Hail Hail
2007年1月4日(水)
・
7時半起床
途中2度ほどトイレなどで起きる。
朝シャワーを浴びようかと思ったが、携帯シャンプーセットが見つからず断念。
準備をして8時にチェックアウト。
TESCOでパンとジュースを購入。スコットランドポンド紙幣が残っていたので10本入りのタバコを紙幣で購入。
お釣りを硬貨でもらいこれでスコットランドポンドはなくなった。
セントラル駅に行き時刻表確認、9時ちょうど発のペンザンス行きがあるが、エジンバラ、シェフィールド経由のルート。今回の旅行では好きなグラスゴー、カーライル間を通ってないので、最後ぐらいはとおもい9時39分発のロンドンユーストン行きに乗車することにする。
なんとこの列車、途中止まるのがカーライルとプレストンの2駅のみ!9時発で行くよりも全然早く着きそう。
ホームに入線してきてファーストクラスに乗り込むと、やーーーっと各席にナイフとフォークが置かれている。
今回最後のファーストクラスで初の食事付き。しかしながら朝食にTESCOのサンドイッチを食べてしまったので食欲はあまりない。
今回初めてのブリットレールパスのファーストクラスだったが8日間でロンドン、カーディフ、バーミンガム、シェフィールド、リバプール、カーライル、エジンバラ、グラスゴー、インヴァネス、そしてロンドンと、走行距離と使用回数からしたらプラス1万円ならお得かも、しかもインヴァネス行きの出会いもファーストクラスじゃなかったらありえなかったし。
車内ではひたすら日記を書き続け、あとは景気を見たり今回の旅を反芻したりしてたら、快適な旅ほどあっという間に時間が過ぎ、気がつくともうロンドン近郊。
列車は定刻15分遅れでロンドンユーストンに到着。
風がちょっと冷たいが気温はそれほど低くない。
フライトまでは全然時間があるのでロンドンを歩いて探索、ユーストンを南にずっと進んで行く。
ロンドン大学の脇を通り、大英博物館の近くを通る。さらにどんどん進んで行くとピカデリーに出るかと思ったらトラファルガー広場に出た。
平日の昼間なのにここは観光客でいっぱい。5回目なのにちゃんと訪れたのはおそらく初めてかも。
ライオンの彫刻にまたがっている観光客多数、こういうところは寛容というか興味なしというか。
西へ歩いてピカデリーに出てロンドン三越で一休み。
日系のデパートなのに店員も客も日本人より韓国系の人が多いのは何故だろう。
地下の本屋に行くと日本の書籍多数、ガイドブックも充実。さらにそこには日本人向けなのかフットボールクラブのカレンダーも置いてある。
日本でも人気のマンチェスターユナイテッド、リバプール、ロンドンのアーセナル、チェルシーとまあ無難な品揃え。
さらに日本語POPも置かれており、ちょっと気合が入っているのがわかる。
POPには「イギリスサッカーチーム、2007カレンダー 中村俊輔のチームもあります。」
と、あるので、あーそういえば今年のセルティックのカレンダー買いそびれたからこの際買ってもいいかなー、と緑色のカレンダーを探すが、どこを探してもない。ない。ない。
あるのは、なんと「レンジャースやないかい!!!」
百歩譲って両チームのカレンダーがあるなら許そう。POPにわざわざ「中村選手」と書いといて、レンジャースのカレンダー「だけ」置いてあるとは、どういう了見じゃい!!激怒
怒り心頭しつつも、ただ、これはこれで非常に美味しいネタだな!と思いレンジャースのカレンダーの上にPOPを置き証拠写真としてパチリ。
でも、本当に間違ってレンジャースだけを入荷していたら悲しいなー。
せめて両方入荷させたけどセルティックは日本人観光客が買ってって早くも売り切れた、というオチを期待したい。
三越を出てSOHOへ、ブランドショップやお洒落な店が立ち並んでいるのがSOHOと思いきや風俗やアダルトショップなどもある一角もあるんだと知る。
昨年見つけたフットボールショップ「Soccer Scene」を探しているのだがなかなか見つからず30分以上ウロウロしてようやく発見。
グラスゴーでは見つけられなかったセルティックビューが置いてないかと思ったがさすがに置いてない。また下位リーグのクラブのスカーフもあれば欲しかったがさすがにプレミア中心しか置いてないので、残念ながら目的は達せず。
トットナムコートロードに出てパディントン行きのバスを探す。
7番のバスがパディントンいきなのがわかり、バスが来たので乗車すると、あれれ、方向は合っていると思ったのに、なぜかラッセルスクエアで停車、その後、なんと車内電気が消された!
