Hail Hail

3月8日(月)

6時半起床、7時出発。

駅に向かいながら昨晩のドミトリーでの英会話で感じたことを思い出す。

自分を含め多くの日本人が会話についていけないのはその”スピード”にあると痛感。ゆっくり話してくれれば通じるし理解できるのだが相手は待ってくれない。

日本で英会話学校に通って2年経つが、英会話学校の先生は一様にスロー、でも先生同士で話してるときって、超!速いじゃない。まあ、いつものペースで話しちゃうとついていけない生徒続出で商売上がったりなんだろうけど。これが英語をマスターするときの一番の障壁になっているのは間違いないなーと確信した。

まあ、こればっかりは大量に早口言葉でも聞いて慣れるしかないんだと思うが。なあんてことを思いながら駅に到着。

今日は試合がないので、ブリットレールパス有効活用で、エジンバラ⇄アバディーン往復の後、ニューカッスル方面へ移動予定。

アバディーン行きは8時発なので、それまでウェイバリー駅構内の待合室で食事したり、歯を磨いたり、道行く人を見ながらあーでもないこーでもないと妄想して過ごす。

エジンバラウェイバリー(8:00) ~ アバディーン(10:26) 車内では北海沿岸の景色を楽しみながら日記をひたすら書いていた。スコットランドにしては晴れたいい天気。

 

今回は車窓からの景色をどおぞ。

アバディーン到着後、地元のクラブ、サーアレックスファーガソンが在任時代にスコットランドとヨーロッパで旋風を起こしたアバディーンAFCのグラウンドに行ってみたかったが、片道歩いて30分ぐらいありあそうなので諦め、駅周辺をうろうろするだけにする。

川ぞいに貴族のお城っぽい建物が

ちょうど1時間後のエジンバラウェイバリー行きに乗って再びエジンバラへ。

ダンディーの一つ手前の駅で、なんとめずらしく日本人らしき若者が乗ってきて自分の眼の前に座る。せっかくなので話しかけてみると、ワーキングホリデーでイングランドの英語学校に通っていたが、学校も終わったので帰国前にあちこち旅をしているらしい。

フットボールに興味はないが、チェルシーの試合をスタンフォードブリッジで見たことがあると言っていた。

そんなこんな話しながら、時折海岸沿いのゴルフコースを眺めながら時間を過ごす。

スコットランドの自然はいいねー。

アバディーン(11:26) ~ エジンバラウェイバリー(13:50)

彼とは名前も聞かなかったが、ウェイバリー一つ手前のヘイマーケットでおりていった。

歴史を感じさせる橋、水道橋かな?

ウェイバリー駅で今度はロンドンキングスクロス行きの特急に乗り換え。

エジンバラウェイバリー(14:00)~ ニューカッスセントラル(15:20)

そこかしこにゴルフコースがあるから気軽にできそう


隠しているつもりはないのだが、実は結構「乗り鉄」だったりする。
だからこの日のように何時間乗り続けても全然平気でむしろ新しい路線はワクワクして車窓を楽しんじゃうタイプ。

東側はリアス式海岸が広がっている。

ニューカッスルはどんより曇り空、駅に降りると寒風吹きすさみスコットランドより寒い!!

駅にあるインフォでホテルの場所を聞くと、バスで10分ぐらい行ったジェネラルホスピタルの近くに何軒か、それとは反対方向に行ったところにホステルがあるとのこと。

実は、この日の車内で今後の予定を検討し、火曜日、木曜日の観戦予定試合を変更した。

火曜日のマンチェスターユナイテッド x ポルトのチャンピオンズリーグではなく、プレミアのミドルズブラ x トットナム、木曜日のセルティック x バルセロナのUEFA CUPではなく同じUEFA CUPのニューカッスル x マジョルカを見ることにした。

これにより、火曜日→ミドルズブラ、水曜日→サンダーランド、木曜日→ニューカッスルのノースイースト3大チーム3連戦で制覇、という我ながら上出来な計画を立てたのである。( ̄^ ̄) 

