Hail Hail
先日のレンジャーズ戦で、シンクレアのゴールに対しスタンドのレンジャーズファンが、差別的ジェスチャーを行う。(怒)
ちょっと投稿するのが遅くなりましたが、先日のアイブロックスで行われた「デモリッション・ダービー」(粉々に粉砕したダービー)で、シンクレアの先制PKに怒ったレンジャーズ側スタンドにいた男性が、ゴールを決めたシンクレアに対し、「モンキー・ジャイブ」(猿の真似をして、黒人選手に対する差別的ジェスチャー)を行われ、さらにバナナも投げ込まれたそうです。
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モンキージャイブの画像は僕も見ましたが、(ここではあえて掲載しません。見たい方は検索してみてください。)失点の怒りや、セルティックに対する嫌悪感はわかるとしても、人種差別行為は行き過ぎに思います。(超抑えて書いてます。レンジャーズファンの多くが、こういう人ではないことを知っているので)
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Brexitで揺れるイギリスですので、ここのところの右傾化はフットボールにおいても、ロンドンの某青いクラブのファンにしても、東ロンドンのフーリガンで有名なクラブのファンにしても、80年代のフーリガニズムとネオナチが共闘した時代に逆行しつつあるような部分が端々に感じます。
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個人的には語弊を恐れずにいうとフーリガニズム自体には、否定的ではないのですが、アジア人、日本人、黄色人種の一人として、人種差別的行動や発言には嫌悪を抱かざるをえません。
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それはそれとして、この投稿の主題はレイシズムに対する批判、ではなく、レンジャーズ戦での出来事があった後の、セルティック、及びセルティックファンの素晴らしい姿勢と対応を紹介したいのです。
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セルティックのウルトラスである、「Green Brigade」は、先日のセントジョンストン戦に、このようなバナーを掲げてアンチレイシズムと標的となったスコット・シンクレアに対するサポートを表明しました。
これは、今シーズンもっともセルティックファンの間で歌われたスコット・シンクレアのチャントの歌詞から、引用したものです。
“Oh Scotty Sinclair He’s so wonderful, when he scores goal it’s so beautiful and magical”
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これを受け、シンクレアも試合後にサポーターの支持に感謝の意を表し、ファンから渡されたT-シャツを持ってスタンドへと向かいました。
セルティックもオフィシャルのYoutubeサイトで、アンチレイシズムを標榜する動画を配信しました。
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こちらは昨年公開されたWe are Celtic We say No to Racismの動画です。
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アジアのセルティックファンの一人として、Green Brigadeを中心としたセルティックファンならびにセルティック自身にも今回の対応に敬意を表したいです。