Hail Hail
2017年1月2日(月)
昨日1日寝たおかげか汗を出しきったおかげか、喉は咳と痰と痛みは相変わらずなものの、頭痛や悪寒は良くなっていた。熱は下がったみたい。
朝方シャワーを浴びてすっきりする。だいぶ復活してきた感じ。お湯を沸かしてお茶を飲む。
ゆっくり着替えたり、荷物の整理をしたりして9時半にホテルを出発。
シティセンターをウロウロしながら、ジョージスクエアへ。
セルティックパーク(パークヘッド)行きのバスが何番か調べるためにインフォに行きたかったのだが、昔インフォだったところはテナントが変わっていてインフォはウェリントン公の銅像の近くに移転していた。
再度ウェリントン公の銅像の近くでインフォを探すが看板が見つからないので、バス停で確認することにする。
いくつか系統があるようで、2番のバスが来たのでそれに乗ってみる。
俺「パークヘッドまで往復」
・
運転手「3ポンド40」
・
俺「4ポンドでお釣りある?」
・
運転手「この運賃箱にはそんな大層なものはねえ!」(次長課長河本風で)
・
俺「ガーン」
・
というわけで、4ポンド払ってお釣りが出てこない運賃箱を未だに使っているグラスゴーのバスなのであった。
タクシーのチップは気前よく出せるけど、お釣りが出ない(ロンドンの地下鉄の券売機もNo change givenとか堂々とあるし)ものに多めに払うのは、何かちょっと引っかかるのはなぜなんだろう。
15分ほどでセルティックパーク近くのショッピングモールに着いたのでそこで降りて歩いてセルティックパークへ。
今日のグラスゴーは快晴! 31日の大雨以外は天気に恵まれたグラスゴーだった。(体調は、最悪だけど)
太陽の光を浴びてセルティックパークがかがやいている。
やはりセルティックパークには太陽の光が似合っている。
日陰に入ると猛烈に寒いので、できるだけ日なたを歩いて正面玄関へ、運良く?この時間は誰もいない。
早速、いろいろ写真を撮ったり動画を撮影したりして過ごす。
もう、何度も何度も来ていて何度も何度も写真も撮っているのだが、来るたびに毎回写真を撮ってしまう。(アンフィールドのシャンクリー像も同じことが言えるな)
セルティックパークの様子を動画に撮ってみました。行ったような雰囲気を感じてもらえるかな。
そういえば、各ゴール裏スタンドの壁面には過去から現在に至るセルティックのレジェンド達の写真が掲載されているのだが、そういえば中村のが見当たらないなー、と思っていた。
毎回ジョックステインスタンドの方しか見ていなかったので、今回は時間があるからリスボンライオンズスタンドの方までくまなくチェックしていたら、なんとリスボンライオンズスタンドの一番はじに中村の写真があった。しかも彼だけなぜかプレイ中の画像が使われている。
この写真をツイッターとかに載せたら、俊輔サポからのリツイートが(うざいぐらい)たくさん来るんだろうなー。と思って、迷わず投稿。
そうしたら案の定“うざいぐらい”にリツイート、いいね、がたくさん来たww
日陰になるノーススタンドには回らず、元来た道を戻り、さすがにちょっと曇ると寒いので、スーパーストアに入る。
今シーズンのピンクの3rdストリップや、スカーフポロシャツ、リスボンライオンズのDVDなど欲しいものてんこ盛りでテンションが上がるが、今回は買わないと決めて臨んだ旅なので、いろいろ見て回るものの商品に手を伸ばさない。
しかも、さっきちょっと寒くなってきて風邪の症状がぶり返したぽいので、暖かいスーパーストア内で商品を見るふりをしながら温まっていると、ストアのスタッフの一人がこっちをジロジロ見ている。
自意識過剰かもしれないが、警戒している様子が見て取れる。
冗談でもセルティックのスーパーストアで万引き扱いするのだけはやめてくれよ。
