Hail Hail

2007年12月28日(金)

 

6時半起床。

シャワーを浴びる、お湯の量も申し分なし、シャンプーも石鹸もあり日本のホテル並み。
部屋に戻ってテレビをつけながら準備、洗濯物はすっかり乾いた。
8時になり朝食を食べに1階のレストランへ。

パン、シリアル、牛乳、オレンジジュース、コーヒー、紅茶は食べ放題、飲み放題。

食事中にかもちゃんもレストランにやってきたので、一緒に食べる。

食事を終えて9時にフロントで待ち合わせ。

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マンチェスターピカデリー駅にて、さて出発。

今日のお互いの予定を確認すると、スタジアム見学に行きたい自分ともうグラスゴーに行きたいかもちゃんとで意見が分かれたので、お互い自由行動で夜にグラスゴーで待ち合わせすることに。

かもちゃんは9時45分発のグラスゴーセントラル行きに、自分は9時42分発のノリッジ行きにそれぞれ乗車する。
はずだったが、ノリッジ行きが30分も遅れる。

シェフィールドでヒルズボロ、ノッティンガムでシティグラウンドとメドーレーンを見る予定だったが、シェフィールドは諦め、ノッティンガムだけにする。

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トレント川に流れていく用水路?人造ぽい

12時ノッティンガム着、駅に併設されているメトロに乗りかけたが、行き先と反対方面に行きそうになるのでやめる。

駅沿いに歩いて行くと用水路?川?にぶつかるので右折して用水路沿いをまっすぐ、約15分でノッツカウンティのメードーレーンに到着。

現在4部でここ何10年も低迷しているが、れっきとしたフットボールリーグ創設メンバーの一つで、白と黒の縦縞のユニフォームを身につけた元祖のクラブ。ニューカッスルもユヴェントスにも一目置かれている。
しかもメドーレーンは4部のクラブにはもったいないほどの造り、2万人近いスタジアムなのに試合になると数千人集まることはあまりないほどの低調な動員数。

外周を写真を撮りながら伺っているとスタジアム脇の駐車場が空いているので当然潜入、たまに車の往来があるが、見つからないように気をつけてピッチレベルでの写真を撮る。これでミッションクリア。

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メドーレーン、数年前にはユベントスとノッツカウンティがここでプレシーズンマッチを行った



メドーレーンとトレント川を挟んで建っているのが、ノッティンガムフォレストのリバーサイド。

川を渡って、川沿いに歩くとレガッタクラブの建物が何軒かあり、その先右手にスタジアムが見える。
ここは1979年のチャンピオンズカップで、当時1FCケルンの奥寺康彦がノッティンガムフォレスト戦、日本人選手で初めてヨーロッパの大会しかも準決勝、相手は名手ピーターシルトン相手にゴールを決めたスタジアム。
その時の動画はこちら。(奥寺登場時のみ)

1979 Champions Cup Semi Finals Nottingham Forest x FC Koln Part3

スタンドの外側にあるショーウィンドウには1979,1980のチャンピオンズカップの写真が並ぶ。

2015-16シーズンはレスターシティが奇跡的なプレミアリーグ優勝を決めたが、フォレストも負けてはいない。
1976-1977シーズン、フォレストは2部を優勝し、1部(=現在のプレミアリーグ)に昇格すると、初年度の1977-78シーズンにリーグ優勝、そして翌1978-79にチャンピオンズカップ優勝してヨーロッパチャンピオンとなり、翌1979-80シーズンもリーグはリバプールの後塵を拝し2位に終わるが、優勝枠で出場したチャンピオンズカップを連覇し、東京国立競技場で行われた第1回目のトヨタカップ(現クラブワールドカップ)に初代ヨーロッパ王者として出場したのである。

ちなみにその時の監督が、現在シティグラウンドのスタンド名にもなっている名将ブライアンクラフであり、その時の主力の一人が元レスター、セルティック監督で2016Euroのアイルランド代表監督のマーティンオニールである。

2007-08シーズンはリーグ1(3部)まで落ちているが、早くもっと上位リーグでみたいクラブの一つ。

ブライアンクラフスタンドやゴール裏のスタンドを見ながらウロウロし、写真を撮るがなかなか入り込む隙間は見当たらない。
メインスタンド側まで回りこんでみると、駐車場とスタンドの間に柵で仕切られてはいるが1か所開いているので中に入ってスタジアム内に入れないかうろちょろしてみると、、、あった!鉄柵の扉が開いているところがあったので、小走りで中へ。

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ここも試合を見たいスタジアムの一つ、なかなか予定が合わないんだよねー。

ピッチレベルでスタジアム内をバッチリ確認し、急いで写真を撮る。2か所連続の潜入成功に思わずニヤリ。

用事をすませると柵の外に出てクラブショップへ行きスカーフを購入。ノッツカウンティのスカーフはショップが開いていなかったので買えなかった。

なんだかんだ2か所で1時間ほど過ごし、時間は13時、歩いて駅にもどる。

意外にノッティンガムは北方面に行く時は不便、エジンバラ行きに乗るのにはピーターバラかドンカスターに出ないといけない。それかグラスゴー方面に行くにはローカル線でスタフォードかクルーに出るか、こちらはさらに時間がかかりそう。

とりあえず無難なところでシェフィールドまで北上。

13時45分 ノッティンガム → 14時20??分シェフィールド着。

結構車内は混んでいた。

シェフィールドではニューカッスル行きがあり、途中ヨークで乗り換える方がエジンバラには早く着くらしい。

15時??? シェフィールド →16時??ヨーク着、エジンバラ行きが遅れているので駅の外で一服。

16時??ヨーク →18時?? エジンバラウェイバリー着

グラスゴークイーンストリート行きは19時発

19時 エジンバラ → 19時55分 グラスゴークイーンストリート着

グラスゴーは雨。駅を出て歩いてユーロホステルへ。
フロントでかもちゃんの名前を告げるとスタッフが一緒についてって部屋を開けてくれる。
荷物を置いてタクシーでギャロウゲートへ。

イアン(中央)と変なポーズをとるオネーチャン。

イアン(中央)と変なポーズをとるオネーチャン。

ベアーズバーに到着すると既にかもちゃんご機嫌でスコッツと一緒に盛り上がってる。
その中に一人見知らぬに日本人がいるが、彼はホステルで出会って声をかけたらしい。
イングランドの南エクセターに住んでいてグラスゴーへ観光に来たがフットボールに興味はないらしい。

かもちゃんが一緒に飲んでいるのはイアンというウェールズ人のセルティックファンとその友達でジョージというレンジャースファン。ベアーズバーは完全セルティックパブなのだが、試合日以外はたまにレンジャースファンも出入りしている。

一緒に飲みながら、盛り上がったところで持ってきたフラッグを取り出し記念撮影。
周りにいるセルティックファンもフラッグに興味津々。

Bar67で一緒に飲んだセルティックファン、このころはすでに泥酔。。。

Bar67で一緒に飲んだセルティックファン、このころはすでに泥酔。。。

そのあと、Bar67へ移動し、再び飲んでさらに別のパブでアイリッシュバンドの演奏を聴きながら飲む。

もうその頃になるとかもちゃんもどこかへ行ってしまい、一人でふらふらとタクシーでホステルへ戻り、さらにホステルに併設されているバーで中国人のオネーチャンに絡んだりして泥酔。

気がついたらホステルのベッドで寝ていた。

次の日へ続く。