Hail Hail
5月18日(月)その2
車で再度シティセンターを通り、その後郊外へ10分程度走ると、通り沿いにクリフトンビルFCのムーラル(建物に描かれた壁画)があったのですぐに見つかった。
※クリフトンビルFCは、南北アイルランドで一番古いフットボールクラブ。1879年の創立はアイリッシュリーグ創設の1年前の古豪。
実は個人的にこのチームを知ったのはたった2年前のこと!
一昨年にセルティックとチャンピオンズリーグ予備予選2回戦を戦ったことで初めて知ったクラブ。それから調べてみるとセルティックと非常に仲の良いカソリック系のクラブで、サポーターのほとんどがクリフトンビル&セルティックサポーターであったことからこれは訪問しないと!と今回の旅の行程に入れたのであった。
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右の細い路地に入るとホームスタジアムのソリテュードが見える
残念ながらどこも開いていなく、入り込む隙はなさそうだな、とウロウロしてると、一台の車が止まり、中から1人の初老の男性が、彼の胸にはクリフトンビルのクレスト(マーク)がついている。思い切って話しかけて中で写真を撮らして欲しいというと、2分待ってと言って中へ入っていく。小雨が降る中待っていると、ドアが開き手招いてくれたので中へ。
スタッフの名はピーター。
彼の従兄弟はクリフトンビルのレジェンドで廊下には彼の従兄弟の写真も飾られている。ボードルーム(役員室)には2年前セルティックと対戦した時の写真や、バルセロナ戦でゴールを決めた元セルティックのトニーワットのユニフォームも飾られている。
スタジアムの中にも入らせてもらい(人工芝だった)写真を撮ったり、リーグの優勝プレートをもたせてもらったり、メインスタンドにある100年前のスタジアムの軌跡の彫り込みを見せてもらったり、至れり尽くせりの待遇を受ける。
みんなメチャクチャフレンドリーでとても気持ちのいい時間を過ごさせてもらった。
現在、ソリテュードは3,000人規模のキャパシティだが、徐々に増改築で増やしていく計画があるそうだ。ただ、もちろん予算の小さいクラブなので時間もかかるけどスタジアム改築の夢を熱く語ってくれたのは心に残った。
小一時間スタジアムツアーをさせてもらって、ピーターとも握手して別れ、さて車にもどろうかとしたところ、ほかのスタッフからプレゼントにポスター他、をもらい、また感激。(≧∇≦)急な訪問にも関わらず、快く対応してくれて本当に嬉しかった。
これだからこういう旅はやめられないんだよなー。\(^o^)/
その後、ナビを再設定し、高速に乗り一路デリー(ロンドンデリー)へ。空は明るくなったり急に雨が降り出したり相変わらず不安定。でも、窓を開けると春らしい風が入ってくる、時もある。(´Д` )
で、小一時間走った後にトイレ休憩の為にサービスエリアへ。
車を降りてサービスエリア内でトイレに行き、今後体験するであろうガソリン給油のやり方を観察したり、何か食事でもしようかと店内をウロウロするが、結局車に戻ってくる。運転席に腰を落ち着け、
「さあ・・・」と思ったその瞬間に助手席に目をやると、ある不思議な光景を目にする。
…見知らぬiPhoneが助手席にある!!!
Σ(゚д゚lll)
助手席にはGPS(ナビ)のケース(黒)やスマホのバッテリーを置いていたのだが、突然現れた見知らぬiPhoneは一体。。。???
その3に続く。( ̄ー ̄)