Hail Hail
2007年1月1日(月) その1
8時起床。
1度途中で目が覚めるもそのあとぐっすり。
昨日はあまり歩かなかったので足の痛みも引いた。
洗顔、洗髪、髭剃りをして昨日買っておいたパンで朝食、なぜかベッド際に置いておいた目覚まし時計がどこを探しても見つからない。昨日の強風に飛ばされたのかも。
外はさすがに昨日の暴風は治まったようだ。
ロンドンでのニューイヤーフェスは予定通り行われロンドンアイのそばから花火が打ち上がる映像を見る。なかなか盛り上がった様子。
今日の試合の予定を決めるため新聞を見たいので9時ごろチェックアウト。元旦の朝からチェックアウトする人もいないからか受付には誰もいないので鍵を置いて出てくる。
駅で新聞を購入し本日のFixutre(試合スケジュール)を確認。
スコットランドはダンディーかインヴァネス。どちらも結構遠い。
イングランドではプレミアがニューカッスルであるが、今のニューカッスルは魅力がないのでわざわざセントジェームシーズパークへ行くのもどうか。となると、近場でプレストンかウィガンか。
ウィガンはブラックバーンとのダービー。去年たまたまブラックバーンの駅で会ったブラックバーンファンからもらったチケットの半券がその試合。
一方のプレストンはチャンピオンシップではあるが、プレミア昇格をかけたダービーカウンティとの上位対決。チケットが取れるか心配。
ウィガンのJJBスタジアムがいつ見てもガラガラなので(ウィガンはもともとラグビーの盛んな町なので、ラグビーチーム目的でJJBスタジアムを建てた)雰囲気にあまり期待できない。となるとプレストンか。
10時18分 カーライル発で南下。
11時30分プレストン着。
何度も通り過ぎる駅ではあるが降りるのは初めて。街が思っているより全然小さい。
駅から歩いて数分のところにチェーンのホテル、ホリディインがあるので荷物を預かってもらえないか交渉しに行こうとしたが、レセプションが大混雑でそれどころではなく諦める。
他にめぼしい建物がないので、駅に引き返し、荷物を預けられるマンチェスターに急遽行くことにする。
12時37分プレストン発、マンチェスターエアポート行きでマンチェスターピカデリーへ。13時15分着。
荷物預かりは元旦でもオープン。預ける時に閉店時間を聞くと23時なので試合後でも余裕で間に合う。
これなら最初からマンチェスターに行っておけばよかった。
ランカシャーで観戦の拠点はやはりマンチェスターにするのが便利。
再度折り返しで13時30分発のブラックプールノース行きに乗りプレストンへ。
朝から天気は曇っていてプレストンでは一時降り出していたが、マンチェスターではかなりの大雨。
ここんとこ天気に恵まれず。。。
そういえば、荷物預かりでX線検査をされた時に、「Alram Clock?」ときかれ、思わず「Yes」と答えたが、なくしてたと思っていた目覚ましはなぜかバックパックの中に入っていたみたい。
14時20分プレストン着、試合開始まであと40分。
駅前にバスが停まっていて、「Football Special」と案内板に表示されていたのでてっきりスタジアムまで乗れるのか、と思ったが、なぜか乗せてくれない。アウェーファン専用か?理由わからず。
タクシーも考えたが、歩いていくことを選択。
歩いているとPNE(プレストンノースエンドFC)のファンがいたので彼のあとをつけていくことに。スタジアムへの道がわからない時はホームチームのファンのあとをつけていくのが鉄則。
結構早歩きで30分ぐらい歩くと、右手にようやくスタジアムの4機の照明塔が見えてくる。
試合開始10分前にようやくスタジアム到着。
チケットオフィスへ急いだところ、なんと今回2度目の「All Ticket!」(売り切れ)、まさかチャンピオンシップで2度もやられるとは。。。(−_−;)
実は試合開始1時間前には当日券を販売していたらしい。
やはりスタジアムは早めに行かなければ。。。。それが鉄則でわかっているはずなのにぃ。。。
とりあえず試合が見れるかどうかわからないので、マッチデープログラムだけは買っておくことにする。
スタジアム周りを歩いてダフ屋を探すが、ダービーマッチでもないのでダフ屋は見かけない。
一般のファンももう既にほとんど入場済み。
これは、さすがにやらかした感満載で、打つ手なしかと思いながら、何ならこっそり入り込める隙とかないかなーとうろつきながらフットボールミュージアムの外観を撮ったりしていた。
そこに何と2人組の少年が来て、チケットを持っていると声をかけてきた!ヽ(*゚∀゚)ノ
よく見ると、間違いなく今日の日付でホログラムシールも付いている。
これは本物だと思い、半ば有無を言わさず£30握らせてチケットと交換する。
ともかくこれで見られると書かれたゲートへ急ぐ。
ゲートでもセキュリティスタッフには何も言われず、あっさり通過。スタジアムへ入ってしまえばこっちのもの。
これで試合が見られる!!!d(^_^o)
書かれたシートNoには、人が座っていたので、近くの開いている席を見つけて座る。
ともかくもフットボールリーグの創設メンバーで初代リーグチャンピオン、プレストンノースエンドの試合が見れる!
ホッとしつつ再度チケットを見てみると、ここで驚愕の事実を発見する!!
チケットにはなぜかプライスが書かれていなく、値段交渉もやや一方的だったので定価を確認しなかったのだが、声をかけてきた時、何か話しかけられてたのが「Three・・・」と言ってたような。。。
はっ!!!∑(゚Д゚il!) ハゥッ!!
チケットの下部、チケットテンプレートの印刷面に混じって見えなかったのだが、そこには何と驚くべき文字が印刷されていた。
「JUNIOR」と
ナヌーーーーーッ!━━(゚Д゚il!)━━
もしかして、いや、自分は子供用チケットで入ったのかーっ!!!
それは全然いいとして、それに£30(8,000円)も小学生に渡したのか!!!
さっき子供が言ってたのは£3って言ってたんだろう。それを10倍の値段で買い取るなんて、何て気前よすぎるんだよ。
それに彼らにとっても良くないしチケット相場にとっても悪影響だよなー。
日本人はチケットのためなら何でも高く買う、みたいな典型的見本を見せてしまった。
見れたのは嬉しいんだけど半ば呆然としつつ、試合を観戦したのであった。。。(´Д` )
その2へ続く。