Hail Hail

 

2016年6月11日(土) その2

 

食事を終えてレストランを後にして、岸沿いを歩くと他のレストランも立ち並んでいる。
どこもテラス席があってそれぞれ店内だったりテラスで食事を楽しんでいるのだが、テラスで珍しいものを発見!

なんと、ほとんどのレストランのテラスにはヒーター付きなのであった。しかも気温は20℃近くなのに、ヒーターがオンになっていて暖かい。
日陰だとちょっとひんやりするのと、皆比較的薄着だからだろうか。

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有名なフリーマントルの観覧車。公園内に設置。そんなに大きくない上に1周3分ぐらいか。

レストランの一角を抜け線路を渡ると観覧車が置いてある公園に出る。

これが有名な「高速観覧車」か。
高速、というほど早くはないのだけど、それほど大型ではないので、一番高いところをあっという間に過ぎてしまうらしい。大人$11。

観覧車に乗る乗客を見たり、家族連れで公園で遊んでいる姿を眺めながら公園を横切り、バス停へ。

パース市街同様、ここフリーマントルでも無料バスのCATが走っているので、歩いて行ける距離ではあるが、10分ぐらい待ってバスに乗車。
駅前を通り、タウンセンターへ。約10分。

タウンホールや、刑務所が有名らしいので行ってみるが、途中でマーケットが気になり下車して目的地変更。
さすが土曜日、マーケットの建物内は人で溢れている。

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マーケット内の日本食屋、お客さんもアジア系多し。

それでも、なんか雰囲気的にはゆるい感じ、商魂たくましく熱気があるというより、色々なものが溢れている場を提供している感じ。

もちろん、日系の飲食店や中国系の八百屋などは熱心に商売しているが。

食料品、飲食店はもちろん、こちらにしかなさそうなブーメラン屋やアボリジニーの飾り、不思議な石やワッペンやらスイーツ、衣料品まで、見ているだけでも楽しい。

こっちで昼食でもよかったかなーと思うほどいい匂いの飲食店も多く、マーケットの入り口近くで焼きそば、たこ焼き等を出している日本食店などは行列ができていた。

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さすが成果類は充実している。季節モノとして柿が売っていた。

青果店で置いてあるお試しのフルーツをちょいちょいつまみつつぐるっと一周。

別の奥側の出口から出てみると、大道芸人がパフォーマンスを行っていたのでしばし見学。

15分ほどハイライトも含めて見学し、チップを置いてマーケットを後に。

土曜の昼下がりにこんな時間を過ごすのもいいなあと思いながら、ついつい見入ってしまっていた。

 

すっかりタウンホールや刑務所見学のことを忘れて歩いて駅まで戻る。
この通りはずっとレストランやカフェが立ち並び、そのほとんどの店にオープンテラスの席が設けられている。(後で調べたら通りの名前もサウステラスだった)週末の休日にワインやビールとともに食事と何気ない会話を楽しむ。

うーんさすがに見ていて絵になるなー。

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歩いている通り沿いで写メがうまく撮れなかったので、道路の反対側をパチリ。こんなオープンテラスがずーっと続く。

この日何度も連発しているが、東京に比べて都市近郊にいながらスローライフを満喫しているように見えるのは自分だけだろうか。人気のある街なのが伺える。

駅に戻り、もうちょっと観光したい気分もあるが、昨日散々歩き回ったことを考え早めにパースに戻ることにする。刑務所やタウンホールは、まあまた来る機会があればその時にでも。

14時??分、パース駅まで戻る切符を購入し、発車街をする電車に乗車。ほどなく出発し15時すぎにパース到着。

車内では面白い注意書き広告があったので写メに収める。シャレが効いていていい。

駅に戻り再びスロープを通ってアーケードへ、さらにホテルに戻り夜の出かける準備をする。

再び部屋にいる時も、度々聞こえてくる鼻歌のような音がするが、ようやく音の出所を突き止めた!

この時間に部屋にいる人はほとんどいないはず、だとすると、考えられるのはただ一つ、老朽化しているエレベータから発せられている音だった。

実は自分の部屋はエレベータの真ん前なので場所的には一番近いし、この時間で動いているものといえばエレベーターぐらい。確かに乗っている時にもキィキィと音がしていたのを思い出した。

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ちなみにこの日の昼間のイベントとして、11人制フットボールの試合が行われていた。これは試合前参加者全員のハドル(円陣)

霊感がまるっきりないので、幽霊の仕業は全く考えてなかったが、エレベーターの仕業とわかり一安心。

17時すぎにホテルを出発しノースブリッジへ。
この後のことを考えると、ロージーに行く前に夕食を取っておきたい。

イタリアン、シーフード、ときて、寿司?もいいけど、やはりオージービーフは外せないと思い、有名チェーン店ではあるが、アウトバックに入る。

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ステーキプレート、これで$35ぐらい。

昼間は昼食の時の一杯だけなので、ドリンクとしてビールを頼み、しばらく悩んだ後ミディアムのステーキを頼む。

メニューには和牛(Wagyu)もあったが、値段高め、一般的なオージービーフでオッケー。
店員のオネーちゃんはセリフがマニュアル化されているのか、聞き取れないほどの早口だったが、サイドメニューを進めてくるのは、なんとなくわかるので適当にNoを連発しておいた。

店内ではオーストラリアらしくオージーフットボールの試合が中継されている。

ステーキは200ぐらいでそれほど大きくないが、チップスが付いているので量的にはこれで十分。
いつもお腹の空き具合でついつい頼み過ぎてしまうところだが、今回は適度な感じで頼めている。

ステーキもラスベガスで食べた骨つきステーキより歯ごたえ、食べ応えは自分好み。筋も多くなく肉にくしさは十分あった。

食べ終わった後、会計をして外へ。やはりこっちの季節は冬、外に出たら真っ暗になっていた。

その3へ続く。