Hail Hail

2007年1月2日(月) その1

7時起床。
シャワーを浴びて髭剃り歯磨きするが、喉が痛く鼻水が出る。
昨日の雨が祟ったか。

8時朝食。
前回は食事なしで出発したが、今回はゆっくり朝食。フルスコティッシュブレークファストだったが、ベーコンの塩加減も悪くなくグッド!パンの焼き加減もちょうど良い。

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朝のジョージスクエア、青空のグラスゴーはこの上なく気持ちいい!

食事をしていると日本人のにーちゃんが一人やってくるがサッカー好きな感じではなさそう。

食後、部屋で準備をしながら昨日の試合の結果をチェックし、9時出発。
昨日の大雨が嘘のように朝から晴れ渡っている。

クイーンストリート駅で無料の新聞「Metro」をもらいに行ったが、休刊らしく置いていないので売店でScotsmanを購入。

その後セントラルステーション周りをうろつくと、クライド川沿いに一度利用してみたかった「Euro Hostel」を発見。結構中型ホテル並みのビルで部屋数も多そう。駅からも10分弱なので次回利用してみたい。

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クライド川も輝いている。

クライド川で写真を撮り再びクイーンストリートに戻り時刻表を確認。
今日ではなく明日の行き先を調べてみるがマレイグやフォートウィリアム行きは1日3本ほどしか運行していないので、ちょっとリスキーだから本数の多いインヴァネス往復にしようかな。

シティセンターをうろついていると時間も11時になったので、ギャロウゲート経由して歩いてセルティックパークへ。

ギャロウゲートで昨年行ったベアーズバー や Bar67、Wee Mans Barなどの場所を再度確認しながら歩く。
前回来たのがもう1年前とは思えないぐらい。11時すぎだけどもう店は開いていて中で飲んでいるファンもいる。

しかしやはり1年経ってはっきり変わったことが一つある。

それは日本人の多さ( ̄□ ̄;)!

2003年から2004,2006と今回で4度目のグラスゴーだが、グラスゴーで日本人を見たことさえ初めてなのに、(エジンバラではたまにあるけど)セルティックパーク周辺で日本人を見かけるなんて思ってもみなかった。

ギャロウゲートを歩いているだけで一人、また一人と日本人を見かける。(かくいう自分ももちろん日本人。。。)

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セルティックパーク!来たのは3年ぶりだなー。


さすが、まさに「中村俊輔バブル!」


シティセンターからゆっくり歩いて45分、朝日に照らされたセルティックパークに到着。まさに光り輝く外観は「パラダイス」と呼ばれるのに相応しい姿。

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そこかしこに日本人の俊輔ファンが!まさにバブル到来!(ピント合ってないから載せても大丈夫でしょ。)

今日の相手はキルマーノックなので当日券でも十分大丈夫なのだが、今回初めて事前にWebで予約してみたので、チケットをコレクトしに行く。チケットオフィスで何も問題なくコレクト完了。

スーパーストアでお買い物。店の中はレイアウトが以前と変わっていた。(どこがどう変わっていたのかは覚えてないが。。。)今回、探していたものがある。それはセルティックのオフィシャルマガジン「Celtic View」。今回の号で何と我らが東京セルティックサポーターズクラブの記事が載っているのである!

これは買わねばと思い、オフィシャルショップを探すが、、、ない。

一度店の外に出てマッチデープログラムを売っているおっちゃんに聞いてみるとセルティックビューはスーパーストアじゃないと買えないよと言われたので、再度スーパーストアに行き店員に聞いてみると、返ってきた答えは「No Left」(在庫なし)だって。( ゚Д゚)

仕方なくお買い物を続け、ネクタイ、携帯ストラップを購入。 勢いに任せると予算をはるかにオーバーしそうなので自重しておく。

再びチケットオフィス近くに戻ると日本人の青年が一人ポツンと立っている。見た目普通そうで、まともにコミュニケーションできそうな雰囲気。
他は、集団でぞろぞろ中村しか興味なさそうなグループやカップルばっかりだったので、時間もあるので話しかけてみる。

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マッチデーの雰囲気はやっぱり最高!

彼の名は仮にK君。

アメリカの大学に留学していて休暇でヨーロッパにやってきたとのこと。今日の試合観戦が今回最後で4日にはアメリカに帰るらしい。特に応援しているクラブはないが、自身もサッカーをプレーしていて母校はこの時高校選手権に出場していたらしい。でも、ヨーロッパ行きを決めちゃってたので泣く泣く諦めたそうだ。

彼はアメリカ英語を話すのだが、UKでホステルに泊まっている時に彼のアメリカ英語を他に泊まっているおっさんに注意されたらしい。さすがはUKだ。
彼はこの旅で日本人に話しかけられたのは自分が初めてだったらしい。日本語を話すのも久しぶりだったようだ。

今回のタイミングで、東京セルティックサポーターズクラブのメンバーでスコットランド人の友人のニールが里帰り中。彼もこの試合を見に来るので合流しようと連絡を取っていたのだが、パブで飲んでいるという連絡があった後、どこにいるのかが所在がつかめない。

そのニールを探すためにK君と一緒にぶらぶら。

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ブラザーウォルフリードの銅像の前で。この時は銅像この1体だけだったなー。

セルティックパーク周りのパブに行ってビールを飲みながら探したり、(パブではしょっちゅう「naka!」と呼ばれる。ナカじゃねえっつうの)ウォルフリード宣教師の前で写真を撮ってもらったり、あちこちウロウロするも結局見つからず。

試合時間も差し迫ってきたので、K君とはここでお別れ。
短かったが彼がフランクな感じだったので楽しいひと時を過ごせた。

その後もニールを探してウロウロするがさすがに数万のファンの中から探し出すのは不可能。しかも似たような顔があちらこちらにいるし。。。

諦めて、ターンスタイルをくぐることにする。

今年から?チケットの半券をもぎるのではなく、バーコード読み取り方式に変わったので残念ながら偽チケットでは入れなくなってしまった。ちなみにシーズンチケットホルダーは、一人ずつプラスティックカードが支給され、そのカードで入場する。

自分の入るべきゲートを間違えてしまい、ターンスタイルで止められ別のゲートへ。ようやく中に入れて3年ぶりのセルティックパークへ入場を果たすのであった。

その2に続く。