け取り店を出る。最初は$10多く$40($20札x2)払ったのだろうと思っていたが、確か$30($10 x 3)で払ったと思う。

お釣りを間違えたみたい。まあ、いいか。
お腹まんちくりんで外へ出てシティセンター方面へ戻る。

その2へ続く