Hail Hail
2017年1月5日(木)
5時頃にちょっと目が覚め、6時にマークが起きてきたので目が覚めたが起きずに二度寝。
6時半過ぎにマークが出て行った後、シャワーを浴びて、荷造りをする。
7時過ぎにサンドラがやってきたティーを入れてくれる。
さらにサンドイッチを作ってくれて朝食。
サンドラが出かける時間になったので色々別れの挨拶を考えていたのだけど、なぜか出てくる言葉は「Thank you」しか言えなかった。
ただ、彼らとは今後もまた会うようなきがする。
今日はまだ時間があるので9時すぎまでいさせてもらおうと思っていたのだが、そういえばきになる場所があったと、荷物をまとめて出発。2日間お世話になりました。
外は晴れているけど激寒!今朝の最低気温は-4℃!、((((;゚Д゚)))))))
日が昇って氷点下ではなくなったが、それでも息は白く、空気が冷たい。
駅について、プラットフォームには行かず、駅の反対側へ出る。
そこは公園になっていて、おとといから気になっていた照明塔の正体は、陸上競技場のスタジアムだった。
芝生が霜で白くなっている中にまでキャリーバッグを持って入り込み、ライブ動画の撮影をする。
こんなところで動画撮ったのは初めてじゃないか。だいぶ撮影することにはなれたけど、やはり目線が定まらない。
動画を撮り終え駅へと戻る。お昼の待ち合わせまで時間があるので今日はブリットレールで地下鉄を使わずにロンドン北部に出るという列車に乗ってみる。
クリスタルパレスはロンドンの南側、ヴィクトリアとガトウィック空港の中間点ぐらい。そこから始発で、ハイバリー&イズリントンまでの列車が出ている。
名前の通り、アーセナルの旧スタジアムであるハイバリーと同じ名前の駅名が表すようにノースロンドンまでぐるっとロンドン東部を回って走る列車があるので乗ってみた。
この路線はロンドンのチューブマップにも記載されていてジュビリーラインのカナダウォーターやディストリクトラインのホワイトチャペルなどに接続していて便利。さらに乗り換えでワトフォードまで行けたりする。
結構混んでいる乗車率の車両に乗り込みしばらくロンドンの風景を見ながらの移動。ニュークロスゲート駅までは昨日のロンドンブリッジ行きと一緒だけどここから路線が変わる。
やはり地下鉄との連絡駅では人がどっと降りる。終点近くになると車内はガラガラ。10時近くに終点のハイバリー&イズリントンに到着。
駅を降りると商店が立ち並ぶ通りに出るが、目的までの行き方がいまいちわからないので地図で確認。まだ駅からは結構離れているようで、歩いて向かう。
10分ほど歩くと右手にエミレーツスタジアムが見えてくる。
ちょっと右折して信号を渡ると到着。
ちょうど10年ぶり2006年のオープン前、ハイバリーの最終年に来て以来。
その時の様子はこちら
あの頃、スタジアムはほぼ完成していたが、周りはまだ建設中だった。それが、付近に飾られたペナントをみるとエミレーツ10周年と描かれている。
今回はアーセナル駅から来てないので位置関係が良く分からない。
さすがに朝から観光客があちらこちらに見える。スペイン語やドイツ語なんかも周りから聞こえてくる。
写真を撮りながらぐるっと半周し反対側へ、有名なアンリの像は見当たらなかった。
エミレーツをバックに指を4本立ててお約束の写真を撮り、目的達成。
今年も安定の4位であることを願う。
エミレーツと旧ハイバリーの間に鉄道の線路があったとは記憶になかった。高架を通って、アーセナル駅近くに出る。
ファンではないが、ハイバリーには2001年に初めて行って以来思い入れがあるので、再度跡地を訪問。各旧ゲート前にはハイバリーがどの位置に立っていたかを表すモニュメントが立っている。さらに驚いたことになんと良く見るとメインスタジアムの外壁はそのまま建築されたマンションの外壁として使われていることだった。
ここまで旧スタジアムの面影を残しているところも珍しい。さらにはマンション内の敷地にも入ることができて、ちょうどピッチのあったあたりは中庭になっている。
ここにもエミレーツほどではないにしろ、自分を含めちょいちょい観光客が訪れていた。
エミレーツ&ハイバリーに長居するつもりはなかったが、時間を見ると待ち合わせの時刻が近づいているのでアーセナル駅へ。 改札を通ってからホームまでの長いスロープは相変わらず。
ピカデリーラインでキングスクロスへ、ノーザンラインに乗り換えロンドンブリッジへ、さらにジュビリーラインに乗って待ち合わせのカナリーワーフ駅へ着いたのが11時40分ごろ。待ち合わせ時間には間に合った。
駅に初めて降りると、ここはどこ?というぐらいロンドンに似つかわしくない高層ビルが立ち並んでいる。都内のオフィス街に雰囲気が似ている。
駅前でしばし待っていると、おなじみの顔が。東京CSCの初代プレジデントのユージーンと待ち合わせしていたのであった。
