Hail Hail
2007年12月27日(木) その1
4時にメールの着信で目が覚めるも、まんじりとしていると2度寝してしまい、再び目が覚めたのは8時15分!
急いで起きて下の階で朝食。
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さすがパブ併設のB&Bだけあってこの旅初のイングリッシュブレークファストは美味しかった。
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朝食後、2階のテラスで一服し、気持ち良い朝の空気を吸って清々しい気持ちになり、さて戻ろうか、とテラスのドアを開けようとすると、
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なんと鍵がかかって開かない!!( ̄◇ ̄;)
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もちろん、テラスの鍵など持っていないし、外からは鍵がない限り開けられないし、壊そうものならセキュリティアラームがなってしまう。。。
一服している時、ドア越しに老齢の女性2人組が階段を下りていくのが見えたので、ドアを叩いて呼んでみるが誰も気づいてくれない。。。
まさに、脱出ゲーム状態。(T_T)
ああ、さてどうしたもんかと辺りを見回すと、なんと地上へ出られる下り階段を発見!!
さらに、建物の外に出られる扉もあった。
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階段を下りてドアを開けて一旦建物の外へ、部屋の鍵は持っていたのでB&Bの玄関で扉を開けて部屋に戻ることができた。ふぅ〜〜焦ったぜーー。
部屋に戻った後はシャワーを浴びて着替えてチェックアウト。
チェックアウト時に鍵を返す時、「Did you enjoy staying?」(滞在は満足した?)と聞かれたので「Very much」(とても)といってB&Bを出る。
貴重な?体験もできたしね。
ポーツマスハーバー駅に向かう途中、昨日どちらに行くかまよったランダバウトでアジア系の男性と遭遇、声をかけると日本人で、コーチでロンドンまで戻るというので一緒に駅に行くことに。
イングランドはツアーで来ていて30万ぐらいかかったそうだ、しかも初海外の初渡英で英語もままならないらしい。
あれこれ雑談していると駅に到着したので彼とは別れる。
駅でブリットレールパスをバリデートし、10時20分発のカーディフセントラル行きに乗る。
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その前に運行予定だった列車がなぜかこないでキャンセルになったようで、そのせいもあってか車内はUKでは珍しく満員。しかもクリスマス休暇帰りで大きなスーツケースをいくつも持った乗客多数。
客席上にある網棚は満杯なので、ボックス席のテーブルの上などにスーツケースが山積みになっているほど。
通路も連結部も人で溢れかえってる。こんな混んでいる列車に乗るのは初めて。( ´Д`)
ただ、ここはさすが?イングランド、日本のようにイライラ、ピリピリしない。
見ず知らずの他人同士なのに、気軽に場を和ませるため話しかけ、老人には積極的に席を譲り、荷物を網棚に載せるのを積極的に手伝ったり、混んでいることを逆手にとってジョークを言ったりして和気藹々としている。
さらにソールズベリで降りる予定の車内でもとりわけ賑やかだったおばちゃんは、ご機嫌に「Happy New Year!」と言って降りていった。
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あー、はたで見ていてここら辺の社交性はさすがだなー、と感心する。
本日の予定は、そのソールズベリで降りてストーンヘンジを見に行こうと思っていた。
しかし、この運行状況を見て列車の遅延も多そうだし、何よりボックスシートの奥に座ってしまいスーツケースはちょっと離れた網棚に置いてしまっているため、ソールズベリで降りるのは困難、
と判断し、ブリストルテンプルミーズまで行って何とか列車を乗り換えて北に向かおうと予定変更。
13時20分ブリストルテンプルミーズ着、何とか到着直前に席を立ち混み合う車内をかき分けキャリーバッグを網棚から引きずり出してドアへと向かう。
無事駅に降りれて一安心。座ってたから良かったもののそれにしても混んでいる列車だった。
13時40分発のストックポート?行きに乗車、なぜマンチェスターピカデリー行きではなくその手前のストックポートなんだろう。
14時発のニューカッスル行きもあるが、早めに乗ることに越したことはないと40分の列車で北上する。
この列車も混んでいて途中のチェルトナムスパまで座れず、今日は各地でUターンの民族大移動が行われているようだ。
チェルトナムスパでようやく座れて日記を書くことができたが、バーミンガムニューストリートに着くと乗客の多くは降りていった。
その後順調に、ウォルバーハンプトン、ストークオントレントと馴染みのある路線を走行し16時54分にストックポート到着。
なんとストックポート〜マンチェスターピカデリー間はエンジニアリングでバス代行に変わっていた。
駅を出て左手の線路沿いに代行のバスが並んでいる。
促されるままバスに乗車し、出発。 マンチェスター郊外を走って30分でマンチェスターピカデリーに到着。
多少の計画変更はあったものの、無事試合開始前に到着。
前回訪問時から気になっていた駅傍にあるホテルをチェックしに行ってみる。ホテルの壁にはシングル£16~という魅力的なオファーがあって聞いてみると、シングルルームは2つしかなくしかも空いていないとのこと。
隣のホテルの方が部屋数も多いので行ってみたらと言われたので、隣のホテルへ。
隣のホテルはシングル£30で空きあり! 後で友達が来るかもと言っておいてもう一部屋仮押さえしてもらう。
自分の部屋にチェックインすると部屋も申し分なし。
荷物を置いて時間もあるので早速洗濯。 今回洗濯紐を持ってきたので部屋の端と端に紐を張ってそこに洗濯物をかけていく。
洗濯後お湯を沸かして日本から持ってきた味噌汁を飲んで、18時半にホテルを出発する。
その2に続く。