Hail Hail

 

2017年1月5日(木) その2

 

ロンドンともまたしばしお別れか。

 

時間はちょうど6時近くにヒースロー空港、ターミナル4に到着。
出発カウンターに行くと、エミレーツは混んでいるが、カタール航空はそこまでではない。

最初のドーハ便は乗り継ぎを重視しているので、3席とも埋まっているのは承知の上。とにかく1時間しかないドーハでの乗継ぎを成功させるのが最優先。

荷物を預けてチケットをもらい手荷物検査へ。
この時間帯は意外に空いていて金属探知機もならず、ものの5分ほどで通過できた。

ターミナル4はイマイチお店が少ない・・・買い物はあんまりしないけど。

ターミナル4はあまりお店が多くなく、1,2,3で出国前に必ず立ち寄るO’Neillsもない。唯一見つけたパブで、ビールとクリスプを買って、SNSに投稿しながら最後の時間をすごす。

さっき飲んだビールがあまりにも残念だったので、再度飲み直し、それでも今回は本当に飲まなくても過ごせた旅行だった。

今回一番飲んだのは30日のRamen Dayoでの梅酒だったか。
他、一人で過ごしたリバプール、バーミンガムは言うに及ばず、ロンドン、グラスゴーでも1日最高3パイントぐらいしか飲んでいない。

 

やればできるもんだ。まあ今回はグラスゴーでの体調不良が、大きく影響したのは間違いないが。

FB等を見ながら出国前の投稿にいろいろな友人がコメントをくれてうれしい限り。それらを見ながら悦に入りビールが美味しい。
出発前にはあまり食べないようにしているし、まだ病み上がりということもあってビールのまわりが早い。

エールビールにはクリスプ(ポテチ)が合う。お土産にたくさん買ってくればよかった。

時間になったので軽い千鳥足でゲートへ向かう。

ゲートには各国、種々様々な人種、国籍の乗客がいる。家族連れも多い。

 

搭乗開始になり、席に行くと同じ列の他2席もスキンヘッドのおっさん。自分も含めて3席おっさん&ボウズという珍妙な組み合わせ。

 

機内は結構混雑しているけど後ろの非常口前は1席空いてるなーとかちょいちょい空席はある。しかし今回は移りたい気持ちを抑えて今の席に座っておく。

 

機内では早速スウェットに着替えてゆったりとするがさすがに隣に人がいるとあまりリラックスもできない。
離陸して数時間後に機内食のサービスが始まった。

ここで、想像を絶する事態が起こる。

 

早めに食事を終えて、まだトレーを回収に来る前に席を立って歯を磨きにトイレに移動。
もちろんトレーは席の前のテーブルに置いたまま。

トイレが使用中だったため、しばらくトイレの前に待っていたのだが、その時自分の席の方をぼんやり眺めていると、なんと一列後ろの真ん中の席に座っていた中東系の女性が、俺の席のトレーの上に何か置いた!

明らかに自分の食べた食事のトレーを上乗せしたみたい。(@_@)

まじか?どういう神経してるんだこいつ。(; ̄ェ ̄)

 

すぐに戻らずに歯を磨いてからゆっくり席に戻ると、トレーごと置かれたわけじゃなく、メイン料理の容器だけ上に乗せられていた。

一部始終を見ていた隣のおっさんが教えてくれたが、もちろん自分でもはっきり見ているので、「大丈夫、俺も見てたから」と答え、その女性に声をかけ、

「ここは俺の席だ、お前は何をやったんだ。」と問い詰めると、

「だって、あなたは食べ終わったと思ったから」と理解不能な回答。

「は?そんなこと関係ないだろ、これ持っていけ!」と、置いていった容器を自分のトレーに戻させる。

 

・・・「時々、理解不能な行動をする奴がいるね」と隣のおっさんに同情された。

 

 

しかしこの隣のおっさんもまた、食事後の消灯となり、皆仮眠を取っている時に、窮屈だからか、足を俺の席に放り出し、顔をこっちに向けて寝息を立てる。しかもたまに肌が触れ合っても避けられず、気持ち悪いのなんの。

 

お前も理解不能だっつーの!