彼とは去年?自由が丘のパブであって以来1年ぶり。
仕事柄、東京には年に数回来ているので、会う機会も多いが当然ほとんど都内で。ロンドン在住なので会うチャンスもあったが、今回初のロンドンでの再会だった。
キャリーバッグを自分のオフィスにおいてくれて、予約してくれたレストランへ。
ここ一帯では唯一のスコティッシュレストランらしい。ハギスは食べないけど。
彼は家族とロンドンに住んでいて、ニューヨークと東京を仕事でもプライベートでも行ったり来たりしている。
ロンドンでの生活について聞いたり、ニューヨークとの行き来、次に東京来る予定などワールドワイドな話が続く。
もちろんセルティックの話や東京CSCの話題など、毎年東京来る時期がオフシーズンの6月とかなので、なかなかイベントの時がないが次に来日した時はメンバーに声をかけてみるよと言っておいた。
彼はスコティッシュだがニューヨーク滞在も長いので、アクセントはかなりアメリカン。さらに仕事モードも入っているのですっかりビジネス英語な感じで話していた。(プライベートになってもスコティッシュアクセントはでないんだけど)
今回の旅で初めて豪勢な食事をいただき、帰国前のひとときを満喫。1時間ぐらい掛けてゆっくり食事を堪能、最後に写真も撮ってもらい、おひらきとなった。
事務所に置いてあった荷物を取ってきてもらい、東京での再会を約束して彼はオフィスに戻っていった。
さて、飛行機の時間までなにしようということになり、初日に近くまで来ていたけど、実際にはまだ行ってないロンドンオリンピックスタジアムに行ってみることに。
今いるかなりーワーフからそのままジュビリーラインで終点まで行けば着くしね。
カナリーワーフはシティよりもっと洗練された感じのビジネス街、とりあえずまた来ることはないだろうなー。東ロンドンはここ数年で急速に変わっている。
地下鉄で15分ほどでストラトフォードへ。
駅を出て、道路沿いを歩こうと思ったが歩道からは行けそうにないので、ショッピングモールを通り抜けていく必要があるようだ。
買い物客で混雑したショッピングモールを歩いていると、ここもロンドンらしからぬ雰囲気、ショッピングモール自体は横浜や都内にあるのとそう変わらないし、ここはマンチェスターです、リーズです、って言ってもわからないほど区別がつかないというか地域性が薄れてしまったというか。
そんなことを思いながらプラプラ歩いてショッピングモールを抜けてスタジアム側の出口へ、あとはスタジアムまで長い専用通路を歩いていけば到着。
うーん、さすがにスタジアム周りに何にもない。スタジアムも外観はウェストハムのクレストやらエンジの色やらで装飾されているけど、クラブの雰囲気には全くそぐわない。
しかも、スタジアムの外観が円形的すぎてフットボールのスタジアム感がエミレーツよりも薄い。やはり同じカウンシル(自治体)所有のエティハドに似ている。あそこも最近はトラムが通ったり便利になっているが、旧スタジアムのメインロードの殺伐とした雰囲気とは全く違うスタジアムになってしまった。
ぐるっと一周していろいろトレバーブルッキングやボビームーアなどの歴代名選手の肖像が壁面に掲示されているが、現キャプテンのマークノーブルまであるのは如何なものか。
確かにウェストハム一筋だけど、イングランド代表歴もほとんどないし、在籍中にウェストハムがチャンピオンズリーグに出れるほど活躍したわけでもない。
なんて心の中でツッコミを入れながら一周しているが、一番感心したのはアウェーエリアとホームエリアを仕切っている鉄柵がえらくごついのは、フットボールらしくてよかった。
チケットオフィス、グッズショップ等を確認して一周し、再びショッピングモールへ戻る。時間は3時半、スタジアムの向こうに見える夕日がとても綺麗だった。
今度はセントラルラインに乗り、一気にセントラルロンドンへ、オックスフォードサーカスでベイカールーラインに乗り換えてベイカールー駅へ。
まだ少し時間があったので昨年お世話に成った美容室へ行ってみたが、結構繁盛していた。
さらに街中での最後の一杯をと思い、昨年行ったパブを探したが見つからない。
なんと残念ながら閉店してしまっていた。
仕方なく駅前のパブを見つけてブラックシープというエールビールを頼んだところ、これがまずいまずい!(リフレイン)よほどビールとは言えない代物。アルコール麦水という感じで炭酸性がゼロなのと(エールはもともと薄いけど)コクというかビールっぽさが抜けた感じで飲めたものではなかった。
半分ぐらい残してトイレだけ借りて店を出る。
久々にこっちで飲んでハズレのビールを引いた。
時間も5時近くになったので、ジュビリーラインでグリーンパークへ、そしてピカデリーラインに乗っていよいよヒースロー空港へ戻る。
その2に続く。
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