Hail Hail
3月10日(水)
6時半起床。
朝飯前にトイレに行ったが、その時に昨日給湯を止められたことを思い出し、風呂場に行って蛇口をひねってみる。お湯が、、、出た!!!
やはり23時過ぎたので給湯を止められたようだ。急いで部屋に戻って着替えを持ってシャワーを浴びる。熱いお湯が大量で気持ちいい!
すっきりした後出かける準備をして朝食へ。朝食は可もなく不可もなく。
8時ごろチェックアウト、歩いて近くのバス停へ。平日の朝なのに5分、10分待ってもバスは来ない。。。。やっと来た!と思って乗り込もうとすると、近くにいた子供に、「それはスクールバスだよ。」と注意される(恥)
その後にようやく駅行きの路線バスが到着したので乗車。今日は今回UKにきて一番の寒さ、風も冷たい。
駅に到着して何か水でも購入しようかとも思ったが、昨日の出来事から、ミドルズブラに対する印象は最悪!マジでもう二度と来るもんか!とお怒りモードなので、ここでは買い物はしない。
8時50分発のメトロセンター行きに乗りニューカッスルへ。
10時40分ニューカッスルセントラル到着、メトロに乗ってホステルへ行き荷物を置かせてもらう。出かける間際に宿の主人に今日はどうするのかと聞かれたのでサンダーランドの試合を見にいく、というと、「サンダーランドがその試合に勝てないことを祈ってるよ」とニューカッスルファンらしいいかにもな一言が。
シティセンターに行き、Greggsでパンを購入。
これから試合まではスタジアム巡りか湖水地方を回るか、と思っていたら、湖水地方に行くためのカーライル行きがタッチの差で発車してしまった。
そのため、まずは南下しヨークへ。
11:30 ニューカッスル → 12:15 ヨーク
ヨークでは降りず、リーズ行きに乗り換え
12:18 ヨーク → 12:50 リーズ
リーズに行く途中、スタジアムツアーを諦め試合まで列車でぐるっと回って夕方サンダーランドにつけばいいやと計画変更。
1:15? リーズ → 14:56プレストン
15:05 プレストン → 16:20 カーライル
16:25 カーライル → 18:20 サンダーランド(ニューカッスル経由)
オススメは何度も通ったことがあるが、プレストン→カーライル間の景色。カーライル→ニューカッスルも川沿いを通るルートだが、風光明媚のところもあれば、工場だったり採掘場だったりも見えるのでちょっとイマイチ。
車内では日記を書いたり景色を見たり、今後の予定をどおやって組むかを考えたりして過ごす。(内容は割愛するが)
サンダーランドでメトロに乗り換え二駅ほどニューカッスル方面に戻ってスタジアムへ。サンダーランドのファンの後を付いていき10分ほどでスタジアムオブライト到着。チケットオフィスで当日券購入£17、ショップでスカーフを探すが売っていないのでプログラムだけ購入。
寒い時にはとても美味そうに見えるフィッシュアンドチップス。ファンが食べているのを見て欲しくなり購入。
フィッシュは衣で2倍盛りしていて中身スカスカ、チップスはこれでもか!っていうぐらいの量なので、全部食べきれなかった。。。
食べているとキックオフ時間が迫ったきたのでゲートを探すが、自分のゲートの手前で番号がなくなっている。係員に聞いたらここではなくさらに半周近く回ったところにあるらしい。
かなりの早足で移動しターンスタイルをくぐる。
さらに席は最上階近くで、延々と階段を登り息も絶え絶えになりながらなんとか到着。コンコース内ではビールを売っていたので、席に着く前に購入し一息つきながら飲んでいると、スタンドへ通じる通路の下に、Keep away any alchols from this point. ここからアルコール持ち込み禁止、とか書かれているのを発見。
チケットの席は昨日と同じくもろコーナー側で見にくいが、アッパー(2階席)はあまり客が入っていないので他のファンも見やすい場所へ移動しているため、キックオフ後5分ぐらいで自分もセンターサークル付近の席まで移動する。
