Hail Hail

 

タフな首位決戦を見事に制してこれで28試合無敗記録更新、2位との差も25ポイントに!

 

セントジョンストン戦に続いてまた彼がやってくれました!

 

 

生中継で見れなかったので、リプレイでみましたが上位対決にふさわしいタフな1戦でした。
セルティックパークで試合をするチームはレンジャーズを除いて常にガチガチに引いて守ってカウンターが定石なのですが、アバディーンも引き気味ながらもかなりボールへのプレッシャーを強めてなかなか決定的なチャンスを作らせませんでした。

・・・おっと

試合よりもまずはこの試合のメンバーはこちら

 


GK:ゴードン、DF:ルスティグ、シムノビッチ、ボヤタ
MF:ビトン(ヘンダーソン)、ブラウン、マクレガー、ティアニー、フォレスト(GMS)、ロバーツ
FW:シンクレア

サブ:デブリース、イザギレ、ガンボア、スヴィアチェンコ、エイチソン

それでは試合のハイライトをどうぞ


先ほども書いた通り、序盤から激しい攻防でなかなかチャンスをモノにできないセルティック、FW不在で中央にくさびを打てません。
ロギッチも練習には復帰しているそうですが、まだ復活までには時間がかかりそうで、デンベレ、グリフィスも治療に専念中。それでもサイド、この日は中盤の左サイドに入ったティアニーと右サイドのロバーツ、そしてシンクレアでチャンスを作ります。

ロバーツにも常に2人、3人がマークに

 
それでアバディーンのDFでキャプテンのライアン・ジャックや攻撃の選手であるジョニー・ヘイズ、ナイアル・マギン(元セルティック)まで守備に戻りワイドの攻撃のチャンスをなかなかいい形で攻めさせてもらえません。

守備は本当に安定してきました。高さに不安のあるスヴィアチェンコよりもボヤタとシムノビッチのコンビ。この日はルスティグと3バックを形成しましたが、点を取られそうな気がしません。

中盤の底もブラウンとビトンの運動量が多く、さらに今までビトンの消極的なパスが目立ってリズムを壊していたのが、修正したのか積極的に縦へのフィードを心がけることでチャンスとリズムをもたらしました。これができるとビトンは俄然良さが出ますよねー。

そしてそんな膠着状態を打ち破ったのが、今年になって不死鳥のごとくよみがえって別人のように活躍している、ベルギー代表のデドリク・ボヤタです。
セントジョンストン戦に決めたヘダーと同様、シンクレアのフリーキックからマークを交わしてフリーで叩き込みました。

 

 

この圧倒的な高さと強さ!

その後も追加点を狙い、選手を交代させて攻めますが、見ていてこの1点で勝負ありだなと思ってました。
それほどチーム力の差と勢いが歴然としていました。

これで、公式戦は28試合無敗記録となりどこまでこの記録が続くのかわかりません。

絶対的なエースを持つクラブも強いですが、日替わりでヒーローが生まれるクラブもまた強いクラブの特徴です。
昨シーズンのセルティックはグリフィス様様でしたが、今シーズンは後者の戦いができていて層の厚さを感じます。
上位の3連戦(セントジョンストン、ハーツ、アバディーン)を連勝で飾ったことで、早期の6連覇が現実のものとなってきました。

このまま突き進んで勝ち点100と国内3冠を目指してもらいたいところです。

2位レンジャーズ、4位ハーツにアウェーでぼろ負け!

セルティック好き=レンジャーズ嫌い、というのはセットになっています。
セルティックの勝利も気になりますが、それと同じくレンジャーズの敗戦、引き分けも気になります。
もう、これはセルティックを応援する上でのカルマみたいなもんですね。

先週末セルティックパークで 0-4と大敗したハーツですが、昨日はホーム、タインカッスルで、2位レンジャーズと対戦しました。ピットオドリーのアバディーン戦より厄介なのがこのタインカッスルでのハーツ戦、タイトルを見ればどうなったかわかりますが、ハイライト動画をどうぞ。

 


試合を通して見てませんが、得点シーンだけを見てみるとお粗末なレンジャーズのプレイ続出ですね。
特に2点目は軽いプレイでボールを奪われそのままゴール。

この敗戦より、3位アバディーンも負けたので2位はかろうじて確保していますが、セルティックとの勝ち点差はなんと

 

にまで広がりました。25といえば中村俊輔がつけていた番号と同じですね。

この差は今後、セルティックが8連敗してレンジャーズが8連勝してもまだ埋まらない、という逆転には天文学的な可能性しかありません。

今週末再度セントジョンストンとアウェーで対戦しますが、ほぼこれでリーグは危なげなく連覇達成すると思いますので、来週末のスコティッシュカップのインヴァネス戦(カップでは相性があんまり良くない)に気合を入れてもらいたいところです。