・・・

 

この便ではそんなこんなで寝られないことを覚悟していたが、気がついたら2時間ぐらいはとうとしていたようで、アラビア半島上空に飛行機は差し掛かっていた。

この時点で定刻より5分遅れ、さらにドーハ直前で着陸許可が下りないのか、1回旋回する。さらに10分遅れて一人でやきもき。

無事着陸して滑走路を走行中からすでにベルトを外し、腰は中腰ですぐにダッシュできるように準備しておく。
シートベルトサインが消えたと同時に荷物を取り出し、ビジネスクラスとの仕切りの一番先頭に立って待つ。カーテン越しにビジネスクラスの乗客がゆったり降りる準備をしているのを見ながら、さらにイライラを募らせる。

 

ムキー!!! 早よせいや!o(`ω´ )o

 

ようやく、ビジネスの乗客が降りてさあ、といったときにCAに「One Second」と制止させられるが、こっちはそんなことかまっちゃいないと制止を振り切り出口へ急ぐ。 ここから本気モードでダッシュ。
なぜかここでラッキーなことにトランジットの手荷物検査はなく、そのままタームなるに出れたので、すぐにモニタでゲートを確認すると、ゲートはなんとCゲートの一番はじ!!!


こういうときに限って一番遠いゲートになってるとは。

それでも動く歩道をひた走り、飛行機を降りて10分ちょっとでゲートに到着

なんとか間に合った羽田便。ドバイのときもそうだけど、朝出る羽田便は乗客少なめ、必ずバスで飛行機まで移動、がお約束みたい。

あまり寝てない中で早朝からもうダッシュ、あとは羽田に帰るだけとはいえ汗だく。息も絶え絶えになってなんとか無事搭乗時間に間に合った。

やはりトランジット1時間はあまりお勧めできない。


せめて1時間半から2時間以上は余裕が欲しいものだ。

すでに、搭乗開始しているがあまり集まりが良くないようで、結構順番的には早い方だったようだ。
飛行機はゲートに直付けされておらず、バスで飛行機の止まっている場所まで送迎、確か前回のドバイでもバスだった。
中東での東京便はどこもこんなものなのか。

さすがに乗客は多くが日本人、自分のような防寒、厚着している人もいれば、軽装の人もいていろんなところから帰ってきてるんだな、と思わせる。

バスは10分ほど走り、飛行機が並んでいる一角でストップ。

団体旅行客なども結構いて早朝便にしては搭乗率は高めだったが、今回確保した席は真ん中3席のうちど真ん中を選んだため、両脇の席は誰も確保せず、ドーハ往復は3席独占でのフライトとなった。(^-^)/

嬉しいことにまたしてもガラガラな機内。窓際にすればよかったけど、まあ満足です。

他にも乗り継ぎがギリギリなのか、出発時間近くになって搭乗してくる乗客もいた。さすがにギリギリでの搭乗は精神的にも良くないので避けたいところ。

定刻をちょっと過ぎて飛行機は無事離陸、ドーハで足止めを食らわなくてよかった。

飛行機の中では、映画を見たり、寝たり、最後のフライトを満喫する。やはり3席独占して横になって寝るのは超快適。
気がつくと飛行機はすでに中国上空まで進んでいた。

機内のエンタメシステムに邦画があったのに気付かず洋画ばかり見ていたが、「シンゴジラ」があったのに気付いたのが着陸1時間前、急いで見始めるも途中までで、飛行機は無事羽田空港に降り立ってしまった。ああ。

 

イミグレで無事帰国のスタンプを押してもらい荷物を受け取り23時に無事帰国。

ただいまっす。

Wifiルーターを返却していつものように高速バスへ。
到着は深夜0時を過ぎたが、そこから最寄りの駅まで電車で帰り、深夜の居酒屋で軽く打ち上げをして帰宅したのであった。

 

当初計画していた観戦予定からは大幅に修正され最終的には、3試合の生観戦、3試合のテレビ観戦という結果に終わったものの、今回会いたかった友人たちにはだいたいあえて楽しい時間も過ごせたし、みんないきなりの訪問にもウェルカムで暖かく迎え入れてくれたのはありがたかった。

グルメでも観光でもましてや今回フットボールでもなかった今回の旅を総括すると、お役に立つ情報はあまり載せられなかったし、撮り溜めてこようと思っていた動画も思ったほど撮れなかった。
なんか今回の旅については、いろいろな面でなんとも言えない後味の残る旅となった。

それほどお腹空いてるわけじゃないけど帰ってきたら米より蕎麦!

 

おしまい。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
コメント欄などに一言感想をいただけるとありがたいです。
また、次回の旅行記までお待ち下さい。