Hail Hail

 

ジョック・ステイン時代の66-67シーズン26試合無敗記録を破る、国内27戦無敗記録を樹立!

 

ブレンダンロジャース就任1年目にしてこの大記録は本当に素晴らしい!

 

いろいろ書きたいことはありますが、まずはこの試合のメンバーをどうぞ。

GK:ゴードン、DF:ガンボア(ルスティグ)、シムノビッチ、ボヤタ、ティアニー
MF:ブラウン、ビトン(ヘンダーソン)、アームストロング(試合前練習の怪我で欠場、代わりにマクレガーが先発)
ロバーツ、(エイチソン)フォレスト、FW:シンクレア

サブ:デブリース、マケイスティーブン、スヴィアチェンコ

 

これみてくださいよ!

 

デンベレ アウト (-_-)

グリフィス アウト(-_-)(この日のセルティックTVに出てました)

ロギッチ  アウト(-_-)

アームストロング 試合前練習でアウト( ̄O ̄;)

なんと4人も主力が欠場!しかもストライカーは0!(17歳のエイチソンがサブ)

 

さすがにこれを見て「あーこれはタフな戦いになりそうだなー」と想像するに難くありませんでした。
実際、試合始まって20分ぐらいはまともなシュートシーンもなく、噛み合ってない感満載だったのですが、

・・・という前ふりからハイライトをどうぞ。

 

 

試合後の様子

まずは、27試合無敗記録達成おめでとう!

50年前、あの伝説のリスボンライオンズ(ジョック・ステイン監督のもと、セルティックパークの半径20マイル以内出身の選手だけでヨーロッパ制覇、ヨーロッパ初のトレブル達成、そして国内9連覇を達成したチーム)のうちたてた26試合無敗記録を超える新たな歴史を作ったブレンダンロジャースのチームに拍手!!!

 

以前から何度も繰り返してますが、「今シーズンのセルティックのフットボールは見る価値がある」

と断言します。( ̄▽ ̄)

国内でこれだけ無敵を誇れるクラブは過去にもそうはないはずです。

イングランドでも2000-01シーズンのアーセナルの無敗優勝がありますが、まだシーズンは長いものの現時点でたったの1分けしかしていないクラブはなかなか他に類を見ない快進撃です。

しかもスコットランド内では規模も圧倒的ですが、ヨーロッパの中では、そこまで巨額な投資をしたわけでもありませんし、20代前半の選手も多くアカデミー卒業生もいます。(この試合では、フォレスト、マクレガー、ヘンダーソン、ティアニー、エイチソンと5人もアカデミー出身選手が出場)

それでも確実な補強と強い結束力をもたらし、チーム内での競争力も増してレベルアップしていきました。

シーズン序盤ではシムノビッチはトリノに行きかけ、ボヤタは完全にお払い箱状態、アームストロングもマケイスティーブンもダンディーユナイテッドや他のクラブにローンか?とまで噂がありました。

さらにフォレスト、ビトン、イザギレには移籍の噂が絶えず、キャプテンのブラウンもそろそろキャリア終盤でおしまいかとまで見られてました。

それが、アームストロング、ボヤタは完全に復活し、ブラウンに至ってはチャンピオンズリーグでも大活躍、10年前に戻ったかのような獅子奮迅の動きを見せ今シーズンはゴールもあげてます。

この試合でも、アームストロングの試合前練習でのアクシデントにより急遽先発出場になったマクレガーが先制ゴールを挙げたことが今シーズンのチームを象徴していると思います、

さらにはハイライトではなかなか見れませんが、右サイドバックに入ったガンボアが今シーズン最高のパフォーマンスを見せてくれました。
いまいちパッとしなかったんですが、豊富な運動量と高い守備力、再三の攻め上がりも見せてMOTM級の働きでした。

今年になって先発の座を勝ち取ったボヤタも前と高さで強さを発揮してシムノビッチとのコンビで安定感を見せています。このコンビでヨーロッパの試合が見てみたいです。彼の復活にはバックアップ兼コーチにもなっているコロ・トゥレの影響が大きいのだとか。


ちなみに、この試合のメンバーのうち、今シーズンから加わったのはシンクレアだけ、もちろんシンクレアこの日もPKを含む2得点で非常に重要な役割なのですが、彼以外は昨シーズンからいたメンバー。
監督代わるとこうもチームも変わるのか、という良い見本ですね。

地元紙でも歴史を作ったチームを「ライオンキング」と評しました。

さて、新記録を樹立した後は、水曜日にいよいよ2位アバディーン(どこかのチームが3位に落ちたため)との首位決戦第3ラウンドです。

 

この試合に勝てば、ぐっとリーグ6連覇が近づきます。
平日の夜とはいえホームセルティックパークはたくさんのファンが集まるでしょう。
チャンピオンズリーグ並みに気合い入れて見たいと思います。

Mon the Hoops!🍀🍀🍀