Hail Hail

 

セルティックパークの隣、SSE Hydro(Emirates Arena)で開催されるセルティックの欧州制覇イベントには、サー・ロッド・スチュアートにサー・アレックス ファーガソンが登場!

 

 

今年、2017年はセルティックがイギリスで史上初(この場合のイギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドを含めたUKのこと)、さらには北欧地域(スコットランドは緯度的に北欧に属すことがある)で唯一制覇した欧州チャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)獲得した1967年から50周年にあたります。
それを祝して今シーズンは、記念の年ということで様々なイベントを実施したり、予定されていますが、そのメインとなりそうなのが、まさに欧州制覇を成し遂げた1967年5月25日の50年後の、2017年5月25日に、セルティックパークの隣に立地している、SSE HYdro(Emirates Arena)で、セレブレーションの祝賀イベントが行われます。

 

SSE Hydroは2014年のコモンウェルスゲームズ(大英帝国連邦の大運動会、宗主国であるUKとオーストラリア、インド、など旧植民地だった国々が集まって行われるスポーツ大会、4年に1度開催され各国持ち回り。マンチェスターシティのエティハドスタジアムも元々は2000年のマンチェスターで行われたコモンウェルスゲームズのメイン会場だった)
のトラック競技専用スタジアムとして建設された多目的アリーナ。収容人数は13,000人程度。

そこで、まさに当時世界最強のインテルに対してシュートの雨あられを降らせ、逆転で勝ち取った栄光のビッグイヤーとスコットランド史上稀代の名将、ジョック・ステイン率いる、セルティックパークから30Mile以内に生まれ育った伝説の11人+1人の”リスボンライオンズ”が成し遂げた栄誉を祝って、ライブあり、トークありの内容になるようです。
クーーーーーーーーッ、超行きたいーーーーー!!!!

 

でも、チケットはアウェー、アイブロックスのオールドファーム以上に難しい、「たった」の13,000枚、グラスゴーはもちろんの事世界中でチケット争奪戦になりそうですよね。

 

ビッグイヤーを前にイベントのプロモーションをする、スコット・シンクレアとレジェンド、ジョン・クラーク(左)、ジム・クレイグ(右)

そんな、めちゃめちゃ行きたいイベントですが、出演陣ももちろん豪華です。

 

まずは、セレブセルティックサポーターといえばこの人を置いて他にはいない、というぐらい有名になった、

サー・ロッド・スチュアート

サー・ロッドとジェイくん

もちろん、ステージで様々な名曲を披露してくれます。

そしてさらに、ジョック・ステインと並んでスコットランドの不世出の名将といえばもう一人この人を置いて他にはいません。

サー・アレックス・ファーガソン

スコットランドフットボール史上最高の栄冠を成し遂げた祝賀イベントに招待されたことはとても光栄だ。サー・アレックス・ファーガソン

 

サー・アレックスファーガソンといえば、ジョック・ステインの愛弟子!と言っても過言ではないほど、ジョック・ステインを敬愛していて、1986年のメキシコワールドカップ予選では、アバディーンの監督を行いながら、代表のアシスタントコーチを引き受け、ウェールズとの予選中に心臓発作で急逝したジョック・ステインの後を受け、暫定ながらスコットランド代表を率いた経緯もあります。
サー・アレックスはプロテスタントでレンジャーズファン、元レンジャーズの選手でもありますが、幼少時代、父親にレンジャーズとセルティックの試合を見に連れて行ってもらい、どちらを応援するか自分で決めていいと言われてレンジャーズを選んだというぐらい、フランクな家庭で育ったので、プロテスタントであるのにもかかわらずセルティックで輝かしい実績を残したジョック・ステインを選手時代から尊敬していました。

そんなサー・アレックスは、レンジャーズファンでありながらもスコットランド人としてセルティックの功績をリスペクトしていて、マンチェスターユナイテッド監督辞任後も、当時セルティックの監督だったニール・レノンにチャンピオンズリーグの戦い方をレクチャーしたというぐらい、スコットランドフットボールに情熱を持っている人です。
日本では全くそんなことは報道されませんが、そのスコットランドフットボールの金字塔に敬意を表して出演が決まりました。
さらには、S・A・TUR・D・A・Y NIGHT! でおなじみ、エジンバラ出身のバンド、ベイシティローラーズのボーカル、レス・マキオンも参加します。
と、こんな豪華なイベントなのですが、なんと今日、チケットが発売開始され、


たった15分で完売したそうです!!!Σ(゚д゚lll)


それもそのはず、たったの13,000席ですもんね。

それならセルティックパークでやればいいのに、、、

と、言いたい気持ちは山々ですが、もう一つその週の週末にビッグなイベントがあります。

King of Kings ヘンリク・ラーション帰還!盟友ルボ・モラフチクの11との対決でチャリティマッチ開催!

ラーション率いる元同僚と、ルボ率いるセルティックレジェンドとの対決!

 

5月の28日にセルティックパークで、夢の対決が実現します。

セルティック歴代ベスト11で唯一外国籍で選ばれたヘンリク・ラーションと、中村俊輔の前に背番号25を背負い、彼のセルティック初ゴールがオールドファームのレンジャーズ戦でしかも2ゴールを挙げた、元スロバキア代表で、JEF千葉でもプレイしたことがある、ルボ・モラフチクがそれぞれチームを率いて対戦します。

 

メンバーはまだ発表になっていませんが、2003年のUEFA CUP FINALのメンバーや2000-2001シーズンのトレブルメンバーなども入ってくるようです。さらには、現役引退後に前立腺癌にかかって闘病したジョン・ハートソンや、白血病にかかって同じく復帰したスタン・ペトロフなども呼ばれそう。

この試合の収益はセルティックFC 基金に全額寄付されるそうです。

この時期に死んでもグラスゴーに行っておきたいところですね!