Hail Hail

 

セルティック史上最高のキャプテン、ビリー・マクニールに痴呆症が発症

 

1967年イギリス国籍で初めてこのカップを手にしたのが当時セルティックのキャプテンだったビリー・マクニール

セルティックファンひいてはスコットランドの人々に悲しいニュースが飛び込んできました。
1967年のヨーロッパカップ(現チャンピオンズリーグ)優勝当時のメンバーにしてキャプテン。
後にセルティックの監督も務め、2003年のファンによる投票で「セルティック史上最高のキャプテン」に
選ばれた、ビリー・マクニール(76)が痴呆症にかかっていると、奥さんから発表がありました。

 

日本では全く知られていないビリー・マクニール、かくいう自分もセルティックファンになってから彼の存在を知ったほどでした。
(恥ずかしいことに、8~9年前にセルティックのスーパーストアで一番初めて見かけたのですが、その時も名前と顔が一致してなかった。。。)
しかし、世界中にいるセルティックファンにとってはセルティック史上最高のレジェンドの一人。伝説の「リスボン・ライオンズ」のキャプテンで、ユースから生え抜きのワンクラブマン(キャリア通じて一つのクラブだけでプレイした選手のこと)、さらにはのちに2度セルティックの監督にもなった、まさに「ミスターセルティック」と呼ばれるにふさわしい人でした。

 

それが残念なことに、70代後半にさしかかり痴呆を発症させたことでスコットランドのメディアも一斉に取り上げて、世界中のセルティックファンはもちろんの事、彼が監督したアバディーンやクライドのファン、さらにはレンジャーズのファンからもメッセージやツイートが寄せられるほど、人格も含め尊敬を集める存在なのです。
その後、2015年に渡英した時に出待ちで一緒に写真を撮ってもらいましたが、その時の印象として、以前は知的でしっかりしていた印象だったのが、ちょっとぼやっとした感じの印象に変わっていたので、少しびっくりしたのですが、自身の銅像除幕式でもかなり衰えた印象でした。

2015年にとってもらったビリー・マクニールとのセルフィ

クラブの最高責任者のピーターローウェルも新聞の取材に対し、全面的に彼と彼の家族をバックアップすると表明。
セルティックファンの一人として彼の幸運を祈りたいと思います。
Best Wishes YNWA Billy  and his family Hail Hail

ウィリアム(ビリー)・マクニール
生年月日:1940年3月2日
スコットランドのベルズヒル生まれ

ユース、ブランタイア・ヴィクトリア

プロ通算 486試合出場、22ゴールを全てセルティックで記録。

現役引退後、クライド、アバディーンの監督を経て、セルティックの監督を5シーズン。
さらにマンチェスターシティ、アストンヴィラの監督を務めた後、2度目のセルティック監督を
3シーズン過ごす。

選手として

スコティッシュリーグ優勝 9回(9連覇)
スコティッシュカップ獲得 7回
リーグカップ獲得 6回
ヨーロッパチャンピオンズカップ優勝 1回(1967)
準優勝 1回(1970)

監督として

スコティッシュリーグ優勝 4回
スコティッシュカップ獲得3回
リーグカップ獲得 1回