Hail Hail

 

2012年1月1日(日)

 

3時に一度目が覚めるも2度寝して7時に起床。

シャワーを浴びて着替えて朝食へ。
ここの朝食はがっかり。パンは硬いし、ソーセージはボソボソ、紅茶に至ってはミルクを入れるとなぜか緑色ぽく変色!

8時にチェックアウト、もう二度と利用することはないだろう。

ユーストン駅で8時50分発の特急でバーミンガムニューストリート駅へ。
10時17分にバーミンガムニューストリート到着。

荷物預かりで荷物を置いて身軽で出発。

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公園内にあるバーミンガム大聖堂

早くも難関のニューストリート駅前、ここから今回は一番離れたスノウヒル駅まで移動する。

迷路(と言っても今回は西にまっすぐ)のようなショッピングセンターを通り抜けると、大聖堂のある公園へ。

公園の通りぞいにスノウヒル駅への標識が出ているのでそれを頼りに歩いていく。

15分ぐらい歩いたところで、道の向こう側にスノウヒル駅を発見。

数人のWBAファンも駅に向かっているので後をついていく。

駅で待つ事15分ぐらい、キッダーミンスター方面の列車が到着。

この駅は実は隣のムーアストリートから繋がっているので、わざわざスノウヒルを利用しなくてもよかったんだと後々気づいた。

出発後たった2駅でホーソンズ到着。

ホームに降りて階段を登り右手にまっすぐ進むとスタジアムが見えてくる。

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ホーソンズ、テレビで見るより全然素晴らしいスタジアム

階段を上っている時に日本人がいたので声をかけ一緒にスタジアムまで行くことにする。
留学中の学生さんで昨日はマンチェスターで、ユナイテッドとブラックバーンの試合を見たそうだ。

さらに先日のリバプール x ニューカッスルの試合にも行っていたらしく雨のなかダフ屋と勝負して£60で手にいれたらしい。若いのになかなか度胸があって素晴らしい。

当日朝行ったらリターンチケットで手に入ったよと教えると非常にびっくりしていた。

お互いに色々情報交換をしながらスタジアム到着、彼は事前予約しているのでコレクションポイントへ、自分は当日券なのでここでお別れ。

当日券を求める列にはまた別の日本人が2人、マンチェスターからでもロンドンからでもこれる元旦の試合の狙い目なのだろう。

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自席から、スタジアムは8割以上の入り

席はホームでもアウェーでも選べるらしいが無難にホームのサイドを選ぶ、£40とちょっと高いがバックスタンドの良さげな席。露店でプログラムとスカーフを購入。

まずいのに無理して朝食を食べた影響か食欲がない。。。マックでもと思ったがやめ、スタジアム内でビールでもと思ったが、ハーフタイムでいいやと何も買わずにスタンドへ。

当初試合開始は13時だと思っていたが30分早く12時半のキックオフで、もうほぼスタンドは埋まっていた。

席はバックスタンドの前から13列目でまあまあ見やすいけどちょっと低いかな。

試合中も雨が落ちてくると屋根があるのにもかかわらず結構な確率で濡れてしまう。

WBAの注目はアイルランド人のシェーン・ロング、2トップを組むオデンウィンギーとどういう攻撃を見せてくれるのか、一方のエバートンはドイツワールドカップで日本相手に2点決めたケイヒルが出場。

しかし、試合内容はなんとも締まりのない展開、互いにミスパスが多くチャンスを作り出せない。
あまりにも両チーム不甲斐ないので自チームの選手に文句を言っている選手も多かった。

エバートンの右サイドのヒバートが手前側タッチラインを何度も疾走するので彼にボールが来れば、と思うが、ほぼほぼ徒労に終わる。

前半は見所少なく0-0で終了。

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後半決勝ゴールを決めたアニチェビ(左手前)

