Hail Hail

2月16日(日)   その2

 

モリニュー最寄りのパブ「The Wanderer」

モリニュー最寄りのパブ「The Wanderer」


さて、この日の試合は夜なので、それまでに宿をどこに取るか決めて、宿に荷物をおかないといけない。
ウォルバーハンプトン駅に戻り、再度代行バスでバーミンガムニューストリート駅に戻る。

14:15バーミンガムニューストリート駅到着、駅の中で荷物預かりを探すが見つけるのに右往左往。構内の端の方に見つけたが、窓口が開いているのが夜の8時まで。

これじゃあ試合後にピックアップするのは不可能だな、と諦める。

次に構内で色々な方面の時刻表で目星をつけるつもりだったが、日曜日の運行状況が悪く、さらにバーミンガムまでバス、ということを考えると試合後の移動はかなり難しい状況。

悩んだ挙句ウォルバーハンプトンに戻り宿を取ろうと決める。

再度、バスでウォルバーハンプトンへ戻る。

17:00 ウォルバーハンプトン着。

今度は空いていたインフォメーションセンターで宿がないか聞いてみると、空いているかどうかはわからないが、安いホテルが近くにあるとのことで、地図をもらって行ってみることに。

ついた先は、ちょっとボロい感じのホテル。。。受付に聞いてみると、£25で朝食付き。前金として£30払って£5は鍵のデポジットとして預かる。トイレ風呂別でこの料金はちょっと、と思うが、この日は他に選択肢もなさそうなので、ここで決めることに。

部屋に荷物を置いて目の前のコンビニでパイとビール、水を購入して、部屋で腹ごしらえ。(この頃はパブにいったりはしてなかった)

そろそ時間なので着替えてスタジアムへ。

スタジアムへは続々とファンが集まってくる。

マッチデープログラムを購入し、さて入場、と思うが、ゲートがわからない。。。散々迷ってたらなんと試合開始近くになってしまい、選手入場の時のテーマソング、Jeff Beckの「Hi Ho Silver Linning」を使った「Hi Ho Wolverhampton」をスタジアムの外で聞くことになってしまった。(; ̄ェ ̄)

Hi Ho Wolverhampton

入場ゲートをいくら探しても見つからず、一つ足りない番号までしか見つからない。。。スタジアムのスタッフに聞いたら、超わかりにくい場所にあった。人をかき分けてゲートにたどり着き席を見つけるとホーム側ゴール裏の上から10列目。ゴール裏だけど高さ的にも非常に見やすい位置。

試合は格上のウルヴスのペース。2部と3部の力の差は歴然、と思いきやアウェイのロッチデールの方が小気味良いプレーで、ホームファンをやきもきさせる。


相変わらず、スタジアムの照明暗めだけど、見てる分には問題なし

相変わらず、スタジアムの照明暗めだけど、見てる分には問題なし

 

ウルヴスには、元イングランド代表のベテラン、ポール・インスや、
そのインスとマンチェスターユナイテッドでも同僚だったアイルランド代表のDF
デニス・アーウィン
元マンCのイングランド代表
ジョレオン・レスコットなど超有名どころや、
セルティック関係では中村と一緒にプレーした左サイドバック、
リー・ネイラー
1シーズンだけいて1ゴールも決められなかった
モー・カマラ、セルティックファンのみんな大っ嫌い、
元レンジャーズの極悪顔、
アレックス・レイ、そして節操なしのケニー・ミラー!が、当時いた。


そして、ロッチデールには、だれも。。。と思ったが、
当時20歳のMF
パトリック(パディー)マコート
(元セルティック)がいたとは!

真ん中右手のオレンジ色がポール・インス(たぶん)

真ん中右手のオレンジ色がポール・インス(たぶん)

そして、なんと、アウェイのロッチデールが先制!静まり返るスタジアム。。。一部のアウェイファンだけは大盛り上がり!その後も格下相手に攻めが展開できないホーム側ウルヴスの拙攻に業を煮やし、ついにでました!!!

ピッチインベージョン キタ━━(☆∀☆)━━! 
(スタジアムのピッチに乱入すること、イングランドでは風物詩)

しかもストリーキング!!!(〃ω〃) キャァ♪.
(これもよくあるパフォーマンス)

遠くからじゃよく見えないけど、この寒空に真っ裸!!!試合で盛り上がってないので、このパフォーマンスでスタジアムは大盛り上がり。

ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ. 

これはもう取り押さえられたあと。反対側ゴール裏近くだったのが残念

これはもう取り押さえられたあと。反対側ゴール裏近くだったのが残念

 

いやあ、試合よりもいいもの見たなー\(^o^)/

日本では絶対にドン引きされ顰蹙を買うであろう、ピッチへの乱入だけど、もちろん乱入する側も攻撃的だったり危害を加えたり、政治的メッセージが強かったりするときもあるが、目立ちたい、盛り上げたい、というコミカルなものもたくさんある。

善悪で言ったら行為としては悪なのかもしれないけど、それよりもせっかく見に行った試合でこういうハプニングもまた楽しいよねー、乱入する側も体張ってるんだし、捕まること覚悟してるんだから温かく見守って楽しんでもいいんじゃないかと思うんだよねー。

毎回見ても馬鹿受けする動画がこちら(処理されてますが全裸なので視聴注意)

 

mad streaker escapes on football pitch

(これ実はNikeのCMらしい。フェイクなんだけど超ウケる)

Football Pitch Invasion part 1
(1分45秒ぐらいのバーンズリー v マンUの動画が好き)

これ可愛い。↓

Reading x Bradford City

同じシーズンにはウォルバーハンプトンの隣町バーミンガムで、史上初プレミアリーグでのバーミンガムダービーが行われたが、その時に起こった悲劇とその後の相手がたファンのピッチ乱入が歴史に残る見もの。

BirminghamCity x AstonVilla 2003
(問題のシーンは7分過ぎから)

前半はそのまま0-1で終了したものの、後半は実力通りウルヴスが3点を挙げて、順当な勝利。

しかも、後半にもまたもやピッチインベージョン!

 

今度は手前で二人。こいつらは服着てた。

今度は手前で二人。こいつらは服着てた。


1試合に2度も見れるなんて貴重な試合だった。やっぱりライブでないとこういう体験はできないよねー。
(ちなみに試合内容はあんま覚えていない)

ちなみに勝ち上がったウルヴスは次に昨日観戦したサウサンプトンと対戦し、残念ながら敗退したものの、シーズンエンドでプレイオフに勝ち残り、なんと来シーズン初のプレミアリーグ昇格を決めたのであった!

試合後はこれまた早くも疲れが溜まっていたので、ホテルに戻って速攻バタンキュー。