Hail Hail

ジョニー・ヘイズ正式契約に続き、イプスウィッチの19歳クンダイ・ベンユを3年契約で獲得!

セルティックは新シーズンのスタートを切り現在オーストリア、チェコなどでキャンプを行いながらプレシーズンマッチをスタートさせていますが、同時に選手の移籍もいろいろと動きが出ています。

すでに正式契約を済ませ、キャンプにも帯同している、元アバディーンでアイルランド代表のウィンガー、ジョニー・ヘイズですが、背番号はクリス・コモンズがつけていた15を引き継ぐことになりました。

移籍金は1.5Mと、昨シーズン後半期限付き移籍で活躍したMFライアン・クリスティの期限付き移籍1年延長、と言う条件で加入です。

ジョニー・ヘイズ、右サイドのポジションをフォレストと争います。

昨シーズンまで、マン・シティから期限付き移籍したパトリック・ロバーツの完全移籍はなくなったので、右サイドの攻撃力向上は、ヘイズの出来いかんにかかってくると言っても過言ではありません。

でも、正直、前回のブログでも書きましたが、多くのセルティックファンと同様、まだまだクエスチョンマークが外れません。
ウィンガータイプじゃないにしろクリスティの方がまだ22歳、国内でもっと経験を積ませれば、昨シーズンのアームストロングのように大化けする可能性は十分にあります。


まあ、ただ、ブレンダン・ロジャースの判断がヘイズ>クリスティ なのですから、新シーズンになってどう機能するのかしないのか、見極めたいところです。

さらに、即戦力と言うよりも先行投資的な意味合いが強い選手をイプスウィッチタウンから獲得しました。

昨シーズンはイングランド5部、カンファレンスのオルダーショットタウンにローン移籍して22試合をプレイしていたロンドン出身の19歳MF、クンダイ・ベンユ選手です。契約期間は3年。

果たして成長してトップチームに食い込んでくることができるでしょうか。19歳でも才能があればトップチームでの出場のチャンスは与えてくれるはずです。今後に期待したいところです。


他の移籍情報で今の所確定しているものはありませんが、今回の旧東ヨーロッパ圏トレーニングキャンプで、変わった選手がチームに帯同しています。

アントン・ロジャース選手24歳、そう、現在セルティック監督のブレンダン・ロジャースの長男です。

選手としては、イングランド3部のスウィンドン・タウンをフリーエージェントとなっていますが、過去にはブライトンやエクセターなど、イングランド南部のクラブを渡り歩いています。

現在、セルティックにはトライアルのため参加していますが、ブレンダンがなんと20,21歳の時に前の奥さんとの間に生まれた子供です。

10代後半、20代前半での子供は、カソリックの家族では今でもそれほど珍しいことではありません。宗教的に避妊を禁止しているし、過去の映画やドラマやコメディでもカソリック=大家族と言うイメージがありますし。
ちなみにセルティックFWのリー・グリフィスは現在26歳ですが、すでに4人の子持ちだったりします。


アントンのポジションはMFで、現在エブエ・コアシー、クリストフ・アイヤーの二人が怪我をしているので、MFの人数が少し足りない状況。セルティックファンも浪花節的なところがあるので、親子2代、3代に渡ってセルティックのストリップを着る、なんて言うストーリーが大好きなので、プレイのクオリティもありますが、応援しています。

(前述のライアン・クリスティもお父さんは元セルティックの選手、さらには元ダンディーユナイテッド監督のジャッキー・マクナマラも親子2代(ジャッキー・マクナマラ シニア)に渡ってセルティックの選手。)


果たして、昔のブライアン・クラフとナイジェル・クラフ(ノッティンガム・フォレスト)、サー・アレックスとダレン・ファーガソン(マンチェスターユナイテッド)のように、ロジャース親子もなるのでしょうか。