ハーフタイム中、雨を避ける為コンコースの中でモニターを眺めて過ごしていると、近くに別の日本人が。

今日はあちこちで見かけるなーと思っていたら、その日本人の若者に変な格好のおっさんが話しかけている。

彼に話しかけた後今度は自分のところにやってきて何やら宗教をやっていてホームページがあるのでアクセスしてくれと名刺を渡される。適当に話を合わせてゴミ箱行き。

後半はWBAが攻勢をかけるがなかなかゴールを割れない展開が続く。前線の2人やMFのモリソンが盛んにゴールに迫るが、枠を取らえられなかったり、DFにブロックされたり。

釣れない時の釣りと一緒であっという間に70分、75分と過ぎていく。エバートンも攻撃の札を2枚切り、サハとネヴィルに変えてアニチェビともう一人名前も聞いたことない選手を投入。

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意外にこの日は静かな駅ホーム、負けたのも影響か

ホーソンズの駅が小さいので後から行くと必ず入場制限がかかるだろうと思い、試合終了前にスタジアムを出るつもりで時計を気にしながら試合を見ていたが、85分にWBAのチャンスが実を結ばずゴールキックとなり、GKハワードが蹴ったところでじゃあそろそろ出ようかな、と思った矢先に交代出場で入ったアニチェビが、カウンターからの決勝ゴールを決めた!

沸き立つアウェースタンド、と一方でがっかりしたWBAファンの多くが出口へ急ぎ始める。

ゴールで喜ぶアウェースタンドを眺めつつ、人の流れが早まったと負けずに外へと急ぐ。

10分後途中で試合終了の歓声を聞きながら駅へとたどり着いたところ、まだバーミンガム方面のホームはそれほど混んではいなかった。

しかしその後、後から後から続々と帰りの電車に乗ろうとするファンがやってきてものの10分もしないうちにホームは満員となり、早くも入場規制が始まっていた。

バーミンガム行きは当初スノウヒル行きだったが行き先変更でもう一つ先のムーアストリートまで行くことに。
車内には日本人が3人、韓国人のフットボールファンも2人乗車していた。

ムーアストリートで降車しニューストリート駅へ。
荷物をピックアップしてパイ屋さんのPastiでパイを2つ購入し、始発のグラスゴーセントラル行きに乗車。

15時20分 バーミンガムニューストリート → 18時10分 グラスゴーセントラル着

車内から夕焼けが見えて素晴らしい。年が明けると急激に日が長くなってる気がするのは気のせいかな?

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車窓から見える夕焼け、全く建物がないので雄大な眺め。

数日ぶりのグラスゴーは相変わらず風が強いがそれほど寒さは感じない。
まっすぐユーロホステルに行きチェックイン、今回はダブルベッドの部屋。

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セントイーノック近くのライトアップされた鹿のオブジェ

ここに今日泊まるもう一つの目的が「洗濯」コインランドリーがあり、洗濯と乾燥ができる。
2階のランドリーに行ってみると洗濯機が2台あるがいまいちやり方がわからず、まず洗濯槽のドアが開かない。
いくら引っ張ってもボタンを押してもあかないので、コインを入れたら開くかな?と思って入れてみたらなんと空のまま洗濯を始めてしまった!!

運良く誰もいなかったので、これはこれで放置して(汗)もう一台で再度チャレンジしたら今度はうまく使うことができた。

洗濯が終了した後今度は乾燥機、1回50pとあったのでコインを入れてみるが、これでは不十分。
もう小銭がなかったので仕方なく生乾きのまま部屋に戻り部屋の暖房近くで乾かすことに。

洗濯終了後、外に出てグラスゴーライフを満喫しようと知っているパブに行くが、さすがに元旦、すべてクローズド。わざわざギャロウゲートまで行ってみたがこっちも全滅。(開いていないという意味で)

結局ホステル併設のいつものバーで3杯ほどビールを飲んで就寝。

なかなか今回はセルティックパブに行くことができなくて残念。

次の日に続く