Hail Hail
2007年12月27日(木) その2
18時半ホテルを出てピカデリー沿いのバス停へ。
・
シティの青シャツを着ているファンが並んでいるバス停に並び一緒にエティハドスタジアムへ。約10分。
スタジアム脇にある昨年当日券を購入したチケットオフィスで並んでみると、何やら前の二人組が職員と話している。
・
チケットオフィスは事前購入のコレクションポイントであって当日券販売は駐車場北側にあるオフィスで、と言われる。
前回は厚紙のカードタイプだったが、今回は、チケットタイプ。しかし、デザイン、紙質とも少し手抜き感が否めない。
スタジアム周りにはダフ屋の姿もちらほら、次節のリバプール戦はAll Ticket(=ソールドアウト)になっていたが、もし行くとしても、ダフ屋がいるし、スタジアムは滅多に満員にならないのでなんとかなるのではと思う。
ショップでプログラムを購入し、スタンドでカリーチップスを購入。近くのオブジェに座って雰囲気を見学しながら食べる。
要はカレーソースがついた芋なんだけど、さすがに芋オンリーでは食いきれず1/3ほど残してそこらへんのゴミ箱へ。
チケットは紙タイプだが、ターンスタイルは無人化、カードスロットに挿入してグリーンのランプが点灯したらロックが外れる方式。
ターンスタイルをくぐってスロープをぐるぐる登りながら2階席へ。席は2階席と言いながらロウワーの一番上。アッパーは3階席以上になる。今回もメインスタンドでの観戦。
上を見上げると雨よけの天井の張り出し具合がハンパない。これじゃあ地震の多い日本だと一発で落ちてくるだろうなー。とありもしない妄想をしながら眺めてる。
今日の相手はブラックバーン。今シーズンは好調で年末を迎えてもTOP10を維持している。
シティの注目は左サイドのマルティンペトロフ。サイドで爆発的なドリブルをするアタッカーは結構好きなので。
試合開始から両チームのサポーターはヒートアップ、特にブラックバーンのファンが盛んにシティのファンを挑発している。(シティのファンがおとなしいわけではないが)
最初は両チームのファンの間はセキュリティだけだったのだが、どんどんヒートアップしていき警官も導入、ブラックバーン側には途中で逮捕者も出ていた。
肝心の試合の方だが、やはり注目していたペトロフの爆発的な突破からチャンスを作り、中央へ決定的なクロスを上げるも、なんとFWのビアンキ?が絶好のチャンスを空振りする!
再びペトロフが左サイドで突破し、今度はファーサイドにクロスを上げると、待ち構えていたバッセルがヘダーでシティが先制!
しかし、ここまで好調のブラックバーンも先制を許した後の数分後にすぐに同点に追いつく。
左サイドタッチライン際で得たフリーキ
ックを中央にいたFW、コロンビア代表のサンタクルスが頭で合わせてゴール!一部のブラックバーンファンを除きスタジアムは静まり返る。
シティは同点になっても気落ちせず、3度目のチャンスをまたもペトロフが作る。
ボールを受けた時のワンタッチ、10m〜20mの爆発的なダッシュスピード、トップスピードでも正確なボールコントロールは見ていても惚れ惚れする。
この時も最初のチャンスをリプレイで見ているかのような突破からの低いグラウンダーのクロスを思わずニュージーランド代表のニールセンが触ってしまいオウンゴールで勝ち越し。あんなボール入れられたらDFにとってはなすすべがない。
さらに前半にもう一度チャンスを作るが今度は決められず。前半は2-1でシティリードで終了。
ハーフタイムはコンコースでビール、ジョンスミス、ビターなんて日本では滅多にお目にかかれないビールが気軽に飲める幸せを堪能しながら、モニタで他の試合の経過を眺めている。
前半はペトロフのプレイ以外、あまり集中せず、あー、マンシティってまだブラザーがスポンサーしてるんだとか、誰かVIP席にセレブいないかなーとか、ブラックバーンのファンとセキュリティのいざこざを見ていたが、後半はかなり集中して試合を観戦。
後半は、一度オフサイドと取り消されたサンタクルスの同点ヘダーを主審が判定を覆してゴールを認めたため、場内大ブーイング!
納得がいかない形で同点にされたシティはブラジル代表のエラーノを入れて勝ち越しを狙うが、ゴールを挙げられず、2-2の同点で終了。これで1-1,0-0,2-2と観戦した試合3試合とも引き分けに終わった。
タイムアップとともにスタジアムを後にし、バスでピカデリー駅へ。 1階が満員だったので2階に乗車し、15分ほどで到着。
駅近くにTESCO Metroを発見し、ジュースとビールを購入し、ホテルへ戻る。
ホテルに着いた頃、今日入国してマンチェスターで待ち合わせているメンバーの「かもちゃん」からシェフィールドについたと連絡が入る。じゃあ、後30分以内で着くだろうと、ホテルではなく駅で待っている。
ビールは外で飲めないので、ジャケットに隠して飲みながら待っている。今回買ったビールは薄くて外れ。
待つこと30分以上、23時10分ごろようやくかもちゃん到着、長旅の後なので結構おつかれ気味。
一緒にホテルに行き、かもちゃんチェックイン後、荷物を置いてまだ開いているパブへ。
そういえば、現地で友達になった人と飲むのはよくあるが、日本にいる時の友達と飲むのはこれが初めて。
不思議な感じだが、ここは遠く離れたマンチェスター。ついついテンションも上がり2杯、3杯とおかわりする。
かもちゃんは1杯ごとに全部カメラに収め、今回飲んだ酒を全部記録しておくそう。
ロンドンまではヴァージンできて席が運良くCAと向かい合わせの席だったのだが、あまりよくねれなかったらしい。
3杯目を飲んでいる時にパブがクローズになったので、ホテルへ戻り明日の時間だけ確認してそれぞれ部屋に戻る。
部屋ではもう一杯味噌汁を飲んで1時30ごろ就寝。