Hail Hail
5月23日(土) その2
さてさて、ボール紙でチケット探しをアピールしながら、歩いてるとまたまた別のダフ屋から声をかけられる。そいつは120まで下げるが、それ以上は下げない。
こちらも100と言って譲らず、物別れ。
しばらくまたウロウロしていると、一度断ったダフ屋も再度寄ってくるが、120からは下げようとしないので、すぐに離れていく。
そんななかで、一人のダフ屋がしつこく話かけてくる。
歩きながら120だ、110だと言ってくるが、頑として譲らないので、100でいい、とついに言ってきた。普段ならこの後にチケット見せろだ、定価はいくらだからこれしか出さない、と粘るところだが、この後友人と会う約束もあるので、100ユーロで手を打った。
とりあえずチケットは確保したので、人心地つく。ε-(´∀`; )
近くに日本人のドルトムントファンがいたので話しかけると、一人は顔なじみのダフ屋がいて融通を聞いてくれるらしく、適正価格でゲットしたそうだ。彼らと別れた後は、ドイツ人ドルトムント/セルティックサポーターの
マーティンと初めて会う待ち合わせをしているので、クラブショップの前に行く。
ほどなくマーティンと彼の彼女と初対面。仲間が集まっているというので、その仲間の元に。途中であった彼の仲間はチケットがなく今日は諦めるとのこと。スタジアムの脇を通り、反対側のゴール裏、有名なSPION KOP(イエローウォール)側の入り口近くに移動し、彼らの仲間と合流する。
マーティンはボン出身で、ケルンにあるドルトムントのサポーターズクラブに所属している。マーティンとは、今回の旅の初日に会ったクリスからの紹介で事前からFBでやり取りをしていた。(チケットも探してくれていた)9月には仲間と一緒にグラスゴーに行く計画をしているらしい。特にお土産も持ってきてなかったのだが、グラスゴーで買った今シーズンのチャンピオンスカーフを彼にプレゼント。
中古だけど、とても喜んでもらえ、お返しにと、彼らのサポーターズクラブのオリジナルスカーフをもらった!!!
その後軽くビールをのみ、みんなで撮影をしていたが、そろそろスタジアムに行こうとなった時に、実はさっき買ったチケットが、反対側のゴール裏チケットだったことが判明!彼らが陣取るSPION KOP(収容人数2万人のゴール裏立ち見席!)へは、通路が遮られて行けない場所なんだって。。。∑(゚Д゚)
えーーー、それは残念。( ;´Д`)
もし行けるのなら一度別々に入場して中で落ち合ってみんなで一緒に立ち見で盛り上がれたのだが。。。もし、そっちに行けたら連絡するね、と伝えてみんなとは別れて再度入場ゲートへ歩く。ついた席はゴール裏2階席の後ろの方で、ハイボールと反対側のゴール裏上段が屋根で見えないのはちょっと残念だけど、フットボールを見るには最高の傾斜角度。
この試合はやはり対戦相手とはライバル関係がないので、周りには入り乱れてブレーメンファンも座っている。
こんなにゆるくていいいのか?
昨日の街中でもそうなんだけど、ここだけ?なのかわからないが、女性のファンがすごい多いのが不思議ー。
女性同士でグループで見に来てる人達もいるし、なかなかイングランドやスコットランドでは見かけない現象だなー。試合開始時のSPION KOPのディスプレイは圧巻!!!
反対側の席に座ったのが幸いして屋根で隠れる部分もあったが、一部始終を堪能できた。まあ、どっちかだよねー、ディスプレイに参加して一体感を得るか、それともそれを眺める方に回るか(当たり前だけど)
数年前にアンフィールドのKOP Endで観戦したことがあって、ビッグフラッグのに覆われながら?になりながらYou’ll Never Walk Aloneを歌ったことがあったけど、まあ個人的には正直あんま楽しくなかったよなー。自分で伝えたいメッセージがある以外、こういうのは見るのに限るよねー、というのが個人的な感想。
試合はいきなり前半早々香川君のゴールでドルトムント先制。
おそらく海外で日本人選手がゴールを決めたのを観たのはこれがはじめてではないだろうか。その後もオーバメヤン、1点返されるもムヒタリアンとまあ散々日本でも報道されたであろう試合なので詳細は割愛するが、3-1、香川君1G2Aの大活躍で前半終了する。
試合内容には6行しか割かない!フットボールブログもそうはないだろう。( ̄ー ̄)
ちょっと長いのでその3へ続く。