なんと逆方向に乗ってしまった模様。
仕方なく乗ってきたバスが再度出発するのを待っていたが、他のバスが先発しそうなので慌てて乗ろうとすると、目の前でドアを閉めて出発しやがった!!!怒
せっかく地下鉄じゃなくバスで運賃を浮かそうと思ったのに、これじゃああまり変わらないと嘆きながら再度片道運賃を払って乗車。しかも夕方の帰宅時間で道路は大渋滞!基本ロンドン中心地の道路は一通なので、全然動かない。
30分以上経ってようやく流れ出し、バスは一路パディントンへ。
17時30分ごろパディントン到着。
17時40分発のヒースローエキスプレスがあるので、タイミングよく乗車。
たった15分だが、ファーストクラスにはモニターもありニュースを放映中。
17時55分ヒースロー空港到着、ターミナル3へ移動。
大韓航空のカウンターではチェックイン時できるだけ後ろの席をお願いする。
荷物を預けて手荷物検査場に行ってみると唖然!
ものすごい行列!なんと列がターミナルの端まで続いている。(このころのヒースローは、ロンドンでテロがあった影響でものすごく警備が厳しくなっていた)
飛行機の出発までまだ2時間あるので大丈夫だと思うが、どれぐらい待たされるのか想像もつかない。
列は牛歩の如きペースで進みなんと、並びだしてから50分ぐらい掛かってようやく順番がやってきた。
手荷物検査は一発オーケーでその後のパスポートコントロールがあり、さらに靴を脱がされて靴の検査までおこアンっていた。
ようやく全ての検査を終えてDuty freeへ。そこで速攻買い物をしてもう出発30分前。
最後の一杯をと思ったがさすがに時間がないのでゲートへ急ぐ。
長時間フライトに備えて最後の一服をしてゲートへ、到着後15分ぐらいで搭乗開始。
席は中ほどの通路側、2列前なら非常口前で足が伸ばせる席だったのだが、残念。
ただ、後ろの席を見るとやはり行き同様に誰も座っていないので、離陸前にCAに確認して速攻4席独占に動く。
最初最後列を確保したが、トイレがうるさそうなので、一つ前にずれる。
そうするとそれを見ていた他の客もあれよあれよと移動しだす。
これで往復ともに4席独占の快適なフライトとなった。
飛行機は10分遅れで離陸、夕食後にはもう東欧圏上空を飛行していた。
消灯になり寝苦しいときも何度かあるが、それでも足を伸ばして眠れる幸せは何物にも代えがたい。
到着1時間前に朝食、その後定刻よりも1時間も早くソウル仁川空港に到着した。
到着後すぐに飛行機を降りトランジットのため再度荷物検査へ。ベルトで金属探知機に引っかかる。
ターミナルではタバコを吸いに行ったり無料インターネットをしに行ったり韓国海苔を買ったりして過ごし、成田便へ搭乗、ただ、他の接続便が遅れて、15分遅れでの離陸となった。
機内では夕食が出て焼肉弁当はなかなかうまかった。
12時間のフライトに比べると1時間半は本当あっという間。20時50分成田空港着。
荷物が出てくるのが遅く時間がかかり到着ゲートを出たのが21時30分。高速バスの切符を買って、新宿行きに乗車。
高速が空いていれば成田エキスプレスよりも早いかも。
23時に新宿着。電車で自宅最寄り駅へ。
家に近づくにつれ出発時のPCの電源付けっぱなしを思い出す!ああ、それが原因で火事になってたらどうしようとか、行方不明で捜索願が出てたらどうしようとか、不安になりながらチャリで帰宅してみると、大丈夫。火事は起きてないし、PCも電源は落ちていた。(当たり前か)
ようやく帰ってきた我が家にホッとしながら長旅の慰労を兼ねて祝杯をあげながら思い出に浸る。
なんだろうすぐに会える距離じゃないとこに住んでいる人たちなのに身近に感じるのは。
世界が広がった、というよりも世界が縮まった感じが強い。まあ簡単にひょいひょい行けるわけでもないんだけどね。
そんなこんなで5回目の旅行も無事終了となったのでした。
おしまい。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
一言コメント等感想を頂けると大変嬉しいです。
- 投稿タグ
- #UKフットボール, #イギリス, #イングランド, #セルティックライフ, #ピカデリーサーカス, #ロンドン, #旅行記