ここの2階席はとんでもなく見やすいが、ドーム型のため風がぐるぐる回っているので、非常に冷たい風が吹き寄せてくる。
今日の試合は2部(当時Div.1)のリーグ戦、サンダーランドの相手はフットボールリーグ創設メンバーで第1回、2回リーグの覇者、超古豪のプレストンノースエンド。
両チームには当時ビッグネームはいないが、サンダーランドのキャプテンはアイルランド代表のダイナモ、ジェイソン_マカティア、他にはハーツ、レンジャースでもプレイしたケビンカイルがいた。2002年アイルランド代表監督だったミックマッカーシー。
一方のプレストン、一番のビッグネームはなんと、マイケル・ジャクソン!!!という同姓同名の選手がいるが、彼はその後どーなったやら。
他にはストークでブレイクしたジャマイカ代表のリカルド・フラー。(試合中に味方選手を殴ったことでも有名)、元フルアムのDFディクソンエトゥフとか、あと個人的に大嫌い!な元フルアムで元レンジャースの元北アイルランド代表FWデビッドヒーリー!がいた。
監督は元スコットランド代表監督クレイグブラウン
スタジアムは極寒だが、試合はそれに反して熱かった。
サンダーランドはサイドのオスター、アルカを中心に攻撃の形を作り攻め立てるが、ゴール前の混戦でなんとオウンゴールでサンダーランドが先制!沸き立つスタンド。
しかし前半終了間際の43分、左サイドからの折り返しをうまく繋いでプレストンが同点に追いつく!
前半は1-1で終了。
後半は、最初ダラダラとした展開だったが中盤から俄然ヒートアップ。
サンダーランドのホワイトリー?ウィットリー?が悪質なタックルを仕掛け一発退場!ホムチームが一人少ない展開を強いられるがケビンカイルに代わって入ったソーントンが活躍!ファウルで得たFKのチャンスをそのソーントンが直接決めてサンダーランド勝ち越し!2-1
スタジアム全体でプレストンファンに対して
「No more singing no more singing no more singing anymore♪」の大合唱。
しかし、リードも束の間でプレストンのDFタイロンミアーズ(元バーンリー)がコーナーキックからの同点ゴール! 静まり返るスタンド。 2-2
これでは終わらず、サンダーランドは、ペナルティエリアでスチュアートが倒されPKを獲得!
これを本人がきっちり決め3-2と三たびリードを奪う!
理想的なシーソーゲームに試合のレベルも関係なく大興奮!
もう残り時間も少ないながらもまだ一波乱あるかもと思いながら見ていたアディショナルタイム、プレストンはペナルティエリア外で2度もファウルをもらいFKのチャンス。
一度目は枠の外に外したが、2度目は鮮やかな弧を描きゴールマウスに吸い込まれてなんと同点!!!
試合はここで終了、3-3!
スタジアム全体に響き渡るブーイング、だけど試合展開としては1-0、1-1、2-1、 2-2、 3-2、 3-3!という理想的なシーソーゲームによる6得点に大満足の試合だった。
試合の記事はこちらから(英語)
Sunderland AFC x Preston North End 10. Mar 2004
試合後駅に戻りメトロに乗ってホステルまで戻る。
月曜日は同じ部屋に他の宿泊客はいなく独占だったが、戻ってきてみるとロシア系の男性と後からドイツ系?北欧系の男性がチェックインしてきた。
彼と少し話すと彼はデンマーク出身でコペンハーゲン近くに住んでいる。奥さんはドイツのゲルセンキルヘン出身、(ドルトムントとかの地方)フットボールは奥さんの地元のシャルケ04の試合を見に行ったことがあるらしい。
スコットランドから車で移動して今日はニューカッスルで一泊し明日はリーズにいる友人のところに行くそうだ。
日本については千葉に友達がいるらしい。
等々の話をして、その後各々シャワーに行ったり着替えて寝たり。
0時に就寝。