Hail Hail

2007年1月1日(月) その2

結果的に見たい試合には見られたものの、超円安ポンド高(繰り返すけど£1=245円!)の状況で、£5でもあげれば十分なチケット(そもそも子供用だし)に5倍ものお金を気前よく渡し、今までの節約旅行の努力をフイにするというかつてないほどのやらかしっぷりに、心中は試合どころじゃなかったのだが、せっかくスタジアムに入れたので、観戦に集中することにする。

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プレストンのセットプレー、そういえば両チームともチームカラーは白

ダービーは、セルティック在籍時スコットランド代表にも選ばれ期待の大型MFだったピアソンが不出場、一方のプレストンは、リバプールで期待されるも結果が出ずローンを繰り返し完全移籍したFWメラーがいるのだが、ベンチ外。

プレストンのホームは3方向のスタンドが完成しているが、バックスタンドは古いままで使用されず立ち入り禁止となっている。3方向のスタンドは完売の通りほぼ満員。

前半の展開は互角だが、アウェーのダービーの方が、プレスがきつくて押し気味だが、双方チャンスを生かせず前半は0-0で終了。

ハーフタイム中は先日のシェフィールドと同じくチアリーダーのダンス。シェフィールドよりも幾分ましだったが、最近イングランドのクラブでは余興として流行っているのであろうか。

 

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改修予定の旧メインスタンド、現在は新スタンドが建ち4面とも素晴らしいスタジアムになっている

トイレに行った後、ピッチレベルで写真を撮って席に戻って後半を観戦する。

後半はまずアウェーのダービーがチャンスをつかむ。右サイドでフリーになり、マウスを捉えたシュート!GKが一度弾くが、こぼれ球を押し込んで先制する。

さらに2分後、今度はペナルティエリア内で振り向きざまにDFが掴んでしまい、その勢いで倒れこんでダービーにPKのチャンス。GKがボールに触るもそのまま吸い込まれ、リードを2点に広げる。

2点も取られて焦ったプレストン、無理に前がかりとなるも前目に重心がかかって空いたスペースを突かれて逆にカウンターのピンチを招いてしまう。

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反対側のスタンド、多分これはバックスタンド。

それでもなんとか後半35分にゴールをこじ開けることに成功し、右サイドからのスルーパスにその後、ポーツマス、レスターで活躍したニュージェントが抜け出しゴールへ流し込み1点を返す。ようやく沸き立つスタジアム。
ホームの声援に後押しされて一気呵成に攻め立てるが、帰りのことを考えて後半40分過ぎに席を立つ。

外へでる最中に2,3度大きな歓声が上がるが、得点したわけではないらしい。試合はそのまま1-2でダービーの勝利。
(その後ダービーは、久しぶりのプレミアリーグに昇格するが、史上最低勝ち点で降格し、再び昇格チャンスを狙っている。)

駅まで距離があるのでタクシーを拾おうかとも思ったが、ありがたいことに足に痛みがないのでそのまま歩き続ける。
約30分で17時20分プレストン鉄道駅に到着。

時刻表を確認すると17時38分発のマンチェスターエアポート行きが6番ホームから出るらしいので待っていたら、いきなり、3番ホームに変更になる。どっちが本当なんだと迷ったが、6番ホームが正解。
紛らわしいことこの上ない。

18時15分マンチェスターピカデリー到着。荷物をピックアップし、一番遠い14番線ホームへ急いだが、タッチの差で乗りたかったウィガン行きを逃してしまう。。。

18時31分発のブラックプールノース行きに乗るが、一駅先のマンチェスターオックスフォードロードで原因不明の5分以上も停車する。何かトラブルがあったみたい。この列車は相当ボロいディーゼル車。

途中で列車が止まられても困ると思い、別のバロー行きに乗り換える。この列車も途中何度も数分止まったりして鈍行もいいとこ。

19時40分プレストン到着。25分以上も余計にかかって戻って来た。

午後から夜にかけて西風が強まるようで、グラスゴーセントラル行きが2時間遅れ。 さらに遅れる可能性もあるので少しでも近づこうとエジンバラウェイバリー行きに乗車する。

朝食のみで1日過ごしていたので、車内での無料サービスの他に別途ホットドッグ、ジュース、ビールを購入。
腹を満たして暫く眠る。

列車はスコットランドに入ると幾つか駅に停まるが、マザウェルに停まらないかな〜と期待してみたが停まらずウェイバリーへ。22時15分着。

夜のエジンバラは寒い!、ここで泊まろうかとも思ったが、22時40分にロンドンキングスクロスからの列車がエジンバラ経由でグラスゴーセントラルへ行くので、グラスゴーまで行くことにする。

ファーストクラスに乗車すると、車掌が訝しげにチケットを見せろといってくる。なんか間違えて乗ってるのかと思ったのだろうか、パスを見せたら自分の期待が外れたのを悔しがってる風で行ってしまった。

直通30分で着く距離なのに、マザウェルで早く着きすぎたと10分以上も停車。
こっちは早く着きたいのにマジ勘弁してほしい。遅い時は、平気で遅れるのに、早いときっちり待つってどうなってんだ。しかも夜中なんだから運行本数も少ないのに。

23時45分にようやくグラスゴーセントラル到着、プレストンの2時間遅れとどちらが早かったのだろう。

グラスゴーは大雨、そんな中真夜中に動き回るのは勘弁なので、駅の周りで探すとレニーマッキントッシュホテルがあり、£40。空きはあるというのだが、ちょっとケチってしまいチェックインせず。

コンビニで水を買い、タクシーでレンフルーストリートへ。£5.2払っても駅前よりは安いだろうと思ったが、前回泊まった同名のホテルはなんと£50に値上げしていた!(つД`)ノ

ああ、予算が合わないと断ったら、スタッフのおじいちゃん(日本好きらしい)が丁寧にいろいろ他のホテル情報を教えてくれる。お礼を言って、3年前に泊まったウィローホテルへ。2泊で£70でチェックイン。値切ってみたけど応じてくれず。。。

部屋に入ってシャワーを浴びて歯を磨き1時30分ごろ就寝。この時間もまだすごい雨が降っていて雨音が聞こえていた。

次の日へ続く。