そのため、3つの町でも一番大きいニューカッスルを拠点にしようと思い、連泊を予定していたのであった。

言われた通りにバスに乗ってジェネラルホスピタルに行こうとして、運転手にジェネラルホスピタルに行くか?と聞いてみたら、運転手のジイさん、耳が遠いのかこちらの発音が悪いのか、聞き取れない。

何度も言い直すとやっと理解して、料金を言われたのでシングル料金を払って乗車。


(・・・このじじぃ!)
(-`ε´-;) 

10分後、ホスピタルの前に停車したので下車して付近を探索。

しばらく歩けども見つからないので、ある建物にいた人に場所を教えてもらう。

ようやくゲストハウスを見つけ、ベルを押して宿の主人に聞いてみると、金曜日まで連泊できるのはスイートだけ、シングルは空いていないとのこと。

仕方なく諦めてその近所を探すともう一軒発見したが、こちらは不在なのか誰も出てこない。看板に一泊£39とあり、ロンドン並みじゃないか!と諦める。

再びバス停に戻り、シティセンターへ戻るバスを待っていると、来たバスの運転手がなんとさっきのじじぃ!

今度はホステルある場所に行くか聞いてもさきほどと一緒、

「はぁ?」

の繰り返し、

しまいにはしっしっ!と手で追い払う仕草!!!

なんだこのじじぃ!!!と食ってかかりそうになるが、後ろにいたインド系の若い女性に助けられる。彼女が「彼は◯◯へ行くかって言ってるのよ」というと一発で理解したようで、再び料金を言ってきた。

後ろの女性、ありがとう!  ヽ(;▽;)ノ


このじじぃ! F#&$ OFF!!!
ヽ(`Д´#)ノ ムッカー!


ぜってーわざとやってやがる!と怒り沸騰しながらもバスに乗車。( *`ω´)

バスはセントラル駅通過後夕方の大渋滞にはまる。超ノロノロで1分ぐらいの距離を15分ぐらいかけて進むほどゆっくり。業を煮やして途中で降りていく乗客もぞろぞろ。それでも我慢して乗り続け、40分以上かかって目的地に到着。

ホステルはバス停から5分ぐらいで中に入り金曜までの空きを確認すると、なんと月曜水曜木曜は空いているが火曜は満室とのこと。

滞在中どこに行くのか予定を聞かれ、火曜はミドルズブラだというと、ミドルズブラにもB&Bやホテルはあるので、火曜日の試合後はそっちに泊まった方がいいと言われる。

とりあえず今日の宿泊だけチェックインし、水曜、木曜は予約だけにする。

部屋は2段ベッドが3つあり、清潔で広い。

早速シャワーを浴びてスッキリする。

その後外で買い物へ、ホステルの道沿いにスーパーがあるので行ってみたが、品揃があまり豊富ではなく食べたいものがないので、店を出ていっそのことシティセンターへ行くことにする。

メトロの駅が近くにあるのだが、19時過ぎでなぜか入り口がクローズドしている。

じゃあやっぱりバスで行こうか、と思って待ってたら来たバスの運転手が。。。

そう、

三たびあのじじぃ!!! (▽⊿▽) ケッ! 
さすがに3度目は嫌なので、隠れてやり過ごす。

仕方なく歩いて行くことに。。。

シティセンターへは15分ぐらい、マックやコンビニでハンバーガーなどを購入。
ニューカッスルもイングランドでは大都市なのだが、ありえないぐらい店が閉まるのが早い。
20時過ぎにはマックぐらいしか開いていない。。。

歩いてホステルに戻ろうとするが、ショートカットしようとして別の道へ行ったらこれが大間違い!!

ニューカッスル大学の中を通り、自動車専用道路を横切る感じで渡ろうとしたが、横切る道がなく、結局元の道に戻るまで1時間以上費やしてしまう。。。(´Д` )

ホステルにやっとたどり着き、すっかり冷え切ったハンバーガーを食べて、その後はを磨いて早々に就寝。。。