こう見えても、おそらく日本人観光客で一番ここで買い物している人間なんだからさ(金額というより回数ね)
そのスタッフのにいいちゃんもずーっとこっちを監視しているんじゃなく、たまにこっちに近づいたり、入り口付近でガードしていたりだったので結局何もなかったのだが、あまりいい気分はしなかった。
まあこっちも病み上がりでフラフラして買うでもなく買わないでもなくな感じではあったのだけど。
結局、昔なくしてしまったデザインのスカーフを一本だけ買って店を出る。欲しいものを我慢するのはなかなか辛いものがあった。
まだまだセルティックパークにいたい(できれば中に入れてもらいたいけど)のだが、お昼も過ぎたのでシティセンターに戻ることにする。
ギャロウゲートに戻り、シティセンター行きのバスに乗り途中のアーガイルストリートと交差するところで降りてアーガイルストリートを歩く。
お約束のスーパードライのショップを冷やかす。欲しいものがたくさんあるが、荷物になるのでやめておく。最近はさらに独自色が薄れてきてどこのブランドかわからなくなっていった。
日本語が書いてある衣類もかなり少なくなっている。
お昼をどうしようと思ってブキャンストリートを歩いてみるが、まあショッピング中心の店並びなので食べるところが思い浮かばない。ソーキーホールストリートにオススメのインドカリーのレストランがあるのを聞いたが、ちょっと遠いのと刺激物は遠慮したい。
結局、CAFE NEROに入って緑茶を飲んで人心地、ついでにサンドイッチ(店内で温めてくれる)を食べて腹を満たす。温かいものが嬉しい。
緑茶をお代わりするぐらい気に入って、体を温め、周りの様子を観察したり、スマホいじったりでのんびり過ごす。
普段喫茶店でゆっくり時間を過ごすってしないから、かえって新鮮。
一旦、ホテルに戻ってちょっとだけ荷物を少なくして再度出発。
再びグラスゴー最古のパブ、スローンズへ。
今日はやっとお互いの都合があって会うことができるピーターと小一時間飲む予定。夕方から実家でパーティがあるらしい。
スローンズに入るとまだピーターは来ていないのでビールを頼んでちびちび始める。病み上がり?病中?のビールは体にしみる。
程なくピーター登場。1年半ぶりの再会にお互い喜ぶ。
カウンターで二人座りながら近況のこと大晦日の試合のこと仕事のことなど、つらつら会話しながら飲む。ありがたいことにピーターは機転が利く人なので、(まあスコットランド人らしく頑固でシャイなところがあるけれど)自分相手だとかなりゆっくりはっきりしゃべってくれるのでありがたい。
途中別のところで飲んでいたおばちゃんが注文をしにカウンターの自分の隣に立っていた時にふと自分のスマホの壁紙が目に入ったらしく、話しかけてくる。
彼女もセルティックファンらしい。
会話の内容をそれほど覚えてないのだが、病み上がりで2〜3杯飲むと相当酔っ払った。体力も復活していないのでアルコールが身体中に染み渡っている。
4時ぐらいにピーターはパーティのために店を後にする。今回何度か誘ったり試合後とかに会えないかなーと思っていたが、1日延泊して都合をつけて会えてよかった。
また、近いうちの再会を祈ってハグして別れた。
3杯目を飲み終えてから、店を出る。夕方のグラスゴーはもう暗くなり始めている。
おぼつかない足取りでホテルに戻って休憩、ちょっと休んでまた元気だったらセントヴィンセンツにでも行こうかなと思ったけど、ホテルに戻ってきたら、再び外に出る気力は全くなくなってしまっていた。
まだ、風邪も治りかけでよっているので、テレビを見て過ごしていたら眠くなりそのままベッドで就寝、何時間後かに目が覚めたので再び着替えて就寝してしまった。
グラスゴーの最後の夜も満喫、とまでは全く行かなかったのは残念。
・
次の日に続く